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女神様! 御自分で御与えになられた恩寵なのですから、嘲笑するのをやめては頂けませんか?  作者: 日雇い魔法事務局
第7章 防衛戦? 眼前に突撃!
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第89節 再建築物件

復興というのは、とても難しいものです。


一番怖いのは、総じて人間の欲でした。

あまり詳細を書くと危険なので書きませんが、本当に怖かったです。

何度も襲いかかってくる津波や地震よりも、人間に殺されるんじゃないかという恐怖の方が。

そういう要素は極力入れていませんが。

復興するなら、もし異世界でならどうやるのか。

どうするのが理想なのか。

そんなことを考えつつ、書いてみました。

それでは、どうぞ。

<異世界召喚後36日目昼>

場所:ヨーコー嬢王国ウーバン領ウーバン村

視点:野中のなか


「どんだけだよ?」

「驚きの早さなのです。」

「ん。びっくり。」


 僕と精霊トリオが、城壁の上からウーバン村を眺めていた。

 今いる城壁は、例によってマインウルフが築いたもの。

 今回は、前回破壊された教訓を生かして、高さ20メートル、幅6メートルと倍にしてみた。

 もうこれで、地形を直接変更するような魔法でもない限り大丈夫。


 ドライアド族長のニースが言うには、さらに固定魔法をかけておけば、物理攻撃に対しては無敵になるし、ボーリングワーム対策にもなると言うのだが、そんな贅沢な魔法、今のところ使い手がいない。


 魔王軍の進軍によって、ウーバン村は瓦礫の山というよりは、更地になってしまった。

 正直なところ、ここの村は放棄して、ガーター町を首都にするのもありだと思った。

 何より、今回の件でも、その地理的優位性がよくわかった。

 守るのなら、絶対に好条件だった。


 問題は物流。

 攻め込みにくい交通の弁の悪い場所に立地しているので、どうしても物流が滞りやすい。

 せっかく、世界を相手に戦える、強力な職人集団がいるのに、全く活かせていない。

 なんなら、最近まで酒漬けにされていて、機能しないどころかマイナスだった。


 物流は、異世界とは言え、商売上も国防上も生命線だ。

 国防上は、装備品の充実、兵器の質向上に、絶対的に必要なものだ。

 商売上は、品揃えや在庫の保管場所を考えれば、当然のことだ。


 だが、断る。


 ウーバン村の住民の9割は、この更地になったウーバン村に再び住みたいというのだ。

 土地に愛着があるのはわかるけれども、次もこうなるかもしれないというのに。

 生きる上では、ガーター町の方が、いい生活ができるのに。

 しかし、住んでいる人にとっては理屈じゃない。


 人間には感情があって、時折、理屈よりも感情の方が人を動かすことがある。

 感情で動く、感じて動くと書いて「感動」というのも、それ故だ。

 だから、僕は驚かなかった。

 どちらかというと中世な世界だから、計算のうちだった。

 むしろ、一割がガーターに移住するのをよしとした方が不思議だった。

 やはり町長なのか?


 あの、町長の作品達が、そこまで魅力的なのか?



 ウーバン村は、そういうわけで復興の真っ最中だった。

 まず、今立っているような城壁を、早急に西側と北側に作っていた。

 これで、村の範囲や作りが大きく変化した。


 具体的には、西側の城壁は、かなり範囲を拡大して、西の山裾付近に設置した。

 北側の城壁は、かなり範囲を縮小して、領主の館があったあたりのちょっと北側に設置した。

 そのうち、南側も作るべきだろうが、せっかく湖ができたので、これを有効活用したい。

 具体的には漁業だったり舟運だったり。


 ちなみにミャオー町が沈んでできた堰き止め湖は、「ミャオー湖」と命名された。

 わかりやすい。


 西側の城壁の西側には、城壁を作るために削った穴ができている。

 そのため、ミャオー湖から水が引き込まれた堀ができてしまった。

 うまく活用すれば、運河にできるのだろうけれども、行き先がなかった。

 何しろ城壁の脇。

 どこにも行けないのだ。


 そして、その壁、西側の城壁の中央には、運河にかかる橋と、大きな城門を兼ねた、ウーバン砦、又の名をウーバン城が建設されていた。

 流石に壁とは違って、一朝一夕に作ることができるわけじゃない。


 伊藤さんの配下である、近衛騎士団が、岩石魔法を使って器用に作り上げている。

 思ったよりも大きくなってきているので、不安だ。

 何しろ、伊藤さんを崇拝している節のある、ゴンザレスの息子たちのことだ。

 「世界一のお城を作る!」とか言っていても不思議はない。


 今回、魔王軍にやられてしまったという負い目もあるだろう。

 とにかく、すでに城壁と同じ高さまでは、建物ができていた。

 ゴンザレスが言うには、城壁の二倍の高さが目標らしい。

 これは、まだまだかかりそうだ。


 この砦を作ったのにはそれなりの理由があった。

 悪魔を3体も討伐してしまったからだ。

 必ずや、それ相応の報復がある。

 なら、攻撃されても大丈夫なように砦を作り直すべき。

 そういう結論に達したからだ。


 この砦は今までよく考えてはいなかったものの国境になる。

 それを認識したため、異種族混成の国境警備隊が多少配備された。


 具体的には、ドライアド1名とスライム2名、リザードマン1名だった。

 国境警備隊ウーバン支部というらしい。

 その支部長は、スライムウイザードのワイザー。

 いろいろな魔法を使いこなせるが、威力に欠ける器用貧乏。


 戦う上での火力としては期待できないが、軍師として有能だという。

 本当だろうか。

 その配下に、年配?のドライアドとブラッドスライム、そして、若いリザードマンがいた。


 もちろん冬の間、西側の雪山からはほとんど通行がない。

 国境警備隊は、砦で立っているだけの状態だ。

 暇をもてあますだろう。

 それはそれで、いいことだった。



 砦という形にはなったが、王城のようなものができて、ウーバン村の人たちもご満悦。

 なにしろ、こんなお城になったところで、住んでいるのは伊藤さんと近衛兵達のみ。

 村長パトリシア達も一緒に住もうと誘ったのだけれど、断られてしまった。


 そして、王城の内装。

 流石にマインウルフ達では無理。

 そこは、伊藤さんが自ら、なんとか頑張っていた。

 破壊され尽くした元ウーバン駅の瓦礫から、使えそうなものを引き摺り出して。


 瓦礫をどかしたら、衣装ダンスとか、下敷きになっていただけで無事だったのが大きい。

 ベッドはもともとないけれども、布団とかも下敷きにはなっていたけれど無事だった。

 畳もね。

 今日は、その畳を、すでに仕上がっている2階部分の部屋の石畳の上に敷いて、その上に布団を敷く予定らしい。


 すでにここだけ最優先で復興が進んでいることに、その凄みを感じた。

 一夜城も真っ青な感じだ。

 岩石魔法、恐ろしいな。

 仕上げがやや雑なのを除けば。


 その仕上げも、ガーター町の石材職人が、職人技でやってくれている。

 だから、仕上がったところは、すでに王都の様相を呈していた。

 ウーバン村に戻ってきた住民達がこれを見て、復興のスピードに、度肝を抜かされていた。

 そして、名実ともに王都となるのだと感じていた。


 問題は、その、戻ってきた住人達だった。


 瓦礫をどかすにも、女手一つでは、無理があった。

 国として動いている部分には、異種族が活躍しているので、軽いものなのだが、普通の人間には、かなり無理があった。


 そこで、2つの手を打った。

 都市計画としての移住と都市計画を無視した再建築。

 これを、移住の方を重点的にして実施していた。


 具体的には、砦に近くに石造平家の庭付き物件を整備していった。

 20メートル四方の敷地を区切って、その中に12メートル四方の石造平家を作った。

 家は単純。

 くり抜いただけの入り口一つと窓が入り口以外の3方に1つ。


 これをマインエルフが岩石魔法で頑張って作った。

 もちろん岩石魔法なので、頑丈だけれども作りは雑。

 雨露を凌ぐ分には問題ないし、カスタマイズする分にも問題ない。

 苦情が来たのは、仕切りがないことぐらい。


 魔法のレベル的に今は無理なので、そこは諦めていただいた。


 作ったそばから抽選会を開くと、村の北に住んでいた人たちと、若い独身女性を中心に人気があった。

 北の人たちは、そもそも家が城壁の区画外になったのでやむを得ずだ。

 独身女性たちには、別に独居のみとか指定はしていなかったのだけれども。



 今家を建てまくっているところ、もともとは、村の敷地じゃなかった。

 城壁を村のかなり西の位置に作ったので発生した、新しい敷地だったから。

 だからこそ、碁盤の目状に、都市計画された家が建てられていく。

 まだ、城壁沿いに一列だけれどもね。


 その敷地を区切るものは、木の杭とロープのみ。

 ある意味、元の世界の復興住宅に近いものがあった。

 参考にしていないわけではないから、似るのも仕方はない。

 違いは、長屋とかテラハウスのように、家が接近していないこと。

 建物と建物の間に、8メートルくらいの間隔がある。

 ある意味贅沢。


 冬の寒さを考えるなら、くっついていた方が、熱効率は高いのだろうけれども。


 敷地を区切るロープは、よろず屋から調達しようとして、失敗した。

 ガーターの生活道具職人が作ったのもを調達した。

 雑草から作った頑丈な藁縄だった。


 よろず屋が営業していなかったと言うわけではない。

 地上部分は吹っ飛んでしまっていたけれども、地下倉庫は無事だった。

 だから、地上部分だけ、瓦礫をどかして、営業を再開していた。

 こんな時だからこそ、需要は大きい。


 とにかく、大口顧客として、ロープを調達しようとした。

 店長に怒られた。


「あんたんとこは、大口なんだから、他の町から買っとくれよ。町の住民の需要に対応するのがうち。あんたんとこだけは、あの、トロッコとか言うのを使って、他の町から物資を調達できるんだろ?」

「確かに。」

「よかったら、あとで不足した物資の調達もお願いしたいね。リストを作っとくからね。」


 しかも、顎で使われそうになったので逃げた。

 その足で、よろず屋分をふくめた必要なものリストを持たされて、ガーターの町に買い出しに行かされた。


 その時調達したのが、区画を区切る大量の藁縄だった。

 そして、対価として支払ったのが、この間、やっとできた亜銅貨だった。

 数字の刻印されている裏面と、女性の肖像が刻印されている表面。

 かなりの美女なのだが、どう見ても伊藤さんじゃなかった。


「この肖像? 誰?」


 初めて使ったのに、使われた方が聞かれるという理不尽にも、職人達は律儀に答えてくれた。


「こりゃーえらい美人だな。こんなのいたか? 誰だこれ?」

「嬢王じゃあ、ねーな。誰だ? でも、見たことあるぞ、しかもかなり頻繁に。」

「ここまで出かかっているんだよ。でも、あーわかんねー!」

「きになるー!」


 そう。

 職人達にもわからなかった。

 僕と同じように、よく見たことがあるというのは同じ。

 喉に引っかかっているみたいで、気持ちが悪い。


「ふぇ? これ、レインなのです。レインなのですよ?」


 僕の肩の上に座っていたレインが、亜銅貨を抱えて眺めて、そう断言した。


「いやいやいやいや。こんなに美人じゃないだろ? レインは、どっちかと言うと可愛い系の顔だし。」

「か、かわいいとか、そんなことないのです。それに、ひ、ひどいのです。レインは美人系なのですよ? よく見るのですよ? そっくりなのですよ?」


 そう言って、亜銅貨の表面を目の前に突き出すレイン。

 そう言われてみると、かなり美化されているような感じがするが、レインの顔に間違いなかった。

 なぜレイン?

 普通、嬢王陛下の顔なんじゃないの?


「あ、あれだぜ? 社長さん。鋳造職人は、宗教にはまっていたからな。あれだ、精霊レイン様を崇める会とかいうやつだったかな?」

「いや、レイン先生を囲む会、じゃなかったか?」

「え? レイン神公式ファンクラブじゃないのか?」


 おい!

 だめだこいつら。

 職人は、偏見だが感化されやすい。

 ガーターに限って言えば、レインに助けてもらった経緯があるので、レインを神聖視して、崇拝の対象にしたり、宗教の対象にしたり、ファンクラブを作ってみたりと余念がない。

 ちなみに、公式ファンクラブの会長は、町長だったりするのでタチが悪い。


 ちなみに、この「公式」というのは、レインが認めたわけじゃない。

 ガーター町が認めた、町長が町長権限で認めたと言う意味の「公式」だった。

 そんなこと、誰も知らないので、完全にレインが認めたものだと思っている人が多い。

 当たり前なのだけれどもね。


 ほぼ、詐欺だった。


 しかも、うっかり町長とレインの仲がいいので、たまにサイン色紙とか作っていて、公式っぽさに拍車がかかっている。

 もう、本当の公式として認めているに等しいのではないだろうかと心配にはなる。


 とにかく、新しい硬貨の表は、全てレインの顔が描かれていた。

 なんでやねん。



 ロープとかを補充し終えて、今度はオールドコソナに来てみた。


 こちらもかなりの廃墟状態。

 一番の激戦地なのだから仕方がない。


 しかし解せないのはコソナ灯台。


 傷ひとつなく、この建物だけ完全に無事。

 もちろん、爆撃の一つもあれば、瓦解していたことに疑問はない。

 あれか?

 魔王軍も、灯台を目印にしているから、壊してしまうとダメなのか?


 海から攻めるにしても、空から爆弾を投下するにしても。

 確かに灯台のあるなしは、その攻撃精度を大きく左右するのは間違いない。


 それに、忘れかけていたけれども。

 灯台は、ぜんせん制圧できていない。

 その9割以上に、魔物が生息している。

 町の中なのにだ。


 だったら、破壊するのを躊躇するのも納得だ。

 当たり前と言えば当たり前の理論。

 味方には攻撃しない。

 そういうことだったのかもしれない。



 理由はともかく、灯台だけが生き残った。


 なので、オールドコソナの国境としての機能は廃止して、灯台に特化した街として再編することにした。

 もとより住人は、国境警備隊の人たちと、国境警備隊や国境を通過する旅人を相手に商売するお店や宿屋の人たちだけ。

 人数にしても20人いない感じだった。

 他は、全て国の兵士や国境警備隊だった。


 しかも、国替えがあって、ヨーコー嬢王国となってからは、国境警備隊のメインが異種族になったため、商売が成り立たなくなりつつあった。


 オールドコソナは、実質的に解散された。

 国境の機能は、ひとつ北の町、イツナへと移行することとなった。

 もちろん、破壊されてしまった国境警備体本部も、イツナに再建する予定だ。

 オールドコソナの商人達は、すでにイツナに避難していて、商売を再開している。

 なんともたくましいことだ。


 そう言う事情から、ラストがオールドコソナの駅を灯台付近に移設すると、線路をイツナに向けて伸ばし始めた。

 いやいやいや。

 温泉のあるサンコソナとか、大きな貿易港のあるナニーコソナとか、金山のあるゴールドコソナとかに線路を引く方が先だと、僕は思うのだけれども。


「ラストさんや。なぜ、北に伸ばす? 南は?」

「後回し。国を守る方が優先。」


 なんとも騎士らしい発想だった。

 そう。

 ラストは自称、嬢王国精霊騎士。

 とても厨二病の香りがする。


 ちなみに、厳密には、精霊ではあっても騎士ではないし、国民ではあっても国の兵士ではない。

 なぜなら、僕の召喚した精霊だからだ。

 うっかりエネルギーを渡し損ねると、消えてしまう精霊だ。


 エネルギーの補充自体は、自分で勝手にやってくれるので心配する必要は全くないのだけれども。

 必要以上に補充されているような気がしてならないのは、気のせいということにしている。

 だって、線路いっぱい作ってくれているし。

 頑張るのには、何にしてもエネルギーは必要なものだから。



 そのラストが目標としている線路の目的地、イツナなのだが、正式に我が国に編入することにした。

 伊藤さんの説得に成功した。

 大岩井さんが。


 爆撃にやられて重症だった大岩井さんと、それを庇ったライトエレメント。

 2人とも、今日の昼には気がついた。

 復活していた。


 ドライアドのニースが、なんとかすると言っていたのだが、何をしたのかは怖かったので聞かないことにした。

 昨日見た感じでは、大怪我に見えたのだが、さっき見た時には、いつもとかわらないところまで回復していた。

 外見が元に戻っていたのがおそろしい。

 いったい、どんな魔法薬を使ったのか。

 お高かったのではないだろうか。



 イツナを編入するにあたって、改名し、「イツナコソナ」とした。

 なんだか漫才師のコンビ名みたいで微妙だが、コソナ領に編入するために、わかりやすくしたのが原因だった。


 国境警備体本部も、新たに国境となったその付近に配置されることになった。

 具体的には、イツナコソナ北東の街道に抜けるところへ砦を作ることになった。

 国境警備隊本部自体は、海岸沿いの国境の壁に付属して灯台に近い作りで。


 イツナコソナは、小さな漁港の街だ。

 つまり魚が取れる。

 漁師がいて船がよく出る。

 灯台があると、だいぶ安全で楽になる。


 こっちの灯台には、ライトエレメントが。

 元からあるコソナの灯台には、ファイアーエレメントがそれぞれ常駐することになった。

 コソナ灯台に住むガルダ族が、広範囲な海の監視も兼ねるということとなった。


 配置換え、壁の建設と、みんながみんな忙しい1日だった。

 でもそれは、勝利の後の清々しい疲れだった。

 気持ちいい汗を流す、サウナの復活が待ち遠しかった。

ブックマーク感謝いたします。

うっかり長目に書いてしまうのは、これが原因かと。

がんばれますからね。


本文は詰め込みすぎました。

反省しています。

後悔はしていません。

例によって後回しにしたエピソードやカットした部分があるので、どう処理しようかと。

もう一度見直して、カットした部分の影響で整合性が取れていない場所がないかどうかよく見てみたいと思います。

特に、今回、実はウーバン村がウーバン町になるところだったエピソードがカットされているので、油断して、「ウーバン町」という誤植が発生していました。

最初は、誤植じゃなかったわけですしね。


それでは、誤植で、ショックで、立ち直れなくなっていなければ明日も12時すぎに。


訂正履歴

 ウーバン町 → ウーバン村

 女で一つ → 女手一つ

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