第67節 嬢王陛下は領土拡張をお望みです
SLGとか、国取りものとかのゲームが好きです。
信長のあれとか、そういうのですよ?
基本的に、領土を拡張して、世界征服を目指すんですよね。
日本統一とか。
今回は、そんな悪巧みのお話です。
それでは、どうぞ。
<異世界召喚後15日目早朝:ウーバン駅/野中視点>
今日は早朝から、ウーバン駅まで来ていた。
嬢王陛下に呼び出されたからだ。
要件は難しい話だった。
曰く、
「この国を立て直す!」
と、鼻息荒く息巻いておられた。
ただ、所詮は高校2年生。
テレビの知識と教科書の知識しか持ち合わせてはいない。
どうしろというのだ。
と、いうわけで、3人集まれば文殊の知恵。
僕と伊藤さんとレインの3人で頭を突き合わせれば、何か具体案が出るのでは?
そういうお話だった。
ちなみに、ウーバン村に来たのは比較的大勢だった。
ラストとロッコは今日から、町の中に線路を引く予定だ。
今後は、トロッコで人も運んで、運賃収入を稼ごうという算段だった。
そうしたら、お買い物とか便利になる。
高齢者とよろず屋にやさしい仕様だ。
でも、この企画には問題があった。
村の中央を南北にYの字で流れる川を、どうしても一度はまたがないとダメだった。
貨物用のトロッコは重い。
今の木の橋では危険だ。
石橋を作る必要があった。
そこで、石橋を作るために今日は山賊団の親分たちも来ていた。
トロッコでヒャッハーするだけが仕事じゃないところを見せてくれるそうだ。
大丈夫だろうか。
不安しかない。
とりあえず、朝が早かったので伊藤さんと大岩井さんと、新しく大きくなった駅で集まって朝食を摂った。
村長さんとかグラニーも同席だった。
大岩井さんの新作キノコが食卓に上がっていた。
グラニーが大岩井さんに教えた食べられるキノコたちだった。
おいしかった。
キノコは、どう調理しても、だいたい美味しい出汁が出て、肉感もあって美味しい。
栄養もあるし、美容と健康にもいい。
村長もグラニーも大喜びで何よりだ。
大岩井さんは今日も町の南門の外で、堀と土塁を作っている。
ラストとロッコは、とりあえず、引けるところまで線路を引く作業をしている。
伊藤さんの配下であるマインウルフの奈々子たちは、門番とパトロールのお仕事中だ。
今日も何匹かのモンスターを狩り採ってくるのだろう。
伊藤さんが昨日のうちに、この村の問題点を弾き出していた。
備忘録からは、お風呂とトイレが要求されていた。
とりあえずそいつらは、駅を大きくしたら解決した。
村の分を考えると、規模の大きさから、ちょっとすぐはできそうになかった。
目先の問題として、ガーター辺境伯が攻め込んでくるという面倒な問題があった。
ガーター辺境伯からすれば、自分の領土を盗られたのだし、怒るのも当然だろう。
そのあたり、ちゃんと女神(仮)が連絡をするはずもなく。
ガーター辺境伯が住んでいるミャオー町は今、レイン先生が地味に攻撃している最中。
レイン先生は、川の上流を爆破して水を堰き止め、水が下流に行かないようにしやがった。
水利拳! とか、必殺技みたいに言っていたけど、流されない。
いや、流れを無くしたのはレイン先生なんだが。
関西の方では、よく、滋賀県民が怒ったら、京都と大阪に流れる水を止めるぞという冗談もあるけれど、本当にされたら関西の大都市の都市機能が麻痺するんだよね。
滋賀県民を怒らせたらだめだよ?
あと、静岡県民を怒らせると、東海道新幹線を止■■■、■■■■■■■■■■。■■■■■? ■■■■■? ■■! 静岡空港駅?
とにかく、これは戦争なんじゃないだろうか。
近代でも現代でもないので、もちろん宣戦布告とか戦争法とか条約とかない。
ひたすら、相手になめられちゃいけないって話だ。
ガーター辺境伯に、たかが村の一つ、大したことないって完全に舐められている。
すぐにでも、村一つくらい滅ぼせるぞと圧力をかけられているようではダメだ。
むしろこちらの方が圧力をかけられるようにならないと、下に見られたままだ。
ただ、これを戦争と仮定するならなら、そもそも戦わずに勝つことができれば最高なのだが。
こちらが強いんだって、戦争したら負けると思わせられたら、戦争ふっかけてこないだろう。
そこまで話をしていて、伊藤さんは不快な顔をしていた。
レイン先生はイケイケだった。
ユリは、床に顎をつけて休憩兼警戒中だった。
顎で周囲の振動を拾いつつ寝ていた。
「戦争はいけないことだよね。いっぱい人が死ぬからダメだって、学校の先生も大人もみんな言っているし。日本の憲法でも、平和主義なんでしょ?」
伊藤さんは、優等生で風紀委員だった。
根っからのいい人だった。
僕やレインのように、修羅場をくぐり抜けてきているわけじゃない。
ある意味お嬢様だったので、その意見は至極当然だった。
「僕らが戦争を吹っかけられていなくて、明日にも攻め込まれる状況じゃなければね?」
「とにかく、どうしたらガーター辺境伯が攻めてこなくなるのか考えてよ。」
流石に平和主義者の伊藤さんも、攻め込んでくることには同意しているようだ。
そこまで歪んでいなくてよかった。
もしかしたら、絶対に攻め込んできませんとか言い出したらどうしようかと思った。
「話し合いで解決とか、学校の先生だとよく言うけど、多分無理でしょ? 絶対に攻め込んでくるのは分かるよね? 大岩井さんがそのための防備、急いで作っているところだし。」
「とにかく、アメリカみたいに攻め込む方がどうかしているって思わせないとダメなの? どうすればそうなるのかな? 世界一の軍事力とか、無理だしね。 経済力なら、頑張ればいけるかな?」
嬢王陛下は武力による戦争に対して、経済戦争を御所望のようだ。
確かに、一見平和的手段に見えるけれども、具体的な死者が目に見えてこないだけ卑劣な戦争だ。
一見して、経済学の通り、貿易をした方が効率が上がり、絶対的に有利なはずなのだが。
現実問題としては、経済戦争でも間違いなく死者は出るし、犠牲者は多数でる。
なんなら武力衝突と比べて、経済戦争の方が犠牲者が多い場合だってある。
ただ、直接殺傷したりされたりするわけじゃないので、分かりにくいだけだ。
「でも、経済力を大きくしたいなら、市場を大きくしないといけないよね。だったら、領土を拡大するべき? え? これも危険思想なの? ファシズムだって? そうなの? じゃあ、商業的に、市場を開拓するっていう表現なら?」
嬢王陛下は、思いのほかアグレッシブでいらっしゃった。
さすがの僕も、市場のために領土を拡大しようとか、日の沈まない国イギリス的な考え方は、再考していただいた。
「そう。だめなの? うちの石炭とか鉄鉱石とか買ってよねって。年間10t買うの、義務だからねとか。」
「どこの暴力団だよ? みかじめ料だってもう少し慎ましいわ!」
嬢王陛下は、暴力団以上に横暴だった。
このままでは、パンがなければのくだりを言い出してしまいそうでコワイ。
「え? ダメなの? だって、うちでしか取れないんでしょ? 独占企業なんでしょ? 絶対によろこんで買ってくれるよ? アメリカだって日本にやってることだから、大丈夫だよ。 毎年お米とか、牛肉とか、条約の決められた量、ちゃんと買ってるよ?」
「アメリカみたいな横暴な国の真似しちゃいけません!」
伊藤さんはきっとストレスが溜まっていたのだろう。
いつもよりかなり毒舌だった。
「あれもだめ、これもダメって、反対意見ばっかり。じゃあ、野中が考えてよ。この国、今後発展させるのに、どうすればいいの? 私は国民がみんな、笑顔になるようにしたいの。」
「笑顔にって、具体的には何が笑顔を奪っていると思うんだ?」
だいぶふんわりした目標だったので、具体的な問題点を洗い出そうと質問を返してみた。
「とりあえずは、そう。冬だからって食べ物が足りなくなるとか、そう言うの無くならないかな? まずは、そこから始めたい。衣食住からだよ?」
「食は、大岩井さんが何とかしているんじゃないかな? 坑道でウドまで作っているくらいだし。この村の人間を食べていけるようにする分には、十分な食料が供給できているはずだが。好き嫌いしなければな?」
「でも、技能を使っているから。国民が普通に農業で作ろうとしたら、やっぱり農地の確保が必要でしょ? それならやっぱり土地は広くないと。領土の確保が必要なんじゃ?」
やはり、嬢王陛下は領土的野心を隠さない。
「この異世界の場合、食料の増産ができないネックは土地の広さじゃない。モンスターに襲撃されずに安心して農業を営むことのできる土地が、町や村の周辺だけにしかないことなんだよきっと。だから、少し街から離れただけて、農業ができなくなるから、どうしても生産量に限界が出てくるんだ。」
「だったら、今作っている土塁みたいなので囲んで、村を広くして、その内側に農地を作ればいいんじゃない?」
「人が住んでいる間隔が広くなると、モンスターから守りきれなくなるから、本末転倒になるよ? 村が小さいのは、人口が少なくても効率的に防御するのが目的だからね。」
農業の話は、確かにそうだ。
村からだいぶ離れていても穀物を作ることができていれば、大増産が可能で、そもそも流通の必要すらなくなる。
でも現実問題としては、この冬、大岩井さんのチート行為による、食料大増産がなければ、この村の越冬は危なかった。
単純に人間の数の問題なんだとかいうと、伊藤さんと同じドグマにハマってしまう。
すなわち、領土を拡大して国民を増やせばいいと。
まずい。
元の世界でも、いろいろな国がこのドグマにハマって、戦争したり戦争したり戦争したりしていたから。
できるだけ、戦争は避けたいんだよ。
「あと、国なんだから、国を守る人間が必要でしょ? いつまでもマインウルフに頼るわけにもいかないし。人間の兵士も育成しないと。」
「ああ、それならちょっとだけ当てがある。冒険者ギルドのギルドマスターが、めぼしい子供を育成しているそうだ。なんなら、兵士として雇うのもいいかもしれないな。」
「それ。早くそうしておけばよかった。ゴーレムさんと組ませれば、町の守りを強化できるし、雇用が増えるから。」
嬢王陛下は、少年兵を御所望の様子。
人権団体がこの世界にもいたら、非難轟々だろう。
でも、背に腹は変えられない。
なにより、こっちは命がかかっているんだ。
一番大切な人権は「生存権」だよ。
生き残る権利が、一番大切なんだよ!
その他の権利は、「生存権」が確保できてからの話だからね。
それに、ほとんどの国が、死んだ人の人権は認めていないしね。
「死んだ勇者がいい勇者だ」とか言われないようにしないと。
「とりあえず、炭鉱も軌道に乗った。トロッコも村と繋がった。石炭の心配も無くなったし、鉄が確保できるから、武器とかの制作も、職人さえ確保できれば問題ない。国防の観点からは、それで問題ないはず。」
「じゃあ、まとめるね。
1 領土を拡張するのは、戦争を呼び込むのでできるだけ避けたい。
→ 人口を増やすには、領土の拡張が手っ取り早い。
→ 農地の拡張にも、領土の拡張が手っ取り早い。
2 農作物の増産には、農地の拡張と人手が必要。
→ 農地の拡張には、モンスター対策が必要。
→ 柵や土塁、村の内側に農地を持ってくるなどの案がある。
3 人口増加には公衆衛生の向上が必要。
→ トイレとかお風呂とか、そういうのをきちんと普及させたい。
→ 文明・文化の伝達と、それらの箱物が必要になる。
4 国防には兵士の育成が必要。
→ 目先の問題は、自分たちとマインウルフで対応できているが長い目で見るとまずい。
→ 若い兵士を育成しつつ雇用することで、兵士の増加と雇用の創設ができる。
って、こんなところかな?」
「実務的には、結局、政治・経済の教科書は役に立たなかったな。」
「十分に役に立っているから。どちらかと言えば理科の教科書とか地理の教科書が役に立っているから。あと、歴史も。政治・経済は、元の世界の文明レベルに合わせてあるから、ほとんどこの世界では意味をなさないと思うの。」
「そうか、役に立つ教科が違かったか。どうしても国家運営なんて考えようとすると、政治・経済だろって、倫理だろって、公民だろって思うんだが、やってみるとそれ以外が役に立つのな? 不思議。」
思った以上に国家運営の役に立たなかった公民と、意外と役に立った地理歴史、あと理科。
そのうち、数学なんかも役に立ってくるのかもしれない。
体育なんかはそのまま役に立っているのかどうか。
実戦で武道が役に立つのかどうか。
こっちは、役に立たない方が御の字なんだが。
「今日は、レイン先生おとなしかったな?」
「国家運営は難しいのですよ? 今の話を聞いていて、不安しかないのです。でも、任せるのですよ? 要所要所で口を出して、方向修正してやるのです。この世界には、この世界のやりようがあるのですよ?」
「具体的には?」
「元の世界には、魔王軍は存在しないのです。魔法も存在しないのですよ? 何なら、スキルとかレベルのシステムもないのです。それが完全に抜け落ちているのですよ? あと、村を見て、なんで若い子しかいないのか、よく考えるべきだったのです。」
レイン先生の指摘は、辛辣だった。
つまり、この世界の現状はもっと厳しいのだと。
村にピチピチの若い女の子しかいないということは、村長とかよろず屋の店長を除けば、年老いていく前に死んでしまうということ。
その原因が、食糧事情によるものなのか、衛生環境によるものなのか、モンスターによる襲撃によるものなのかはわからない。
でも、現実として、そういう結果が目の前にある。
若いお姉さんばっかりと喜んでもいられない。
釘を刺されてしまった。
「レインさんには、もっと別の問題が見えているっていうことのなの?」
「その通りなのです。でも、日本から来た2人には、なかなかわかりにくいし認めたくないものがたくさんあると思うのですよ? 農業で言えば、害獣ペガススなんかがいい例なのです。」
「いや、ペガススは、害獣じゃないだろ?」
「奴らは、空から大量に押し寄せてきて、麦畑を全滅させるのです。冬になると、穀物倉庫とか藁倉庫を襲って、その町の食糧事情を逼迫させるのですよ?」
おい。
たった一種類の異世界の生き物によって、僕らの常識は覆された。
「だから、もし、農地を拡張しても、いい餌場が増えるだけなのです。そして、餌場が増えると、ペガススも増えるのです。最悪なのです。元の世界で言うなら、バッタの大群が押し寄せてくるのと同じなのです。しかも、国によってはペガススの殺傷は宗教上禁止されるのです。無理ゲーなのですよ?」
「そいつらは、とっ捕まえて軍馬みたいにできないのか? 鉄道どころじゃない機動力が手に入るんじゃないのか?」
「もしそうなら、辺境伯とかが乗ってきていたのです! 無理なのですよ。馬面なのに、賢いのです。なんなら、人間の言葉くらいは知っているのです。」
「なら、共生はできないのか? 食わせてやるから働けとか?」
その発想はなかったらしい。
「や、奴らは誇り高いのです。人を背中に乗せたりはしないのですよ?」
「そう言うものか?」
「そうなのです。」
「ねえ? それって白馬なの? 翼の生えた白馬なの?」
「そ、そうなのですよ? 翼は生えているように見えるだけで、実際は魔法で飛びやがるのです。その魔法で飛ぶときに、大きな翼があるように見えるだけなのです。魔法の光なのです。」
無理か。
いや、なら逆転の発想ができるはずだ。
「レイン。じゃあ、逆にだ。イネを食い荒らすイナゴっていうバッタは、日本の田舎の方では、佃煮にして食べてしまうんだ。そいつらは美味しいのか? 馬刺しにできるんじゃないのか?」
「強いのですよ? しかも必ず群れで行動するのですよ? 馬の巨体で大空を駆け回ることができるだけの無尽蔵なMPを持っているのですよ? 人間の勝てる相手じゃないのです。だから、宗教上は神様の手先だったり配下だったりという設定が多いのです。」
「でも、害獣なら、駆除しないといけないだろ?」
「ちなみに、サッシー王国では、『女神様の使い』扱いなので、1匹でも殺すと、死刑になるのです。うっかり家の前に死骸があったりしたらまずいので、確認するためにみんな早起きなのです。」
「まじか?」
「まじなのです。」
この世界は恐ろしいな。
異世界なめてたよ。
「元の世界との大きな違いは、そこなのです。異世界は、人間だけの世界じゃないのです。人間最強の世界じゃないのです。人間を中心に回っている世界じゃないのですよ? 人間みたいにコミュニケーションの取れる種族もたくさんいるのです。人間だけの都合で活動しようとすると、痛い目見るのですよ?」
今日の作戦会議で、一番大きな収穫はこの話だった。
つまり、戦う相手は人間だけじゃないと。
知っているつもりだった。
だって、最終目標は大魔王討伐なのだし、悪魔や魔族、魔獣の類を討伐できるようにならないと勝負にならないって知っていたのだから。
でも、国家運営とか、村のことを考えているときに、そういった異世界だって言う前提が抜け落ちて、元の世界と同じ知識でなんとかなると思っていた。
さすがに教科書の知識では勝負にならないとは思っていたけど。
でも、僕たちの手元にある知識は、結局のところ教科書とゲームとラノベの知識だけだ。
手持ちで勝負するしかない。
と、思っていて、失敗した。
知識は、外部から取り入れるもの。
レイン先生に教わってもいいし、村の人たちから教えてもらってもいい。
この世界のことは、この世界の人たちが詳しいんだから。
だから、村長に地図を見せてもらいながら、いろいろと教わったわけだし。
少々頭でっかちになっていたことを反省した。
前提条件が、思った以上に違う様子だった。
じゃあ、とりあえず。
「野中。結論が出たの。結局、領土を拡張して、人口を増やすしかないって。」
嬢王陛下は、結局、領土拡張政策をお望みでした。
異世界前提なら、どうしても、そうなるよね?
戦争になる未来しか見えてこない。
途方に暮れる、1日のはじまりなのであった。
評価ポイントとかブックマークとか、ありがとうございました。
おかげさまで、思わず書きすぎて、今日もやや長めの文章になりました。
毒を吐きすぎて、だいぶカットしたはずなのにこの有様です。
カットせずに伏せた部分もありましたが。
さすがに、静岡空港駅はないと思いますけどね。
あればあったで、便利なんでしょうけれど。
さて、本文のお話です。
一応、断っておきますが、作者はファシストではありませんので。
右なの? 左なの? と言われることはありますが、どっちつかずですね。
どちらかと聞かれた時には、左ではないですと答えるようにしています。
本文の方では、結局領土拡張政策を取ることになったわけなのですが。
どのゲームでも、最終的には、領土拡張が基本ですよね。
イデオロギー的にはどうかとも思いますが。
さて、明日も12時すぎに。
だいぶ寒くなってきましたので、時節柄、風邪などひかれませんように。
訂正履歴
トグマ → ドグマ ※誤字報告感謝いたします。