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第36話 最強の皇帝陛下

異世界ものでも戦記物でも「帝国」って言葉にはどうしても惹かれるものがあります。

日本も大日本帝国とか言っていましたし。

帝国と王国の違いとか、突き詰めて勉強すると面白いものですね。

ああ、現実世界の帝国主義とか、ファシズムとかを推進したいという立場ではないですけれども。

ただ、文明のレベルや、世界の情勢に応じて、適切な政治体制は変化していくものだと思いますけれどもね。

それでは、どうぞ。

<異世界召喚後8日目午前中>

場所:サッシー王国王都付近

視点:神佐味かむさび


 異世界ものらしく、私たち勇者の旅がはじまった。

 いや、始まってしまった。


 経緯は難しくない。

 私たちは、高校の所属クラスまるごと、異世界に勇者として召喚された。

 そして、大魔王と戦うように言われたのだ。

 今、まさに大魔王との戦いに出発したところ。


 おかしい。

 何かがおかしい。


 何がおかしいって、ゲームだったらかなりのクソゲーだ。

 異世界に召喚されて勇者になった途端、ラスボス戦へと直行って。

 仲間とのエピソードとか、伝説の武器とか、そういうのをすっ飛ばしている。

 ちなみに仲間はいる。


 いるのだが、ちょっと、いや、けっこう問題のあるパーティーだった。


 まず、自分の職業は祈祷師だった。

 そもそも実家が神社なので、まあ、近くはなくとも遠からずといったところ。

 そして、友達のイケメン洞川どろかわの職業は、スカウトだ。

 全国大会レベルの俊足を遺憾無く発揮できる、ベストマッチな職業だ。


 あとひとり、 高野たかのというクラスメイトの男が仲間にいる。

 実家がお寺さんだということもあるのだろう、職業は僧兵だった。


 たしかに、それぞれの個人的資質や生まれ育った環境に適した職業だ。

 でも、ちょっと待って欲しい。

 パーティーとして見るとこうだ。


 かむさび:男 しょくぎょう:祈祷師(僧侶系)  れべる:0

 どろかわ:男 しょくぎょう:スカウト(盗賊系) れべる:0

 たかの :男 しょくぎょう:僧兵(戦士+僧侶) れべる:0


 なんとバランスの悪いパーティーなんだろう。

 これ、物理攻撃が効かない魔物が出てきたら、詰むパーティーだよね?

 回復役の僧侶、二人もいらないよね?

 そもそも、ちょっと、これ、火力が弱いよね?

 職業を得てしまったので、全員レベルが0になってるんですけど?


 いや、そもそももともと低レベルでしたが。

 一番高くても洞川のレベル4が最高だったし。

 これは、レベル上げ不可避だ。

 とにかく、あれだ、経験値稼ぎが必要だ。


 そもそも、今回の旅は雲行きが怪しい。

 まず、同行者がいただけない。


 同行者は、クラスメイト女子3人と目的地の帝国の皇帝陛下、そして、王国の国境警備隊の騎士様の合計5人だ。

 訳がわからないよ。

 まず、なぜ、皇帝陛下が一緒なのかが意味不明だ。

 説明は受けたよ?


 なんでも、サミットの帰りらしい。

 別の国で行われたサミットからの帰りに、ちょっと王国に寄り道して、今から帰るところというのだ。

 なんとものんきな皇帝陛下だった。

 いや、護衛の一人も付けとけと言いたい。


 そして、帝国がちゃんと護衛をつけないから、王国が帝国に着くまでの護衛として、国境警備隊所属の聖騎士さまであるサイモンという男がついてきた。

 皇帝陛下とは、旧知の中であるらしい。

 敵国同士なのに、なぜか打ち解けている。

 これも理解の範囲外だ。


 あと、僕たち勇者は、大きな戦力となってしまうので、各国に分散配置して、集団でのボイコットや反乱を防ごうという狙いがあるらしい。

 僕たち3人は、そういう理由で、帝国に行くように言われてしまった。

 帝国行き勇者枠は6名。

 なので残り枠を、クラスメイトの女子3人がうめた。


 ただ、この女子3人も問題しかなかった。

 こいつら、こともあろうに立候補してきやがったのだ。

 もう、その段階で訳がわからない。

 死ににいくようなものなのになぜ?


 でも、価値観の違いというかなんというか、理由だけは明白だった。

 全国区のスプリンターである、洞川の非公式ファンクラブの3名だった。

 なんなら、夜中に宿舎に押し入ってくるような、アグレッシブなファンクラブだった。

 もちろん、私たちの帝国行きをいち早く察知して、素早く立候補してきたのだ。

 凄まじい、情報収集力。


 正直、彼女らにはお手上げである。

 なお、参考までに彼女達のことも、紹介しておきたい。

 今後も、いろいろと主に洞川にたいして問題を起こすであろうから。

 敵を知り己をしれば百戦危うからずと言うから。


 まず、洞川ファンクラブ会長の重光しげみつ

 女神様からの恩寵をうけて、この間、ちょっとの間だけだけど、体が動かなくなる効果の技能スキルを使われた。

 そして、洞川が宿舎から拉致されたのだが。

 そういう行動力の無駄に高い危険な女だ。

 あれだ、刃物を与えてはいけない子だ。


 そして、重光の子分その1、 張本はりもと

 とにかく、すぐに手が出る女だ。

 他人を引っ叩けば、とりあえずなんでも解決すると思っている節がある危険思想の持ち主だ。

 もちろん、そんなパワハラ危険すぎるのでお近づきにはなりたくない。


 最後に、重光の子分その2、 ぶんの

 スタイルのいい美女だ。

 重光にそれを妬まれているのだが、こればっかりは、本人の努力でどうしようもない。

 一時期、パッとしない髪型なんかで隠そうとしたら、それはそれで怒られたという。


 どっちなんだよもう。


 彼女は、和楽器が得意なんだそうだが、透き通ったいい声をしている。

 それも妬みの対象なのだが、恩寵ビーパーがそれに拍車をかける。

 美しい歌声に魔力を乗せることができるという、問題のある技能スキルだった。

 歌って聴かせるだけで、眠らせたり、場合によっては戦闘不能にまでできるらしい。


 最恐じゃん。


 あ、でもそれ、洞川は、使われてしまったかも。

 まあ、何を言っても証拠がないので意味はない。


 こんなメンバーで、サッシー王国の王城を後にした一行は、一路北を目指している。

 目的地は、皇帝陛下の居城のある帝国首都、ブラウブレッタ城だ。

 とりあえず、まずは、この国の国境まで大街道を進む計画。

 馬車が4台並んで走れるくらいの広い街道だ。


 ウーオ帝国に繋がっているので、わかりやすくウーオ街道というらしい。

 というか、街道脇にそう看板で書いてあるそうだ。

 わかりにくいけど。


 同道する皇帝陛下は、言葉は強いしオーラも強いけど、気さくな人だった。

 というか、体育会系だった。

 元気があればなんでもできる系の人だった。

 個人の能力がとんでも無く高いので、ほんとになんでもできる系だった。


 異世界を旅する勇者としては、魔物との戦いを危惧していた。

 心躍る緊迫した戦闘。

 だけど、朝、王都を出発してから、1度もエンカウントしない。

 なぜなのか。


「魔物は、大街道では出ないのですか?」


 気になって、皇帝陛下よりは聞きやすそうな聖騎士サイモンに質問してみた。

 僕たちのレベル上げの餌食は、ちゃんと用意されているんだろうなと。

 冒険の最初は、弱いモンスターとの戦闘で、レベル上げ必須だろと。


「出ないな。大街道で魔物が出たら、経済に大打撃だ。兵士たちが周辺の魔物をきっちり狩りとっている。安心して歩いていていいぞ?」

「は、はあ。」


 だめだった。

 レベル上げ、望み薄だった。

 でも、何事にも100%はない。

 もしかしたら、もしかしたら狩りもらすこともあるんじゃないだろうか。


 期待は現実のものとなる。

 でも、現実はとても厳しかった。

 モンスターが狩り取られて安全を確保されているはずの街道に、わざわざ姿を現す魔物って、どうよ?

 もうおわかりだろうか。


 こっちはレベル0なのに、いきなり強敵っぽいのが空から来襲。

 ドラゴンっぽい魔獣が飛んできたのだった。

 なんなら、黒くて爬虫類っぽい、口から炎をちょろちょろ漏らしている、危険な相手だった。

 そいつが私たちに襲いかかってきたのだ。


 ああ、私たちの冒険はここで終わった。

 目の前には次の町が見えているのに。

 唐突なゲームエンドに、どこで選択肢を間違ったのか、教えて欲しいところだった。

 あれか? 深夜に洞川を拉致されたあたりか?


 とにかく、このままではなぶり殺しだ。

 物陰に隠れるなりなんなりして、死を回避しなければ。

 そうして目についた岩陰に隠れる男子3人。


「このような雑魚、隠れるに値せんぞ? どれ、見ておれ。」


 何でもないように言い放つ皇帝陛下。

 そして、腰にさす2本の大剣を抜き放つと同時に放たれた衝撃波が、ドラゴンっぽい何かに放たれる。

 衝撃波は、そのまま黒いドラゴンっぽい何かの腹にヒットして、斜め十字の傷を作った。

 飛び散るドス黒い血潮。


 しかし、相手もそれだけでは死なない。

 遠距離攻撃には遠距離攻撃というのか、当たり前なのか、炎を吐いてきた。

 異世界もののドラゴンっぽいよ。

 そんなとこばっかり教科書通りでも嬉しくないよ!


 聖騎士サイモンが、今度は大剣を抜き放って、剣に魔法を込めてその炎に放つ。

 炎は魔法に絡め取られて、ドラゴンの口の中に戻っていった。

 そして、ドラゴンの口が裂け、頭が爆発し、首から上が吹っ飛んだ。


 さすがのドラゴンも、頭がなければダメなのだろう。

 大地に落下し、動かなくなった。


「なんのこれしき。」

「そろそろ昼ごはんにしましょうか。このドラゴン肉で。」

「うむ、そうしよう。弱者の肉では満足しないとか勇者殿たちが不満を言うのなら別だがな?」


 いやいやいや。

 十分に強そうな相手でしたよ?

 普通に戦ったら、死んでましたよ?

 そして気がつく。


 レベルが上がっていることに。

 冒険者タグで確認すると、レベルが5まで上がっていた。

 洞川も高野も同様だったらしい。

 戦いに参加していないのにね。


 パーティーとして、経験値をいただいたということのなか?

 ああ、レベリングというやつか。

 強いパーティーに寄生している間に、レベルとステータスだけ上昇していくあれだ。

 でも、ちゃんと自分で戦闘技能や勘を育てないと、役に立たないから。


 それはそれとして、男子3人が協力して、石を囲ったり、火を起こしたり、肉を加工したりして、ドラゴン肉を焼いていった。

 鉄グシとかそういう文明の利器はないから、骨そのものを串の代わりにして、火に炙って焼いた。


 ちなみに女子3人は、あまりにもスプラッタな状況に吐いていた。

 昼食的に戦闘不能だった。


 それはそれとして、ドラゴンの肉がいい感じに焼けていく。

 油が滴って、炎がおおきくなる。

 肉の表面にじわじわでてくる油が、その炎に炙られてちょっと焦げる。

 これがまた、いい香りをふりまいてくる。


 サイモンの話では、もも肉だけじゃ無くて、舌とかも美味しいらしい。

 皮というか鱗も、防具とかに加工できるので、結構なお金になるそうだ。

 次の町も目の前に見えている。

 とりあえず解体して、持っていくことにした。


「角や爪、鱗といった討伐証明になる部分や、高く買い取られる部分は、忘れずにな。冒険者ギルドで高く買い取ってもらえるからな。」

「こ、皇帝陛下はなぜそれを知っているのですか?」

「皇帝になる前は、冒険者だったからだ。いまだ、現役のつもりだがな。」


 いや、強すぎるでしょ?

 歳で衰えるとかないの?

 執務で衰えるとかないの?

 あ、ああ。


 戦闘国家なのかもしれないな、帝国は。

 軍人としての強さも求められるのかもしれない。

 だからこそ、敵国の強者であるサイモンを、信頼し、受け入れているのだろう。

 恐ろしい国に派遣されるものだな。


 肉を食べながら、3人のステータスを確認しあっていた。


「私は、祈祷師のレベルが5になった。レベル1で初級祈祷、レベル5で初級祓(交通安全)が身についたんだが。」

「なんだよ交通安全って? 馬車に轢かれなくなるってことか?」

「いや、おそらく、あれじゃないか? 敵に遭遇しにくくなるとかじゃないか?」

「そ、そうか。でも、僕、スカウトのレベル1で、初級気配遮断を身につけたんだが。あと、レベル4で初級罠解除も。スカウト自体はレベル6だけど。」

「罠解除は使えそうじゃな? 拙僧は1つだけじゃ。僧兵レベルは4、レベル2で、初級金剛杖術をな。元の世界から知っておったがのう。」


 何ということでしょう。

 スキル名が違うのに、性能が被ったり。

 異世界なのに、元の世界ですでに身につけていた技能だったり。

 レベルの低いうちは、そんなものかな、それとも、やはり、パーティーの組み方間違えたかな?


 冒険者タグで見ると、祈祷師の初級祈祷の効果は、「わずかにHPとMHPを回復させる」と表示されている。

 何? MHPって。

 HPはわかるよ?

 MPの誤植か?


 あと、初級祓(交通安全)には、「交通に関係する厄災を20%程度の確率で防ぐ」と、何とも微妙な説明文だった。

 大雑把なんだよ、説明が。

 あと、効果も微妙なんだよ。

 20%っていうのがとても微妙。


 逆に100%となったら、恐ろしいけどね。


「冒険者タグで見た。初級祈祷は、恩寵と違って100%効果があるらしい。確率表示されていなかった。HPとMHPを回復するって書いてあった。あと、初級祓(交通安全)は、そのまま、20%の確率で交通事故を防ぐと。」

「微妙じゃのう。ほんに微妙じゃのう。拙僧の金剛杖術と同等じゃのう。」

「でも、使えそうですよね? その杖術。」

「体術としては、使えるんじゃがのう。肝心の金剛杖がないとスキルとして機能しないんじゃよ。ただの杖ではダメなんじゃ。」


 なんと。

 それって結構条件厳しいんじゃ。


「今のところ、ないのと同じじゃのう。まさかドラゴンの骨で金剛杖を造るわけにもいかんしのう。悪魔のシャーマンみたいじゃからの。」

「あとで作ろう。この世界にはないだろうけど、ハンドメイドすれば大丈夫じゃないかな? ああ、あと神佐味? 僕の気配遮断とかぶっていなくてよかったね。初級気配遮断は、『術者の半径30メートルより外から気配を感じることができなくなる。ただし、レベル差によっては効果がない。』と。」

「おい、なんでだよ。なんで洞川のだけそんなに説明が詳しいんだよ?」


 不公平だった。

 私の初級祈祷とかも、もう少し詳しく説明して欲しいところ。


 とりあえず、討伐証明部位を持って町に入り、冒険者ギルドで、ドラゴンの遺体回収を依頼した。

 ほっとくと何が起こるかわからないし、新鮮なうちなら、莫大なお金になるし。


 ギルドが冒険者にドラゴン遺体回収クエストを張り出して、遺体は回収されることになった。

 ギルド職員の鑑定で、回収前にドラゴンの遺体は現金化された。


 クエストをギルドが発注した分やすくなっているが、誤差の範囲だという。

 具体的には、金貨20枚分になったそうだ。

 なったそうだというのは、実際にはもらっていないからだ。

 金貨は危ないそうだ。


 それに、町のお店で使うにも面倒が起こりやすいので重くても大銀貨や銀貨で持っていることを勧められた。

 逆に、8人パーティーなので、8等分できる状態にしてもらえてありがたかった。

 ひとりあたり、大銀貨20枚と銀貨50枚になった。

 重い。


 紙幣経済のありがたみを感じた。

 あと、腰とかにぶら下げておくと、すぐにすられたり、ナイフで切り裂かれたりするので注意が必要なんだそうだ。

 さらに、冒険者タグを使った冒険者ギルドへの預金もできるそうだ。

 冒険中に、野盗や山賊に襲われても、タグさえあれば全財産を失わないシステムらしい。


 そもそも冒険者ギルドで、本人確認しないと引き出せないし、もし、脅されて引き出させようとしたなら、冒険者ギルドが何とかしてくれるというのだ。

 何とも頼もしい。

 今回のドラゴンの処理にしてもそうだが、この世界の冒険者ギルドは有能だな?

 と、思っていたのだが、違うと言われた。


 冒険者ギルドは、冒険者にクエストを発注してその上前を跳ねてなんぼの商売。

 つまり、ドラゴンの処理でも、この町の冒険者や冒険者ギルドが潤うウィンウィンの関係なんだとか。

 ありがたいことで。


 今日は、この町の皇帝陛下おすすめの宿で、一泊することになった。

 何で他国の町で、顔が通るんだよ?

 あと、皇帝陛下が宿泊されるような宿じゃないぞ?

 かなりの安宿だし。


 冒険者ギルドの上にある宿屋だけどな。

 つまり、防犯的には、この町で最強だということらしい。

 皇帝陛下の強さは、この辺の冒険者なら誰でも知っているので、手を出すようなあほの子はいないそうだ。

 なんなら、皇帝陛下が泊まられるので、逆に安全になるんだとか。


 訳がわからないよ。

 とにかく、男子3人で一部屋取った。


 翌朝、部屋のテーブルには「洞川が昨晩女子に拉致られたのは秘密だ。」というメモが置いてあった。

 明らかに重光の筆跡で、かつ日本語だった。

 え? 拉致られた記憶もないのだが。

 鍵もかけていたし、3人で寝てたはずなんだが。


 なぜ?

ブックマークや評価ポイントありがとうございます。

これを糧として頑張らせていただいています。


本文の話です。

かなり久しぶりのメンバーです。

8章の話の背景に絡んでくるお話の始まりです。

このパーティーは、勇者組としては、本人たちはそう思っていませんが割とまともな戦力なんですよ?

しかも、勇者以外に勇者以上に強い人が2人もついていますし。

あと、女子は強いですし。

あまり表立って出てきませんが。

表記すると、18禁枠に追い出されそうなので、あまり書いてはいませんが、ひどいことされてるかもしれませんよ?

書かれていない行間で。

それでは、行間殺法が筆者自身も殺してしまっていなければ、明日もまた、12時から13時くらいに。


誤字訂正

 強いパーティーに帰省 → 強いパーティーに寄生

 擦り取られたり → すられたり

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