第106節 ウーバン山脈の最強異種族軍団
投稿が遅くなりましたことをここにお詫びいたします。
納得いかなかったので、推敲してから投稿させていただきました。
最近、なんだか読者の方がかなり増えられましたので、品質に、ちょっと気をつけるようになりました。
申し訳ございませんでした。
ですので、今日は結構長めです。
それでは、どうぞ。
<異世界召喚後45日目朝>
場所:ヨーコー嬢王国レーベン領ドエッジ砦
視点:野中
目が覚めたのは、ドエッジ砦の中だった。
見覚えのない天井。
フカフカじゃない、植物、ワラみたいな何かの敷かれた寝具。
周りに寝転がっているマインウルフたちと、僕に抱きついているロッコとラスト。
ここ数日の疲れが出たのだろう。
みんな、爆睡してしまっていた。
空の狭いドエッジ砦にも、朝日が差し込んできた。
新しい朝が来た。
昨日は、お昼までの話し合いの結果として、とりあえず、試しに作ってみることにした。
「国境鉄道」を。
ロッコやラストの提案とマインウルフたちの提案が、なぜか被った。
どうやら示し合わせていたというわけでもないらしい。
なぜなら、昼過ぎに、作ってみるかと作戦会議をした際に喧嘩になった。
それは、城壁の規模と、鉄道の種類についてだった。
「城壁は、魔王軍の攻撃に耐えられるものがいい。厚さは少なくとも5メートル、できれば10メートルは欲しい。」
そう、注文をつけてきていたのは、マインエルフだった。
マインウルフがクラスアップしてマインエルフになり、変身魔法でエルフになれるのだ。
そのエルフの口から、そのような提案が出た。
ほぼ、僕の思い描いた通りの話だと思った。
しかし、ラストが反論する。
「城壁は、16メートルで統一して欲しい。あと、国境とか関係なく、できる限り直線で引いて欲しい。山があったりしたら、切り開いて谷にしたりして欲しい。」
つまり、主体の問題だった。
マインウルフたちは、国境を守るのもお仕事だ。
その時に、できる限り防衛しやすい城壁を作りたいし、鉄道はおまけでしかない。
兵站用の物流を賄えたなら、ラッキーくらいの立場なのだろう。
対して、ラストたちは、鉄道を作るのがお仕事なので、鉄道が主体の考え方だった。
つまり、鉄道を通すためには、どのような城壁がいいのかと考えていたのだった。
当然、鉄道にやさしい城壁作りになる。
そもそも高低差を嫌って、城壁そのものに固執しないのだ。
やろうとしていることは一緒なのだけれども、向いている方向が違うため、似て非なるものが出来上がる可能性が高い。
だから、兵站と食事という点において、「国境食堂」とかいう概念が発生するのだ。
マインウルフたちにとってみれば、峠の茶屋程度の発想なのだろうが、それはそれで重要だ。
なにしろ、マインウルフたちにとって、ご飯は人生そのものだから。
食べることが、幸せだから。
片やロッコたちは、鉄道が主体なので、なんなら、弁当、駅弁でいいという訳だ。
なるほど、噛み合わない訳だ。
ほぼ、おんなじことを言っているのにね。
なんてことだ! なんてことだ!
だから、放置せず、仲裁せず、注文した。
「とにかく、同じことを言っているのに、細かいところで相違があるからと言って、いがみあうことはない。いいとこ取りで行こうと思うから、言う通りに作って欲しい。」
「ん。わかった。」
「マスターがそれでいいなら。」
「社長、了解した。」
全員納得していない顔だが、三方一両損的な考え方でいきたい。
「注文」
1 国境の城壁の幅は16メートルで固定すること。(ラスト案)
2 国境の壁の上、ないし内部に、鉄道を通すこと。(両案)
3 国境の壁の高さは、場所によって変化させ、線路の高低差を少なくすること。
その際、線路が低くなる場所では、溝かトンネルにすること。(ラスト案)
4 国境の壁内部に線路を引く際には、国内側は、外が見えるようにすること。(野中案)
5 国境の線路を走る鉄道線を「国境鉄道」線と命名すること。(ウルフ案)
6 「国境鉄道食堂」を作ること。(ウルフ案改)
7 国境の城壁の高さは、最低でも10メートルは確保すること。(ウルフ案)
双方のいるうちに、「国境鉄道」をこのように発注した。
双方、納得はしていないが、ギリギリ、妥協できるラインらしい。
文句を言いたさそうにしてはいるものの、僕の手前、我慢していると言ったところか。
何がそんなに嫌なのだろうか。
こいつら、言っていることおんなじなんだから、仲良くして欲しいんだが。
そもそも、実際に魔法を使って作るのは、マインウルフ軍団なんだしな。
そして、マインウルフ軍団は、相談して、図面を考え、一旦ユリが海まで走っていって帰って来ることで、実際の壁を作るラインと高低差について確認してきた。
ついでに、残りのマインウルフたちも連れてきてしまった。
いや、いくら壁作り好きだと言っても、それはない。
だって、お前ら、この国の兵士なんだぜ?
一箇所に集まったら、他の場所を攻められた時に、対応できなくなるだろ?
ほんとに、こいつらときたら。
そして、今に至る。
僕の寝ていたドエッジ砦の北側約100メートルくらい先に、目的の建造物が作られていた。
おい!
そもそもそこは、北の帝国の土地なんじゃないだろうか。
しかし、これだけ大きな建造物を作ってしまうと、もう、戦争をふっかけてしまっているようなものだった。
日が明けて朝の段階で、砦周辺の城壁建設と、鉄道の敷設は終了していた。
作業中は、ラストたちもマインウルフたちもノリノリで作っている。
ほんとは、仲良いんだろ? お前ら。
そして、その巨大なオブジェを、魔王軍に発見されてしまう。
一夜明けたら、なんか自分のテリトリーに、変な城塞ができていた。
あわてて、魔王軍が攻撃にきたらしい。
でも、そいつらは、レイン以下精霊軍団と、ユリと愉快なマインウルフ軍団で、僕の知らないうちに一掃したとのこと。
もう、ちょっと怖い。
もしかすると、こいつらの方が、魔王軍よりも怖いかもしれない。
そして、攻撃されてもびくともしなかったことから、この巨大な城壁の有用性がうかがえた。
逆説的に、うまくいってしまったのだ。
「マスター、できたのです!!! 見本品ができたのですよ!!!」
そして、試作品完成にいちばんテンションを上げていたのがレインだった。
まあこいつ、建前だけは「トレイン」の精霊だし。
それを除いたとしても、嬉しかったのだろう。
正攻法で、魔王軍にあっさりと打ち勝ったことが。
それは、マインウルフたちも同様だった。
もとは、ただの田舎の村人たちだ。
魔物や魔族に怯えて暮らす日々。
しかし、今ならもう、そうじゃない。
むしろ、魔物や魔族に怯えられる戦力となったのだから。
そして、相手の陣地に勝手に城壁を築いて、敵の領土をちょっとだけ掠め取ることに成功していた。
この手法は、あまりいただけない。
なんだか、おんなじようなやり口を、元の世界の外国がやっていたような気がしたからだ。
まあ、相手は魔王軍なので、背に腹は変えられない。
試作品を確認することにした。
まず、びっくりしたのが、そもそもこちら側から見ると城壁ではないこと。
地形そのものを大きく変化させていることが挙げられる。
魔王軍への対応をすると言ったら、湧いて出てきた山神様が協力して下さったと、マインウルフたちは喜んでいた。
どう、地形が変化していたのか。
国内側から見ると、そもそも城壁が見えないのだ。
何を言っているのかわからないと思う。
普通の山があるだけのようにみえるのだ。
もちろん、そうつくっているだけで、その山そのものが城壁なのだが。
これは、山神様が関係している。
できる限り、自然な形で活用して欲しいと。
だから、壁を作るのではなくて、山を作って欲しいと。
マインウルフたちにしても、その方が自然にできるので魔法を操作するのがかなり楽だと。
結果として、こちらから見ると、国境の壁があるあたりは、ちょっと小高い丘の上にしか見えない。
周囲の地形ごと、変化させているので、そう見えるのだが、僕の寝ていた国境の砦そのものが、実の所、一晩で100メートルくらい隆起している。
全く気が付かなかったけれども。
でも、ただの小高い丘なら、魔王軍を撃退できるはずもない。
そうなのだ。
魔王軍の攻め込んでくる北側から見ると、かなりでかい城壁に見えるのだ。
イメージで言えば、ダム。
巨大なダムの壁が、山の中に突然発生しているように見えるのだ。
一番高いところで、100メートルくらいの高低差があるかもしれない。
なぜ、そんな高低差ができたのかと言えば理由は簡単。
近くの山に合わせたのだ。
厳密には、旧フィール・ド・エッジ村の高さに合わせているのだ。
地形を変化させたので、村との高低差や断崖絶壁は存在しなくなった。
それは、城壁にとって代わったのだ。
普通に攻め込んできた、地を這う魔物たちの一切が、城壁を前に途方に暮れていた。
飛び越えようにもいくら何でも高すぎる。
イノシシ型の魔物が、破壊しようと体当たりをかましていたが、相手は山だ。
まさに独り相撲だった。
そして、上からは、魔法打ち放題。
狙い放題なのだ。
一部の魔族が、魔法を使って、空を飛んできたが、高低差100メートルを飛行する魔法は、それなりに燃費が悪い。
城壁に近づけなければ、飛んでいるだけでMPを消費していく。
高低差があるので、その消費量が半端ない。
だから、着地させないことに専念して対応すれば、MP切れで落下し、死んでいった。
その関門をくぐり抜けて、こちら側に辿り着いた魔族たちは、精霊軍団の餌食になっていた。
BAN! されていた。
かなりぐったりした状態で、簡単に消されていった。
なるほど、戦力さえ揃っていれば、圧勝できる砦だった。
この勝利に、全員、かなり気を良くしてしまっていた。
そして、なぜ、山神様が、あんなに渋っていた、地形変更を許すどころか手を貸してさえしてくれたのか、気がついていなかった。
甘い言葉には、罠がある。
そう言うことするような子じゃないけど。
戦闘が終わって、城壁を確認している時だった。
「ノナカ、お願いがあるの。」
上目遣いで山神様が言ってきた。
悪い予感しかしない。
「どうしましたか?」
「そのね、ウーオ帝国の中の、私のテリトリーに、たくさんの異種族が取り残されていて、魔王軍に殲滅される寸前なの。こっちに連れてきても、いい?」
なんですと?
いままで、ワーランド村に連れ込んできていたのは、サッシー国内の異種族たちだけだった。
ところが、今言っているのは、ウーオ帝国内の話。
そもそも山神様は、ウーバン山脈の大精霊らしい。
それを考えれば、山神様のテリトリーの9割近くは、帝国内。
帝国内の事情を何とかしたいと思うのは、何ら不思議じゃない。
その領民を、殺されないように受け入れて欲しいと言うのも理解できる。
ただ、気になった点は、人間と言わず、異種族と限定したこと。
ここで、悪い予感がしないほど、山神様との付き合いは短くない。
「ちなみに僕の勘では、『連れてきているけど、許して?』 の間違いでは?」
「いぢわる。」
頬をふくらませて、そっぽを向く山神様。
何この可愛い生き物。
図星だったようだ。
なんて残念な。
予感は的中していたのだ。
「か、隠れ里をね、発見したの。」
「へー。」
「異種族が、沢山いるの。」
「へー。」
「とっても、なかよしなの。大丈夫なの。」
「へー。」
冷たい視線に耐えかねた山神様が、自白してきた。
「ごめんなさい。勝手に隠れ里をまた、作ったの。」
「へー。」
もう、国内に異種族の隠れ里レベルでの移住が終了していたらしい。
想定よりも手が早かった。
まあ、山神様は、テリトリーの中なら、並列に何人でも存在できるから、やる気になったら、ひとりにつき山神様一人が付き添うことさえ可能なのだから、できてもなんら不思議じゃない。
「この、国境の城壁を、そのまま海に向かって進んでいくと、村があるの。」
「作ったんですね?」
「そう。村をそこに作ったの。」
「嘘は、いけません。発見したとか、山神様を知っているものなら、誰もが一発で嘘だと気付きますよ? だって、知らないはず、気づかないはず絶対にないんですから。」
「うん。ごめん。」
山神様は、かなりしょげていた。
本人は、間違いなくいいことをしたつもりなのだ。
実際、その住人たちにとっては神にも等しい、良い行いだったのだろう。
だが、国を預かる身としては、それは勝手な侵略行為に等しい。
他国の人間を、自国に引き入れ、あまつさえ集落を作ったと。
その上で、受け入れを要求して来る。
もちろん、拒否権はない。
なぜなら、拒否しても、実質的に意味がないからだ。
帰れるのかと言われれば、帰れないのだから。
もとに戻せるのかと言えば、無理なのだから。
だから、後ろめたい山神様は、こんなにも協力的だったのだ。
頭を切り替えることにした。
なら、どんな異種族が国民になるのかと。
なんなら、異種族なら、魔族がなりすます可能性が低くて、確認する上では楽ができると。
「で、山神様。その異種族の紹介をお願いします。心の準備が必要なので、まず、どんな異種族がどれくらいの規模で存在するのか教えてください。」
「いいわ。ちょっと待って?」
そう言うと、服の中から、羊皮紙をとりだした。
そして、上から読み上げていく。
「まず、巨人。巨人族。」
「ふぇ? なんですと?」
いきなり、山神様は、訳のわからないことを言い始めた。
おい。
魔王軍から守るためにとか言っていたよな?
魔王軍そのものとかじゃないだろうな?
「巨人族。あ、でも安心して? 巨人族って言うのは俗称なの。正確には、ベア族とガー族のこと。」
「と、言われても、わからないのですが。」
「ベア族は、ノナカにわかりやすく言えば、『熊男』。熊系の異種族。もふもふ。そして、ガー族は、『虎男』。虎系の異種族。もふもふ。」
「ちょっと待ってくれ。魔王軍に追われている種族なんだよな? イメージなんだが、どちらかと言うと、魔王軍を脅かしそうな異種族なんだが。」
「そうなの。でも、異種族の中では、弱い方なの。」
何基準で弱いのだろうか。
巨人族と俗称されているくらいなのだから、人間族より巨大なのだろう。
なら、それだけでも十分に強い。
人間基準なら。
でも、山神様は、異種族の中では弱い方と。
そう、おっしゃるではありませんか。
え、異種族ってそんなに強いの?
「そんなに言うなら、今回こっちにきてもらった異種族の中で、最強の人たちを紹介するわ。マグマエレメントのみなさん。合計で5人いるわ。」
そう言うと、地面の一部が赤くなって、沸騰し、マグマになった。
そのままそこから、顔だけ5つほど、地表に出てきた。
「はじめましてー。ただいま、ご紹介に預かりました、マグマエレメントの、ロッキーです。族長やってまーす。」
軽い感じだった。
体は暑くて重そうだけれども。
「あ、ああ。よろしく。僕はノナカ。この国を何とかするお仕事を任されている。」
「しってるー。山神様が言ってたひとー。おもしろそーだから、みんなできてみたー。」
「ちなみに、山神様からは、魔王軍から逃げるためと聞いているのだが。すごく強そうにしか見えないのだが。」
「そーだよー。すごいね、初見でそこまでわかるんだー。キミもそこそこ強いってことかなー?」
ペースが掴めん。
ただ、とんでも無く強そうだった。
なぜ、魔王軍から逃げてきたのかわからん。
「えっとね、山神様からは、ノナカたちをたすけてーって言われたの。戦力になるよー。魔王軍のほとんどは、わたしたち、瞬殺できるよー。」
山神様は、さらに嘘をつかれていた。
我が国の戦力補強のための人材スカウトをしてくれていたらしい。
おい!
聞いてないよ。
「と、言っているのですが。山神様?」
「そうなの。ガー族もベア族も、とっても強いの。使えるのよ?」
「で、魔王軍から逃げていると言うのは嘘なんですね?」
「本当なの。でも、弱い異種族の子たちは、助けられなかったの。まだ、帝国内で隠れて殺されないように助けを待っているの。」
おい。
今の話で、一本につながったぞ。
理解できてしまった。
城壁を強固にするのを手伝ってくれた。
これは、我が国の防衛戦力を向上させるため。
でも、山神様からすれば、攻め込むための戦力を弾き出すためだった。
強力な異種族の助っ人をスカウトしてきてくれた。
これは、我が国の攻撃戦力を向上させるため。
でも、山神様からすれば、攻め込むための要員を確保するためだった。
何のために。
それは、異種族の住民たちを、人間まで含めて救うためだった。
帝国から。
そして、魔王軍から。
ということは、この戦力を使って、この防衛力を使って、帝国に攻め込んで、ウーバン山脈を占領して? と言うのが、山神様の最終目標なのだろう。
なんて、わかりやすい。
それならそれで、嘘をつく必要なんてどこにもないのに。
「なぜ、回りくどい嘘をつくのです? 信頼関係にヒビが入りますよ?」
「ノナカなら、やってくれるわ。信頼しているもの。」
完全に足元を見られていた。
「そそ、それにー。ヤマノカミのこと、大事にしないなら、わたしたち、敵にまわるしー?」
不穏なことを、マグマエレメントは言ってきた。
そうなのだ。
ある意味、こいつらは、まだ、我が国の国民じゃない。
なんなら、山神様の私兵的な立場ですらある。
その私兵たちが、我が国の国土に攻め込んできたら、おそらく勝てはしないだろう。
それだけの戦力を、誇示していた。
おそらくだが、マグマエレメントは、ファイアーエレメントの上位互換ではないだろうか。
なら、無理に敵対するのは、危険でしかない。
「山神様、こういうことは、相談してくだされば、受け入れるんですよ? 半ば脅すようなやり方は、感心しません。」
「でも、こう言えば、ノナカは仕方なく、帝国に攻め込むことができるの。私のせいにできるから。」
ああ。
そういうこと。
これは、やさしさなのか。
それとも、厳しさなのか。
「ま、よろしくお願いしますよ。最強異種族軍団の方々。」
僕はあきらめて、山神様の策略に、降参したのだった。
キャラクターそれぞれの想いがいろいろと錯綜して、書いている方は訳がわからなくなりそうな内容でした。
メモに、誰は、何を目的でどうするためにこの行動をしています、とは書いてあるものの、わかりにくいので、一部は本文にそのまま埋め込みました。
埋め込まない方が、読み物としては想像できる余地が増えて、面白いと思う反面、説明不足になって、意味不明な文書になるというバランス感覚の難しさがあります。
あれです。
大学入試の国語の文章読解みたいになってはいけないのです。
そういうのも大好物ですが、さすがにそんなものを押し付けるのは嫌がらせになりますし。
それでは、文章の海に溺れてしまっていなければ、明日こそ12時から13時くらいに。
訂正履歴
肩や → 片や
それを覗いた → それを除いた
他国に人間を → 他国の人間を
マグマエレメントが入ってきた。 → マグマエレメントは言ってきた。
最強い種族軍団の方々 → 最強異種族軍団の方々