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第20話 消える追放者

異世界ものの醍醐味の一つ。

世界の謎が少しずつ解けていく感じが好きです。

でも、なかなかうまくは表現できないものですね。

そんなに異世界に謎がある訳でもなくて。

いや、作者側からすると、謎がたくさんありすぎて、設定大変ですが。


今回は、揺れ動く追放者3人集の心をえぐるお話です。(文節の切り方はご自由に:意味が変わります)

異世界ものが好きな人には共感していただけるかもしれません。

それでは、どうぞ。

<残り20日:罪と罰のサークレット発動による死亡まで>


 僕たち追放者3人集は、王都を出て1日のところにある、ミラーハの町で宿をとった。

 金田さんは隣の部屋で、僕と金本がこの部屋と、当然の様に男女別で。

 そこで問題について話し合いが行われていた。

 そのときには気がつかなかったけれども、問題は、起こるべくして起こった。


「どうにかならないかな?」


 男同士、2人きりになって、金本が話しかけてきた。


「どうにも。じゃあ、置いていっちゃうか?」

「それは怖い。昨日だけで3回はグーパンチもらった。」


 問題は、金田さんのことだった。

 僕たち二人は、当然の様に自分の荷物を自分で持っている。

 これは当たり前だと言う共通認識があったからだ。

 少なくとも男2人にとっては。


 でも、金田さんにとっては違ったようだ。


「何で、わたしが荷物を持たなきゃいけないの? 元の世界に帰ったら、陸上の大会があるの! そんなので怪我とかしたら責任取れるの?」


 城下町を出てすぐの横暴に、2人はドン引き。

 全ての荷物を押し付けてくる金田さんに、僕たちは閉口した。

 仕方なく、2人で分け合って持ってみる。

 何だかすごく重いんですけど。


 無理なので置いていこうとした。


「ちょっと? 私の荷物、持ってなくない? ちゃんと持ちなさいよ!」


 そう言って、金本にグーパンチをしようとして。


「ひゃうっ!」


 変な声を出して蹲った。

 あ、そういう呪いだからね。

 そのサークレット、いい仕事しているなって思った。

 そして、道のど真ん中でエビの様に痙攣する金田さん。


 近くを通る城下町の人たちもドン引きであった。


「もう、ここに置いて行っちゃおうか?」

「うん。それがいいと思う。ちょっと面倒見きれないよ。」


 そして、放置すると、立ち去ろうとする2人。

 その足を、ビクンビクンしながらも両手で一本ずつ掴んで離さない金田さん。

 こわいよ! ホラーだよ。


「わたしを置いていったら、3週間後に全員死ぬから。忘れてない?」


 忘れたかった。

 とりあえず、目的地に着いたらいい、くらいに思ってたよ。

 だって、3人とも死にたくないなら、普通に行くでしょ、禁教の国に。

 まさか、それを逆手に脅してくるとは思っていなかった。


「あ、あと、お金の管理はわたしがするから。持っててあげるからよこして!」


 そう。

 一切の荷物を持とうとしなかった金田さんが唯一持ってくれたものは、皮袋に入った大銀貨100枚。

 さらに僕たちの皮袋も要求してきた。

 明らかにダメなやつだ。


「うん、いいよ。」


 そして、うっかり渡しそうになる金本。


「渡しちゃダメだ! 自分で持ってて。お金は自分のものだから、自分で管理して。渡したら最後、返してもらえなくなるよ! 元の世界でもそうだったよね?」

「うっ、そ、そうだったよ。いつも巻き上げられていたから、あまりに自然な言動につい。」


 目の色を変えて激昂する金田さん。


「何? わたしのこと信用できないって言うの? 信じられない!」


 そして、逆ギレする金田さん。

 いや、普通でしょ?

 お金に関しては、誰も信用しちゃダメだよ?

 それに、いじめられっ子だった金本くんのトラウマを抉る様な真似はしないで欲しいな。


 そして、せっかく復活したのに、僕の襟首を持ってつかみ上げようとして、


「あっ、あうっ。」


 また、座り込んだ。

 そして、変な声を出しながら海老反りになって、体を痙攣させ始めた。

 そろそろ学習してほしいところだけど。



 ところが、違う意味で学習してしまった金田さん。


 実は、この「罪と罰のサークレット」には、抜け穴があった。

 そして、グーパンを食らいまくる僕たち。

 話は単純だった。

 要は、恩寵による技能スキルを使わなければいい。


 強化魔法を使わずに、普通に暴行する分には、一切サークレットは感知しない。

 これに金田さんが気づいてしまった。

 知ってた。

 僕たち二人はもちろんそのことを知ってたよ。



 そんなこんながあって、男部屋にかんぬきをかけた後の、男ミーティング。

 なんなら、2人で、夜のうちに次の街に向けて出発してしまおうかという案も出てた。

 僕たちは気がついていなかった。


 宿の薄い壁が、隣部屋の金田さんに全ての情報を漏らしていたことを。



<残り19日:罪と罰のサークレット発動による死亡まで>


 翌朝。

 フロントで自分の部屋の分を精算し終えて宿を出ると、金田さんが仁王立ちしていた。

 鬼の様な形相で。


「やっぱり、お金の管理はわたしがするべきだと思う。ね、そう思うよね?」


 いや、絶対に思わない。


「お金を持っているから、勝手に先に行こうとか考えちゃうんだよね? 3人で到着しないと死んじゃうんだよ?」


 もう、この際、死んでしまってもいいんじゃないかと思い始めてきた。

 金本くんに至っては、体をふるわせていた。

 目が死んでいるよ。

 金田さんのあまりの言動に、いじめられっ子だった時のトラウマが反応したっぽい。


 男2女1のパーティーだったら、普通なら、男2人が女1人を取り合うヒロイン的な立場になるんじゃないんだろうか?

 逆の視点で言えば、パーティーの姫になれるはずなのに、と、考えて気がついた。

 すでに、姫プレイされていらっしゃるご様子。


 そういうことか!

 じゃ、ねーよ!


 金田さんに要求されているMのレベルが高すぎて、姫プレイさせてあげられないよ!

 どちらかというと、女王様プ……、いや、なんでもない。

 いけない、いけない。


 もし、こんなことが3週間も続いたら、僕たちは立派な犬に成り下がっているだろう。

 それはいやだ。

 今しかない。

 金田さんを何とかするのは、今しかないんだ。


 そして、はっきり言うことにした。


「金田さんは、チヤホヤして欲しいっぽいけど、しないからね? 僕たちは別に3週間後に死ぬことと、金田さんの相手をすること、天秤にかけて、死ぬ方を選びかけていることに気がついているかな?」


 金田さんの顔色が青くなった。

 それはそうだろう。

 自分と一緒にいたくないと言われているのだ。

 死んだ方がマシだと。


 かなりショックだったのだろう。

 でも、これくらい言わないと、今後エスカレートしてしまったら対処できなくなる。

 姫プレイしたいのは、女の子としては当然の欲求なのかもしれない。

 それに付き合うのはまだいい。


 でも、超えちゃいけない一線があるよね。


 僕たち2人にとって、超えちゃいけない一線は、結構低いけど。


 金田さん、体育会系だけあって、体が大きいんだよ?

 170センチはこえているよね。

 でも、陸上の記録に影響しない、スレンダーなボディー。


 反対に男の僕たちは、150センチくらいの2人。

 男だから、それなりに力はあるつもりだけど、金田さんには敵わない。

 それに、付き合うなら、自分と同じくらいか自分より身長の低い子がいいよね?

 男の威厳の問題とか、高さが合わない問題とかあるから。


 だから、金田さんには気がついてもらえない。

 僕たちが金田さんにそれほど興味がないことに。

 金田さん、たった一人の女の子なのにちやほやしないことに。


「なんで、なんでそんなひどいこというの?」


 道の真ん中に座り込んで泣きながら、金田さんはそうつぶやいていた。

 正直なところ、それ以上に酷いことを言われ続けていたことは、いいのだろうかと思ってしまうけど、きっと金田さんの中では、無かったことになっているのかなって思ったよ。


「国栖くん。行こうよ。僕、前の世界のいじめよりはまだましないじめだと思うから、がまんするよ? 男の子だから。」

「そうだよ。男の子なのに、なんで酷いこと女の子に言えるの?」

「じゃあ、女の子なら男の子にはいくらでも酷いことを言ってもいいんだ?」

「当たり前でしょ? 男の子なんだから!」


 まるでダメな感じだった。


「金本くん。分かった。出発しよう。」

「金田さん。もし、上手くたどり着けたら、禁教の国で会おうね?」


 たった3人しかいないパーティーなのに、女子1名を追放する愚策。

 でも、僕たちは、その愚策を選択してしまうくらいに、精神的にも肉体的にも追い詰められていた。

 後で考えれば、これは、本当に愚策だったと思う。



<残り20日:罪と罰のサークレット発動による死亡まで>


 宿に泊まっていた時のこと。

 わたしは、隣に泊まっていた男子2人の話を聞いてびっくりしていた。

 わたしを置いて、先に進もうかどうか相談していた。

 でも、これだけ酷いことをしたんだから、そうなるのも仕方がないこと。


 それよりも、もっと気になる話があった。

 大魔王の呪いの話。

 初めて聞いた。

 おとなしいショタっ子だったはずの、なんでも言うことを聞いてくれるはずの国栖が、何で反抗的になっていたのか、少しだけ分かった様な気がした。


 2人の話では、女神様に恩寵ももらうと、ご一緒に大魔王から呪いを受けてしまうらしい。

 これを「カース」とか言っていた。


 国栖のカースは、「炎遣い」といって、MPがあるのに炎魔法を一定時間使わないと、自我を失って、炎魔法をMPが切れるまで使ってしまうことになるらしい。

 でも、罪と罰のサークレットをしているおかげで、自我を失わなくなったらしい。

 女神様の言っていた、「困る人」は、国栖だった。

 このサークレット、クズにとっては必須アイテムだった。


 わたしにとっては、すごく嫌なアイテム。

 嫌悪感だけじゃ足りない。

 魔法のバフをかけて、殴ろうとすると発動するから。

 魔物相手の時だけ、大丈夫だったけど。


 でも、それじゃぁ、わたしの「カース」は、なんだろう?

 いつもと違うこと、特にない様に感じる。

 国栖みたいに、自分でわからないうちに、ってなると気がつけないけど。

 あと、金本の「カース」は何だったんだろう?


「それじゃあ、このままだと、金田さん、殺されちゃうんじゃないかな、金本くんに。」


 国栖が、とんでもないことを言っていた。

 金本の技能スキルで、わたしが殺されることはない。

 でも、なんでそんな。


「僕の『カース』が発動したら、死んじゃうよね。金田さん。」


 金本も同意していた。

 カースって、不利なバフがかかる感じの呪いじゃないの?

 なんで、わたしを殺すことができるの?


「その、『1倍返し』って、そう言う意味では凶悪だね。有効活用したら、実質的に恩寵なんじゃないのかな? でも、そしたら、サークレットが反応するよね? 活用、できないよね?」

「違うみたいだよ? 頭の痛みさえ堪えれば、カースは発動するよ? ちょっとやってみる?」

「じゃあ、デコピン。てぃっ。うぁうっ。」

「ほらね?」

「サークレット無能だよ! 意味ないよこれ。」

「何でもおんなじものでおんなじ様に防げるわけじゃないみたいだね。」

「なら、気をつけないと。金田さんを殺しちゃったら、僕たちも3週間の命だよ?」

「どうしようか?」

「むぅ。やっぱり離れるしか。置いていくしかないよ。お互いのため。」


 話の流れから、ある程度のことは分かった。

 金本のカース「1倍返し」は、おそらく自動発動型。

 金本を攻撃すると、自動的に受けた攻撃と同じ様な攻撃が返される。

 でも、それじゃあ、ただのダメージ反射だ。


 何か、問題があるに違いない。


 金本は、聞くところによると、いじめられっ子の女子たちを自殺に追い込んだらしい。

 どうやって?

 金本は、何か悪いことをしていたことは知っているけど、何をしたのかは誰も口に出していなかったから、知ることができなかった。

 もしかすると、それが、「カース」の結果なんじゃないか?


 金本に何かをした女子3人が、「カース」で殺された?

 なら、わたしも同じことを金本にしたら、殺される?

 何をしたら殺されるのかわからない以上、対策はむずかしい。

 それより、話の流れから行くと、すでにやってしまった後っぽい。


 あと、カース自体は、職業安定所にいる神官に見て貰えばわかるらしい。

 今は20時過ぎ。

 わたしは、急いで準備をすると、フロントで場所を聞いて、神官に会いに行った。



「なんじゃ? こんな夜更けに。」


 職業安定所の扉を叩きまくって大声をあげていたら、中の人が出てきた。

 髭を伸ばした爺さんだった。


「神官さんですか? 急ぎの用があって。」

「まあよい。中に入られよ。人の目もある。」


 そして、中に入ると、食堂のテーブルの様なものがたくさんある部屋で、椅子に座らさせられた。

 向かいに座る神官。


「要件を手短にな。」

「『カース』を判別して欲しい。」


 神官は、目を見開いて驚いていた。


「おぬし、勇者であったのか。ならば急ぎじゃのう。すぐに終わる。この水晶玉に、手をかざすのじゃ。」


 そう言うと、あらかじめ持ってきていた、女神様がステータスを判別するのに使っていた水晶玉にそっくりのものを手でさした。

 急いでいたので、すぐに手をかざすと、水晶玉が白く光って、そのあと、黒く濁った。


「確かに、『カース』があるのう。『理不尽アウトレイジアス』と出ているのう。」

「アウトレイジアス? 理不尽?」

「むぅ。『カース』と言うものはそもそも理不尽なものじゃ。それが『理不尽アウトレイジアス』とか、意味がわからんわい。少し、突っ込んで調べるでな、もう一度手を。」


 再び手をかざす。

 水晶玉は、真っ黒になった。

 すこし、黒いモヤが漏れ出てきた。


「ひどい『カース』じゃ。例えばじゃ。ワシが、この仕事の報酬に、服を脱げと言ったら、どう感じるかのう?」

「そ、そんなことはできない。理不尽だ!」

「それはわかるじゃろう? 反対じゃ。ワシがこの仕事の報酬に金貨1枚よこせと言うから、それくらいタダにしろって言うがいい。」

「は? いいですよ。」


 何を言っているんだろうか?

 そんな馬鹿げたこと。


「報酬は金貨1枚じゃ。よこすのじゃ!」

「それくらいタダにしろっ!」


 これがどうしたと言うのだろうか?

 神官は満足げに聞いてきた。


「さて、質問じゃ。実際には報酬はもらわんから安心せい。だがな? 本来なら金貨1枚でも安すぎる仕事じゃ。そこでじゃ? 自分の言った『タダにしろ!』は、理不尽な要求に感じたかの? それとも当然のことと感じたかの?」

「え? そんなの当然のこと。」

「これがおぬしの『カース』の効果じゃ。」


 何を言っているのかわからない。


「わからんと言う顔をしておるのう。逆じゃ。お主の服を金貨1枚で買い取ったとしよう。ワシが、『そんなのタダにしろ!』とゆうたら、お主はどう感じる?」

「理不尽だ。服を買い取るところから既に理不尽だ。」

「じゃがの? 言っていることはお主と変わらぬ。なぜ、お主は自分の言っていることだけ理不尽に感じないのか。それは、『カース』が、理不尽であることに気がつかない様、呪いをかけているからじゃ。お主は、自分の言動の理不尽に気づくことができない呪いをかけられておる。」


 理論的に考えれば分かる。

 自分の言っていたことは理不尽だと。

 でも、感覚的にピンとこない。

 これは理不尽なことなんだと。


 ひどい呪いだ。

 だけど、大魔王討伐を考えた場合、他の人よりも、影響が少ない様に感じる。

 大魔王相手に理不尽でも、問題ないから。


「あと、これが重要なんじゃがの? お主の呪いには、理不尽な言動をしやすくなる効果も含まれておる。もし、パーティーを組んでいたとしたら、すぐに追放されてしまうじゃろう。」

「うっ。王城からも、これが原因で追放されたのかっ! 今のパーティーからも、これで追放されそうになっていたのかっ?」

「それは、誰にも分かりゃせんのう。元から、という可能性もあるからのう。じゃが、そうじゃのう。自分の言動を冷静に見つめ直して、別の人がやったことと考えてみれば判別できるのじゃから、そうするがよかろう。そして、理不尽だったのなら、誠意を込めて謝ることじゃて。」

「『カース』のせいなのにか?」

「そうじゃ。その考え方も、やられた方には理不尽じゃぞ?」

「うっ。」


 言われて、説明されて、この「カース」の問題点に気がついた。

 大魔王を相手にするどころじゃない。

 そのためのパーティーを内側から崩壊させるタイプの「カース」だった。

 すごい悪意を感じる。


 しかも、大魔王討伐を行うべき勇者にかける呪いとしては最適だ。

 すごい効率的、効果的な呪いだった。

 現にこうして、追放されてソロ活動に移行しかかっていた。

 どうする?


 もう、荷物持ちとかさせようとかしてたし。

 お金を巻き上げようとしていたし。

 いっぱい悪口言っちゃったし。

 謝って、許してもらえるだろうか。


 謝る前に、もっと理不尽な要求をしたりしないだろうか。



<残り19日:罪と罰のサークレット発動による死亡まで>


 そして、次の日の朝、宿を出発した後。

 わたしは謝罪することもできずに、たった3人のパーティーから追放されたのだった。

いや、その後、どうなったんだよ!

そういうお話です。

重要なのは、ここからじゃないの?


大丈夫です、安心してください。

少なくともプロット上は、この3人の行く末が語られています。

つまり、その内、また登場しますよ?

それ以上は言えませんし、今のところ計画に載っていません。


さて、幕間の4.5章もこれで終了となります。

明日からは第5章です。

4章の死闘というかししとうというか、そういう話の続きです。

もう少し、風呂敷を広げたお話になります。


鉱山とかトロッコとかも、それなりに活躍しますよ?

プロットでは、「運転士、誰にするの? 足りないんだけど?」と書いてありますが。

現時点で解決していません。


それでは、それなりに話が整ったのなら、明日の15時ころに。


訂正履歴

 いじめっ子 →  いじめられっ子

訂正注意

 職業安定「所」

 この異世界では「署」ですが、壁越しに音だけ聞いての判断なので日本の「所」だと思っていた、という表現です。誤字ではありませんので悪しからず。

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