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第41話 王国との訣別

今回の幕間の章は、委員長たちパーティーのお話です。

勇者として派遣される先は、結構遠く。

お船に乗らないとダメなくらい遠く。

はたして、生きたまま辿り着けるのでしょうか。

それでは、どうぞ。

<異世界召喚後14日目朝>

場所:サッシー王国王都

視点:かつら


「お前たち役に立っていない勇者3人を追放する!」


 王様は、ドヤ顔で私たち女子3人にそう言ってきた。

 場所は王宮の謁見の間。

 大臣たちの見守る中、面白いこと言ってやったぞとばかりに、王様がそう宣言した。

 正直、ため息しか出ない。


 ここまでの経緯を考えれば、むしろコチラが早く城から出ていきたかった。

 他のクラスメイトには、強姦されそうになるし。

 王様は王様で、私たちを軟禁生活させるし。

 追放って、城に拘束していたのは、こいつらなのに。


「とか言うのが、巷では流行っているらしいな。」


 王様は、お茶目に笑っていた。

 正直、むかつく。

 お茶目が許されるのは、小学生までだ。

 ここまでの話を総合すれば、どちらにせよ城から出ていくことに変わりは無いと思う。


「巷の冒険者パーティーではな? こう言って役に立たないパーティーメンバーを、追放するのが流行しておってな? 追放された方が、隠していた強さや権力を使って見返してやる『ざまぁ』行為が後を絶たんそうだ。」


 最近、王様をいじっていじめる女神様を見ていない。

 王様の機嫌は、それもあってか上々だった。

 周りの大臣たちがそわそわしているものの、ペースを乱すことはないらしい。

 ほんとに、ふざけた国王だ。


「お前たちは、そういうこと、しないようにな? お前たちの食糧とかを恵んでやっているのは、この国王なのだからな? ゆめゆめ、忘れるでないぞ?」


 その上、恩着せがましかった。

 まあ確かに、食うに困ることも、寝床に困ることもなかったのはありがたいのだが。

 王宮で、そんなのに困るようなら、それはもう、国としてどうかしているけれども。

 でも、これからは、自由か。


 小僧として、修行の旅にでも出かけるか。

 気のいい仲間もいるしな。


 その仲間である、自分の両脇に跪いている、女子2人を確認した。


 私の右手側にいるのが橘さん。

 ちっちゃくて可愛い、茶髪で肩までポニーテールの女の子だ。

 学校では生物部に所属していて、いつもおとなしく本を読んでいることが多い。

 男子にも人気があるけれど、付き合っていると言う話は聞いたことがない。


 ちなみに、家は動物病院。

 両親とも獣医さんで、一人っ子。

 大きなセントバーナードのオス犬「スコシ」を飼っている。

 休みの日に、よく散歩させられている。


 どちらかといえば、橘さんが前にいて、スコシがそれを見守っている感じのお散歩。

 初めて見た時は、どっちが散歩させられているのか微妙だった。

 まあ、スコシは、橘さんを散歩させているつもりなんだと思う。

 車とか危なそうなところだと、橘さんのこと守ったり、後ろから引っ張ったりするから。


 反対側の左側にいるのは、柳さん。

 以前、繁華街というか、飲み屋街というか、まあ、大人の街にいるところを発見した。

 そんな町の公園のトイレの陰で、大きな男の人に上に乗られてひどいことをされそうになっていたのを助けたことがある。

 うしろから、鞄で男を殴って気絶させた後、110番してあげた。


 それまでは、話をしたこともなかったけれども、それからはなぜか慕われている。

 当然のことをしただけなのに、もう、最近は、くっついて離れない。

 ちなみに、この間、金田に犯されそうになった時は、身を挺して守ってくれた。

 おかげで、ギリギリのところで、逃げ出すことができた。


 まあ、金田には目をつけられて、それから何度かひどい目に遭わさせられそうになったけど。


 でも、そんな金田も、今はもういない。

 王様のネタじゃないけど、本当に追放されてしまったらしい。

 クラスメイトの中で、女神様の恩寵を授かったあと、早めに技能スキルに開眼した者の中に、これを悪用して、クラスメイトや王宮の人たちに襲いかかった愚か者がいたのだ。

 金田はその3人のうちの一人。


 3人は、すぐに、王宮から追放されてしまった。

 隣の国へと勇者を派遣すると言うのが、建前だった。

 冬に、雪山を超えていかなきゃいけない、隣の国だ。

 いろいろあって、まだ生きていることは間違いない。


 そんな2人といい関係で生活している私自身は、桂。

 学校では、学級委員長だった。

 桂 景子けいこという、ちょっと古風な名前は、まあ、しかたない。

 家が、僧侶の家系だから、どうしてもそうなるのだろう。


 今は、小さなお寺だが、先祖は、仏教界的にかなり活躍した人らしい。

 ただ、質素倹約をよしとし、いろんなところを旅して、農業指導に明け暮れたと。

 そういう、ご先祖様を持っているので、まあ、なんというか。

 修行の一環として、頭髪をなくしている。


 私は、うら若き尼僧なのだ。

 ただ、高校入学当時、「校則違反だ!」とか、訳のわからないことを言われ、学校にいる時には、かつらをかぶっている。

 黒髪ぱっつんのストレートヘアーだ。

 意味がわからない。


 ちなみに、この髪型は、1年生の時の担任の好みらしい。

 後で親から聞き出した。

 父親、当時の担任と中学校の時の同級生だったとか。

 そういえば、父親も「か、かつらをつけてくれ!」とか、普段から煩かったしな。


 あれだ、結託して、娘を可愛くしたかったのだろう。

 私は、別にそんなことにこだわりはしないし、可愛いのにはあまり興味もないのだが。

 どちらかといえば、両親の方が、そういうのが好きだ。

 両親とも僧侶なのに、煩悩の塊であった。


「自らの煩悩を自覚し、それと戦い続けるのもまた、修行。」


 とか、なんかいいことを言っている風の父親だが、それはただの生臭坊主だった。

 食卓には普通に肉が並ぶし。

 酒も飲んでるし。

 まあ、いいんですけどね。


 だって、父親、僧侶のかたわら、不動産業を営んでいたりするし。

 もう、金の亡者としか言いようがない。

 おかげで、ウチはお金に困るようなことはあまり無かったけれども。

 食卓は、質素倹約を建前にしているけれど。


 土日は、家族3人で、農作業するけど。


 まあ、それはそれだ。


「……というわけで、お主たち勇者を、各国へと派遣しているところである。お主ら3名は通称

西国さいごく』への派遣となっておる。」


 ちょっと、話を聞き流していたら、何か重要な話をしていた王様。

 派遣先の話だったらしい。

 「西国」?

 とりあえず、ここより西の国なんだろう。


「ついては、お主たちが一番遠いので、かなりの長旅になる。普通に行けば辿り着く前に死ぬことが見えておる。到着したところで、2、3ヶ月もかかっては、先方も納得せんから、乗船券を支給する。そのチケットを使って、見事、西国『シーハイランド皇国』まで、たどり着いてみせよ!」


 悪い予感しかしない。


 なんなんだその国名は。

 シーって、海だよね?

 ハイランドって高地とか高原とか。

 そして、皇国?


 なんだか、辿り着けそうな感じがしない。

 海の上の空に浮かんでいる国とかじゃないよね?


 でもまあ、準備が出来次第出発するように言われたので、今日は3人でその準備をした。

 そして、翌日、日の出前に王宮を後にして、街に繰り出す。


 一度、城門をでたら、西国から帰ってくるまでの間は城門をくぐらせぬ!

 王様がそんなことを言っていたので、逆にせいせいした。

 そもそも、もう、戻って来たいとも思っていない。


 ところで、いろいろな問題があった。


 女神様の恩寵的パワーで、言葉は通じる。

 だが、そもそも論として、その「シーハイランド皇国」とやらがどこにあるのか、3人とも知らない。

 乗船券のチケットはもらったけど、なんて書いてあるのかわからない。

 一番重要なこと。


 私たち、お金持ってない。


 王様は、ちょっと杜撰。

 どうやって、食いつなげと。

 あれか?

 働けと言うことか。


 どうすべきか。


「どうしたの?」


 橘さんが、心配そうに私の顔を覗き込んできた。


「え、あ、ああ。そうです。これからの行動方針を決めなければいけませんね。」

「うん。」

「だな!」


 そのことについては、3人、意見は一致していた。


「まず、お金がありません。乗船券はありますが。見たところ、この城の周辺には、そもそも海がありません。ですから、地図を手に入れて、その西国の場所を確認する必要がありますし、そもそも、なんらかの方法で、お金を稼ぐ必要があります。」

「うん。」

「だな!」


 意見が一致しているのか、丸投げなのか、ちょっと不安になって来た。

 柳さんは、私に対してはイエスマンなところがあるので、特に注意が必要だ。


「今日は、お金を稼ぎたいと思います。何か案がある方。」

「魔物と戦う。」

「クエストをこなす!」


 ちょ!

 え?

 何を言っているんですか?


「どういうことでしょうか?」

「魔王軍で人々が苦しんでいる。魔物を狩るべき。」

「異世界生活の基本、金稼ぎなら、ギルドでクエスト攻略だ!」


 訳がわかりません。

 橘さんは、困った人を助けたい系。

 でも、そんな戦力、この3人にはないんだけど。

 柳さんは、そもそも、何を言っているのか理解できません。


「もう少し、私にも分かるように言ってもらえるかな?」

「魔物を踏みつけて、やっつける。ストレスも解消できて、一石二鳥。」

「え? ギルドに行くだろ? そうするとクエストが張り出されているんだ。そして、衣利寿いりすたちで、そのクエストを攻略する。そしたら、ギルドがお金をくれる。分かり易いだろ?」


 2人とも、何かの知識があることを前提にして話をしている感じがする。

 魔物の討伐の仕方どころか、魔物そのもののことを知らない。

 そして、ギルドとか、クエストとか、そういうの、わからない。

 もう少し、本当にもう少しだけ、基礎知識から教えて欲しい。


「待って。柳さんの方から。私、ギルド、とか、クエストとか知らないから。そのあたりの基礎知識から教えて? あとで、同じようなこと、橘さんにも聞くから。」

「わかった。」

「よし。そうか。そうだな。桂さんは、悪い子追い回してばかりで、あんまり兵士たちと訓練とか、他の生徒たちと訓練とかできなかったからな。」


 と、いうことは。

 城の中で、兵士さんたちとの修行中に、いろいろと情報収集していたということ。

 確かに、柳さんの指摘する通りだった。


「まず、ギルドな? ギルドは、冒険者ギルドが一番わかりやすい。冒険者の集まりというか互助会というか。あれだ、町内会とか、商工会とかの冒険者バージョンだ。」

「あの? 冒険者って何ですか?」

「あ、ああ。桂は、ゲームとかやらないのか? ラノベとか読まないのか?」

「え? ええ。そういう、煩悩の塊とは距離を置いているの。」


 柳さんが、ため息をつく。

 呆れられている様子だ。


「なら、そうだな。冒険者は、魔物を倒したり、魔物がいる危険な場所で、鉱石や植物を採取したりする、命懸けのお仕事をする人たちだ。」

「へ、へー。」


 結構危険なことをする人たちじゃない。

 それに、自分たちはなろうと。

 無一文には、命くらいしか売り物がないと。


「で、冒険者ギルドは、そういう冒険者を管理したり福利厚生を整えたりする互助組合だ。魔物を倒してくると、倒した魔物の量と質を審査して、お金をくれるんだ。そのお金で、ご飯を食べたり、宿に泊まったり、装備を整えたりするんだよ。」

「かなり殺生をする、お仕事じゃないでしょうか?」

「毎日、魔物を殺してばかりいる仕事だ。」

「宗教的に、それはちょっと。」


 殺生はいけない。


「そうか、そうだったな。」

「殺生は、私たちが受け持つ。」

「そうそう。委員長は、応援でもしていてくれればいい。」

「しかし、そう言う訳には。」


 どうしたものだろう。

 魔物に困っている人たちは助けたい。

 しかし、殺生はいけない。

 彼女たちが代わりに殺すのはいいのだろうか。


「とりあえず、冒険者ギルド的な施設を探そう。お金を稼がないことには、結局ご飯すら食べられない。」

「わかった。」

「探す?」

「いや、聞く。」


 そう言うと、柳さんは王城の門番の兵士に尋ねた。


「とりあえず、冒険者ギルドに登録したい。どこにあるんだ?」

「冒険者ギルドか。兵士だから、行ったことないんだよ。」

「そうか。」

「代わりに、職業安定署なら教えられる。そこで聞けばいい。」

「何だ? その職業安定署とかいうのは。」

「それは、とりあえず、そこに行ってから聞いてくれ。そう言う決まりだ。」

「ん?」


 そういて、詳細な場所を教わる。


「職安に行けって。」

「この世界にも職安があるんですね。そこで、お金を稼ぐ短期の仕事を見つければ、お金になるのでは?」


 私は、至極当然のことを言ったつもりだった。


「おそらく、少し違う。」

「ま、行ってみればいいじゃん。」


 そして、私たちは30分くらい歩くと、職安の建物に着いた。

 人は、あまりいなかった。


「ここ。」

「大丈夫なの? 人がいないけど。職安って、いつもたくさん人がいるイメージ。」

「とりあえず、聞いてみるよ。」


 柳さんが、カウンターの女性に、話を聞きに行った。


「委員長、いいって。コッチきて。」


 柳さんが、その女性に連れられて、別の部屋に案内されている。

 私たちもそれに続いた。


「わたくし、当職業安定署のカウンター担当、マイリーと言います。当署のご利用は、みなさん初めてですか?」

「そう。みんなはじめて。」

「では、システムから説明いたします。当署は、皆様に『職業』を斡旋し、付与することができる役所のようなものです。厳密には、『職業の神』の『教会』なんですけれど、他の宗教とは違って、別に信仰しろとか言いませんのでご安心を。」


 なんと、宗教施設だったのか。

 ぜんぜん、普通の役所にしか見えない。


「その代わり、当署で職業を得た方々には、『労働の義務』だけが発生します。普通、当署で職業を得る方は、そもそも労働するために来られるので、あってないようなものです。我らの神は働く人間が大好きなのです。教義は短く、『努力するものには力を、怠惰には報いを!』というものだけです。」

「わかりやすっ。」

「いい神様。」


 そうか?

 今の私たちにとってはいい神様かもしれないが……。

 ひっかかるな。

 まあ、別に入信しなくても、職業を斡旋してくれるならいいか。


「それでは、神官様のところにご案内いたします。最後に一つだけ確認です。あなた方、犯罪者じゃないですよね?」

「なぜ?」

「犯罪を犯された方で、罪を償っていない方は、職業選択の儀式で、強制的に『犯罪奴隷』の職業になってしまうからです。ですから、その前に避けたい方は、避けていただいて結構ですので。」


 いや、おかしいだろ?

 そのシステム、絶対に犯罪者捕まえるためのものだよね。

 なぜ、ここで取り逃すようなこと言うのかな?

 あれだ、ここでお帰りになると、別口で捕まる感じか?


「神官様。ご新規の方を3名、連れて参りました。」

「よいよい。それでは、そなたらに、しょくぎょうをさずけてしんぜよう。」


 全然職業を斡旋してもらえる感じがしない。

 普通なら、いろいろな会社の賃金とか、労働条件とか、そういうの、提示されるんだけど。

 なに? これ?


「じゃあ、わたしから。」


 大人しいタイプの橘さんが、物怖じもせず、神官の前の台の上に立った。


「なんじ、たちばな。はんざいしゃでないことをちかうか?」

「はい。」


 橘さんの乗っている台から円筒状に白い光が溢れる。

 そして、光が収まったが、何も起こらなかった。


「よい。では、はじめよう。なんじ、たちばなのてきせいなしょくぎょうは、『いぬ』、『いぬつかい』そして『かいふくじゅつし』じゃ。」

「っ!!! 『いぬつかい』にして。」

「よい。なんじが『いぬつかい』になること、くにとかみとがみとめよう。」


 こうして、橘さんの職業は、「犬使い」になった。


「犬使いになって、どこに就職するの?」

「……。犬使いで覚えるスキルを使って、職業『冒険者』をする。」

「就職?」

「個人事業主。又の名を自営業。自衛業と自虐する人もいる。」

「かせげるの?」

「努力次第。」


 この流れで、柳さんは「調理師」になった。

 私も、「モンク」と「委員長」と「小僧」を提示されたので、「小僧」にしておいた。

 職業「委員長」って何なの?

 いや、それ以前に、橘さんの選択肢「犬」って。


 選んでいたら、どうなっていたの?


 職安で、冒険者ギルドの場所を聞き出して、次は冒険者ギルドへ行った。

 すぐ隣の建物だった。

 柳さんが滑るようにカウンターに流れ込み、話をつけていた。

 こっちは、人がたくさん。


 そして、男臭かった。


「委員長! コッチ来て。タダで登録してくれるって!」


 そういえば、職業安定署でもお金支払っていなかった。

 ここも?


「じゃあ、ここに手を置いてくれるかな? ステータス転送するから。」

「???」


 カウンターのお姉さんがそう言うので、言うがまま右手を水晶玉の上に置いた。


「はい。カツラさんね。」

「ええ、桂です。なぜ分かったのです?」

「え? えーっ? えっと、これ、『冒険者タグ』です。これを首につけておくのが決まり。タグを握って、『パネルオープン』って言えば、空中に操作パネルが出るから。パネルに入っている冒険者マニュアル、死にたくなかったら読んでおいて?」


 あっさり終わった。

 そして、すぐにお姉さんは立ち去った。

 こうして、私たちは3人とも、とりあえず冒険者になった。


 それが、朝9時頃の出来事。


「かせぐぞー!!!」


 柳さんは、両手をあげて気合を入れていた。


「パネルオープンっ!!!」


 そして、橘さんは、空中に投影された半透明のパネルを少しだけいじって、胸を両手でまさぐり、そして、床に手をついて項垂れた。


「おおきくなってない。」


 なんのことかは、聞かないでおいてあげるのが、優しさだった。


 このあと、むちゃくちゃ冒険者マニュアルを読み漁った。

委員長は、ゲームとかラノベとか知らない設定です。

そうすると、どうなるのか、ちょっと楽しんでいただければと。

前提知識がないと、異世界転移や召喚では、かなり困ることでしょう。

いや、そもそも、必ずしも中世ヨーロッパシステムじゃないかもしれませんが。

それでは、がんばれれば明日も。


訂正履歴

 ヨーコー嬢王国 → サッシー王国

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