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女神様! 御自分で御与えになられた恩寵なのですから、嘲笑するのをやめては頂けませんか?  作者: 日雇い魔法事務局
第6.5章 この冒険ハードモードにつき要注意
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第26話 そもそもシステムの説明がないハードモード

猿渡のターンがやってきました。

今回は、脱走後の話です。

チュートリアルって大切だなって、最近の便利なゲームに慣れていた自分が、ちょっと昔のゲームをやり直してみたときに感じました。

今のゲームは、ゲーム序盤で、操作方法の説明が入って、クエストをこなしていくと、システムとかコントロール方法とかが自然と身につく、そういう親切仕様ですよね。


インストカード持ってこーい!

今日はそんなお話です。

それでは、どうぞ。

<異世界召喚後7日目夕方:サッシー王国中央付近/猿渡視点>


 やあ、みんな元気かい?

 僕の名前は猿渡さるわたり

 とある高校の2年7組所属の高校生だ。

 異世界転移しちゃって、今、異世界にいるよ?


 でも、変な能力を女神様から授かるっていう特典のせいで、ひどい目にあったから、いきなり逃亡者ですよ?

 一人で逃げようとしたら、一緒に逃げたいって女の子が3人もついてきたよ。

 でも、美人だとか、可愛いとかそういう子じゃないよ?

 だいぶ残念な感じの3人だよ?


 しかも、結構顔とかにもお構いなしにアザとかつくっているし。

 やったのはクラスメイトだけどね!

 どうだい、少しは分かってきたかい?

 クラスメイトから、女神様の力で攻撃される、そういう世界。


 パーティーアタックしてきやがる人が多すぎるぜ?

 このクラスは。

 これでも、学年で一番いい成績をとった順に、上から30番目くらいまでの人間を集めたクラスのはずなんだけど。

 ダメじゃん。


 さて、そろそろ自分たちの今の話をしよう。

 だって、もう終わったことは、関係ないからね。

 今と未来が、僕たちの全てだ。



 さて、今僕たちは、お城を脱出して、川沿いに1日歩き続けてみた。

 時間にして、15時間くらい歩いたから、50キロくらいは稼げたんじゃないかと思う。

 とにかく、追手のことを考えたら、一番最初の段階で、できる限り距離を作りたい。

 なぜなら、ここは中世レベルの文明の世界だから。


 インターネットどころか電話もない世界。

 なら、口頭伝達か手紙による伝達しか通信の手段がない。

 馬で走って追い抜かれない限り、僕たちの脱走情報が行く先々の町や村に伝わることはない。

 安心して、町や村で宿を取れる。


 そう思っていた時もありました。


 ちなみに、今、僕たちは、王都付近から遡ってきた川の河原で、絶賛野宿の準備中です。

 万が一、情報が伝わっていたら、終わりだからね。


 みんな疲れているから、早くいいところで休ませてあげたかったけど、予想の範囲内。

 野宿の準備をしている河原も、街道からずっと離れていることを確認している。

 河原なので乾いた木屑とかたくさんあったので、火の燃料には不自由しない。

 ただ、万が一見つかるといけないので、日が暮れるまでは、火を使わなかった。


 日のあるうちに、河原の石でかまどを作って、周囲に光が漏れないようにする工夫もした。

 火の見える口を開けるところには、少し離して石の山を作って、光が見えにくくなるようにもした。


 王都から結構な距離を稼いだと思っていました。

 実際に50キロは歩いたはずなんです。


 とりあえず、1時間くらい歩いたところに、結構大きな町があったので、もしかしたらと、宿が取れるかどうかだけでも確認に行ったんですよ。

 冬なのに野宿は嫌なので。

 でも命がかかっているので、とりあえず用心して一人だけで町に入ろうとしたんですよ?

 そうしたら、街の入り口で警戒している兵士に、呼び止められました。


「おいお前、見ない顔だな? 何処から来た?」

「あ、え?」


 何とか誤魔化すんだ!

 ラノベなら、ラノベなら何て言っていた?


「あ、旅の行商人見習いでして。王都の方からやってきました。ですが、道がわからなくなってしまいまして、大きい街が見えたのできてみた次第です。」


 うん、やればできる子。

 がんばったぞ、僕。


「そうか? この寒い中だ、儲かる時期だな。何を扱っている?」

「いえ、それが、乗せていただいていた馬車が襲われてしまいまして、なんとか逃げ延びてきたところです。この辺りの治安は以前から悪いのでしょうか?」

「まあ、どうだろうな? 俺は門番だからな? たまに聞くくらいだな、そう言う話は。そうか、王都から来たのか。」


 門番の兵士は、胸元から一枚の紙を取り出すと、僕の顔と服を凝視していた。

 これ、僕たちの手配の紙だよ!

 なんでこんな早く手配されているんだよ!

 平常心だ! 冷静になれ!


 怪しまれたら終わりだ!

 長々と見比べられる始末。


「おい、お前みたいな男と女三人組の4人パーティーが手配されているんだが、道中で見なかったか?」

「いえ、何しろ再び襲われないように、森とか茂みとか、人気のないところを通ってきましたもので。」

「そうか、ま、通っていいぞ。やばいのが手配されているからな。殺されないように注意しろよ? ちゃんと武器は装備しているのか?」

「ナイフくらいです。いざと言うときに役に立たないことがわかりましたけど。」

「そういうもんだ。まあ、生き延びられたんなら、大丈夫だろ。」


 僕は、町に入ったけれども気が気じゃないのですぐに町を出ようとも思った。

 でも、それは何だか負けなような気がする。

 だから、情報収集くらいはして、収穫を得てから帰ろうと欲を出してしまった。


「ちなみに、ここってどこなんですか? まだミャオー王国内で間違いないですか?」

「そんな山の中突っ切ってきたのか? とりあえずまだ、北の帝国じゃないぞ? ここは、水の都ガーコの町だ。近くに大きな川があっただろ? あの川を使って、王都に食料になる作物を送り込む重要都市だ。それくらいは知っているかもしれんがな?」

「いえ、田舎の生まれなもので。」


 そう言って、街の中に入っていった。

 結構大きな町だった。

 町に入ってしまえば、手配書とか見ている兵士はいなかった。

 兵士の詰所とかに突入さえしなければ大丈夫そうだった。


 お金は持っていない。


 ので、お金を作りたかった。

 異世界といえば冒険者ギルド。

 とにかく探した。

 結構大きな町だったので、苦労した。


 もう時間も遅いので、しまっているかもしれない。


 看板とかもイメージが難しい。

 武器やとか防具やとか酒場とか間違えて入ってしまった。

 そして、今、入ったところは、なんと教会のようだった。

 すぐに回れ右をしようとして、呼び止められる。


「お主は、困っているのであろう? この老人が、手助けをしてやらんこともないぞい?」


 神官服を着た、ヨボヨボの杖をついた老人が、そう、声をかけてきた。


「手っ取り早く金を稼ぎたい。冒険者ギルドを探している。」

「無職なのにか?」

「そうだ。無職だからだ。」

「そうかそうか。ならばやはり、この老人がお主の役に立つようじゃのう。」


 そういうと、正面の机の前の床に描かれた魔法陣の上に立つように言われた。


「無職なんじゃろう? 職業を得たいとは思わんのか? 今ならこの老人が、職業をつけてやっても良いぞ?」

「でも、お高いんでしょう?」

「バカを言うでない。冒険者ギルドに行ってお金を稼ぎたいごろつきが、お金を持っている訳ないじゃろう? タダじゃ。タダ。これは、我らが神への信仰に対する奉仕作業なのじゃ。我らが神は、働き者が好きじゃと言うておるからのう。」


 やっぱり宗教施設だった。

 やばいと思いつつも、何らかの職業につけるのならありがたい。

 あ、でも、勇者とか、既についている職業だったらどうしよう。

 バレちゃう。


「ご老人。僕は、無職に見えますか?」

「当たり前じゃ。腐ってもこの老人、青年の頃より長い時を職業安定署で費やしてきておる。一眼見ただけで、職業鑑定など容易いものじゃ。」

「なら、お願いします。」


 どうやら、勇者は職業じゃないらしい。

 確かに、勇者としてもスキルも魔法も手に入っていないし。


「お主の名を。本当の名をな。」


 ちょっと迷った。

 しかし、おそらくこれは魔法だから、嘘を言っても回避できそうにない。


「言わなきゃダメか?」

「犯罪者なら、今すぐに犯罪奴隷にクラスチェンジじゃが、どうする?」

「犯罪者じゃない。さるわたりだ。」

「そうか、お主、犯罪者ではないの?」

「もちろんだ!」


 そういうと、足元の魔法陣が光って、僕を包んだ。

 すぐに元に戻る。


「良かったのう。とりあえず犯罪者ではないようじゃ。お主の適合するクラスを3つ言うから、選ぶが良い。1つ目は、研究者、おお、すごいのう。2つ目は、む、むう、調、調教師とでておる。なんじゃこの職業は? 最後の3つ目は、ゴブリン。ゴブリンじゃ。」

「いや待て! 2つ目も気になるけど、3つ目明らかにおかしいだろ! 種族名であって、職業じゃないだろ?」

「レアクラスの種族変更系クラスじゃ。ものによって変わるのじゃが、種族変更だったり、変身できるだけだったり、一番影響のないので、スキルの習得だけと言うクラスもあるのじゃ。ゴブリンは、種族変更クラスじゃ! おすすめじゃぞ?」

「なるかっ! 研究者で、研究者でいい。」

「冒険の役には一切立たんが?」

「調教師は、役に立つのか?」

「ちょっと待っておれ、調べてやるぞい。」


 そう言って、魔法陣の前の机の上に置いてある、分厚い辞書のような本をめくる。


「おお、これじゃ。おぬし、そうとうなスケベじゃのう。」

「え? そっち? そっちの調教師なの?」

「それは、分からん。調教師クラスからクラスアップしたときに、そうなることもあると言うことじゃ。まずは初期クラスの調教師じゃ。テイマーまでクラスアップすれば、たくさんの動物を操れるぞい。」

「調教師は?」

「1〜2匹が限界じゃ。でも、テイムできるぞい。」

「じゃ、それで。」

「研究者は良いのか?」

「戦闘で使えないんだろ?」

「レベルを上げて賢者までクラスアップすれば、最強の魔法使いであり、癒し手にもなれよう。研究者自体が弱いのでなかなかクラスアップできんのじゃがな。賢者になりたい者からすれば、一番の抜け道じゃ。普通ならば、魔法使い系のクラスと、神官系のクラスを極めなければなれぬからな。」

「マジか?」

「マジじゃ。この老人が、それを目指しておった。神官系のクラスは極めたんじゃがのう。魔法使い系のクラスのレベルがなかなか上がらんのじゃ。こんな仕事じゃ。外に出て戦うわけにもいかんしのう。」


 いつ死んでもおかしくないこの老人は、賢者志望だった。

 なら、僕だって。


「研究者から、賢者になるにあたってのコツを教えてもらってもいいか? 研究者、使える職業なんじゃないのか?」

「分かった。研究者は、超劣化版の賢者と考えてもらって良い。初級魔法なら、何でも使い放題じゃ。ただし、覚えられる魔法の数には限りがあるがの。研究者から魔法学者にクラスアップして、さらにクラスアップして、賢者じゃ。クラスアップの時に、ただの学者になると、さらにもう一つクラスアップが必要になるから注意が必要じゃ。」


 こっちの方が良さそうだ。


「じゃあ、研究者になる。経験値を稼いでレベルアップすればいいんだろ? 魔物をやっつければいいのか?」

「そうじゃ。しかしのう。研究者は、職業補正でMP以外は何も上昇しないからのう。一般人と変わらんから、魔法戦闘以外はからきしじゃぞ?」

「魔法は、どうやって覚える?」

「レベルが上がると、初級魔法から1つだけ、ランダムで覚えることができるのじゃ。レベルが20を超えたら、再び訪れるが良い。魔法学者になれば、中級魔法使い放題の世界が待っとる。」


 こうして僕は、研究者になった。

 ついでに、暇だったこのじいさんに手ほどきしてもらって、経験値を稼いでレベル1になった。

 とりあえず、ランダムで魔法を覚えるらしい。

 初級魔法だがな。


「何を覚えたのじゃ?」

「いや、わからん。」

「パネルを開くのじゃ? 知らんのか?」

「知らん。」

「仕方がないのう。ほれ、『呪文』と唱えるが良い。」

「ん?『呪文』」


 すると、目の前に透明なパネルが展開した。

 呪文一覧と表題にはついている。

 そして、一つだけ、魔法が記されていた。


「火」


「おい、『火』ってなんだよ? 『火』って。」

「お主は研究者じゃからのう。魔法使いではないのじゃ。魔法使いなら敵に向かって放つ『ファイアー』じゃろう。じゃが、お主は研究者じゃ。建前では、『火』の研究をするための魔法習得なんじゃよ。もっとも、初級魔法じゃがのう。弱い相手なら、頑張れば焼き尽くせるぞい。慣れればじゃが。使い方はお主次第じゃ。研究、頑張るのじゃぞ?」


 それで、その教会的な不思議な施設を追い出された。

 結構な時間になっていた。

 でも、冒険者ギルドによって、冒険者登録してみた。


 神官の爺さんが言うには、流れ者でも、脛に傷があっても、国から追われていても、ギルドは感知しないとのこと。

 クラスが犯罪奴隷でない限りは。


 ということで、安心してギルドに登録した。

 冒険者ギルドで、銀色のタグをもらった。

 これがあると、初級ステータス魔法が使えるようになる。

 自分のステータスが、大まかにわかる優れものだ。


 しかもタダだった。


 流石に遅くなってきたので、街を出て、みんなのところに戻った。


 夜道を歩いていると、動物の類が寄ってくる。

 きっと、捕食しようとしているのだろう。

 後ろから、こっそりと、ついてきている。

 ふりかえると、止まる。

 明らかに大きな猫。

 小さな虎といったところか。

 やばそう。


 さっきの爺さんに、護身用の魔法の使い方を一応、教わってはある。

 だが、過信してはいけないと。

 なにしろ、初級魔法なんだから。


 かなり近づいてきて、ガーッと襲いかかってきたので、顔に向けて『火』魔法を放った。

 顔の毛が焼けて、転げ回る小さな虎。

 調教師だったら、テイムできていたんだろうな、と、ちょっと後悔していた。

 全然倒せる気がしないので、もう一度、もう一度と魔法を放っていたら、焼肉になっていた。


 やりすぎたか。


 とりあえず、焼けた肉の塊となった微妙な魔物を引きずって、みんなのところに帰ってきた。


「メシ、調達してきた。」


 時間の頃は、午後10時。

 待たされていた3人はうんざりした顔をしていた。


「随分おそかった。心配したんだよ?」


 小動物のような江藤さんが、そう噛み付いてきた。


「町の入り口の兵士には、すでに手配書が回されていた。早すぎる。でも、町を見た分には、積極的に探している様子はなかった。」

「じゃあ、なんなんだ、その獣は?」


 桜井さんが、指摘してきた。


「やっつけた。今日の夜ご飯?」

「肉か。このところ、なかなか食べられなかったからな。桜井、捌けるか?」

「まかせろ。」


 肉付きのいい、肉大好きっ子の阿部さんが、涎を垂らさん勢いで桜井さんにふっていた。

 食べる気満々だった。

 桜井さんは桜井さんで、こう言うのは慣れているのか、ナイフを使って丁寧に捌いていた。

 そして、取り出された肉を、笹的な植物の棒に挿すと、火の前の地面に差して、炙った。


 阿部さん、大興奮である。

 あと、内臓は、食べられないと言って、川に流して捨てていた。

 ほっとくと、魔物が寄ってくるからと。

 食べ終わった後の骨も同様に。


「皮は、うまく使えないのか? 雪山が見えているんだが。」

「使えなくはない。ただ、だいぶ臭くなるが、いいのか?」

「死ぬよりはマシだろ?」



 その後、作っておいた目隠しの石の山とかまどの間に草を敷いて3人で寝て、1人が見張り。

 それをローテーションにして、翌朝まで何とか持ち堪えた。



<異世界召喚後8日目朝:王国ガーコ領/猿渡視点>


 寒い。


 やはり、冬の夜から朝にかけてはかなり冷え込む。

 川からは、湯気が立っていた。

 遠くに見える山は白く、明らかに雪が積もっているように見える。

 できれば、町に入って防寒具の調達をしたかったのだけれども、それは無理そうだった。


 お金がない。

 はい、そうです。

 僕たちには、この世界のお金がなかった。


 お城の中でのゆるい監禁生活の中で、お金が必要になる場面も、お金を稼げるような場面も発生しなかったからだ。

 しかし、城の中で色々な人に話を聞いている中で、貨幣経済が行われていることは確認している。

 金貨とか銀貨とか、銅貨とか、あと、場合によっては賎貨とかもあるらしい。


 もちろん、価値は、金銀銅の順番で、それは異世界でも変わらないらしい。

 お城の兵士の話だったので、おそらくは大きく間違ってはいないはず。


 あと、防寒具としての機能は期待できないけど、昨日の小さな虎の皮は、火で炙って綺麗にしたら、ちょっと使えそうだったので、万が一の防寒具として確保した。

 というよりも、加工していた桜井さんが、毛布がわりにしていた。

 この女、できる!



 僕たちは、チュートリアルもないこの世界で、手探りに自ら、生き方を探している。

 生きて帰るためにも、便利に使われないためにも、そしてなにより騙されないためにも、大切なことだった。

 

 この世界についての説明は、大雑把で不正確な王宮での説明だけ。

 このえげつないハードモードの世界を生き抜くために。

 僕たちは、トライアンドエラーするしかなかったのでした。

PVが40,000を超えました。

皆様のご愛読、感謝いたします。


本文の方では、幕間の新章突入。

今回も、エロい猿渡のエロくない話です。

エロくない話です。

大事なことなので2回言いました。

ええ、エロくない、はずです。


それでは、エロすぎるとひどい目にあわされていなければ、明日の12時すぎに。


訂正履歴

 少し話して → 少し離して

 女二人組の3人 → 女三人組の4人

 適合するジョブ → 適合するクラス

 返信 → 変身

 学者で、学者で → 研究者で、研究者で

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