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シルウェストレ ~シルウェストレ目線~

 えっと、今回は元の作品には無かったお話しです。

 何となくケンヤとの出会いを、シルウェストレ

目線で書いてみました。


 ご意見ご感想お待ちしておりますm(_ _)m

 ちょっとちょっと! なんなのよあれ!?


 目の前で一刀両断されるゴブリン!


 いきなりすっころんだりしちゃうし〜、ハラハラして見てたら……アイツ超強いじゃん!!

 なんか他の冒険者と雰囲気違ったのよねえ、思わず後付けちゃったどびっくりよ!

 

 あ、ゲロゲロ〜! ケラケラ


 もう少しついてこっ!




 あ、あたし……何みせられてんの……?


 積み上がっていくゴブリンの残骸……相変わらずゲロゲロしちゃってるけど……、あっ! ゲロゲロしなくなっちゃった……慣れたみたいね、ちょっと残念。


 けど……こいつ凄いわ! 一体何匹目よ……、え? まだやるの!? この森のゴブリン絶滅させる気!?


 あ、休憩みたい。


 どうしよう……声かけちゃう? かけちゃう? かけちゃおう!!



 こっち



 あれ? 気付かない?



 こっちだって!



 もう! せっかくあたしが声かけてんのに!!


 気付いて貰おうと頑張ってゆさゆさ木の枝を揺らしてみる。


 あ、あれ? なんでポカーン? あっ! そりゃそっか! 姿消してたもんね。テヘペロ


「どやっ!」


 なんで? 今ちゃんと見えてるはずよ? 何その薄いリアクション!!


 よ、妖精ですって!? 大精霊のあたしに向かって妖精ですって!? あんな羽虫と同じじゃないわよ!

 これはしっかり違いについて教えてやらなやきゃ!!


「と、とにかく妖精なんかよりずっと凄いの! 偉いの! カッコイイの!!」


 理解出来たかしら? 出来たようね!



 ん? 何の用ですって? そんなの決まってるでしょ!


「あんた面白すぎだからついて行こうと思って! 良いでしょ? 精霊がついてるなんて自慢出来ちゃうよ! どやっ!」


 うんうん! あたしがついて行ってあげんのよ、感謝感激雨あられかしら? 


 へっ? 何が面白いかって? そんなの決まってる! ゲロゲロ〜でズコーなのよ?

 ケラケラ……………ち、ちょっと待って!! 何よ! その殺気!!


「ちょ、ちょ、タンマ! タンマ! 剣を収めて! 忘れる! 記憶消去するから、とりあえずその殺気抑えてえ〜」


 なんなのよ! 大精霊のこのあたしをおびえさせる程の殺気!!

 えっ? レベル90!?!? しかもただの戦士職!?

 色々ぶっ飛んでるわねえ……けど……


 ますます気に入ったわ!!


 そう、ケンヤって言うのね。


 絶対絶対ついて行こ! って、あたしが心に決めてんのに、なに置いてこうとしてんのよ!!


「連れて行ってくんないなら、あんな事やこんな事ピサロの街の人に言いふらしてやる!!」


 おっ! ビビってるビビってる。

 

 これは勝ったわね!


 けど、本当に何者かしら? レベル90には驚いたけどただの戦士職なのよね〜そう言えば以前いた勇者も確か……


 まあそんなのどうでもいっか!


 あたしがケンヤを気に入っただけだしっ!


 そうだ! 逃げられない様に ” アレ ” 付けちゃお!!


 後でステータス見たらきっと驚くわよ〜、ケラケラ


 次回は通常どうり、修正版になります。

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