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「第八章 運命の日」

「店長、警報だ! シャッターを閉じて客を外に出さないようにしてくれ! 」


「分かった! こっちのコトは任せとけ! 」


 店長が店内にある非常ボタンを押し込むと、目覚まし時計のアラームのような音が店内に鳴り渡る。多くの客が楽しそうに食事をとっていた和気藹々とした雰囲気が一気に凍り付き、緊張感が走る……! 


『G・スラッグ警報が発令されました。ハンターや警察隊、その他対策員の指示に従いすみやかに避難してください。繰り返します……』


 機械的なアナウンスが流れ、【鯨亭】の窓や入り口には、それを塞ぐように堅牢なシャッターが次々と降りる。



「マジかよ! 」「最近この辺じゃ出てなかったのに……」「やだよう……」「大丈夫、スグに《ハンター》が駆除してくれるから」「ちょっとの辛抱だ」「パパ、〈G・スラッグ〉いるの? 見てみたい! 」「黙っておとなしくしてなさい! 」



 動揺の声が店内に広がり、それが焦りとなり、確実に近づいてくる恐怖で胸が詰まりそうになる。オレもハンターとして何か行動に移さなければならないのかもしれない。


「それじゃ店長、ちょっくら狩ってくる。万が一の時は、倉庫の塩幕手榴弾を使ってくれ」


「わかった。気を付けろよ」


 一度店の奥へと姿を消して戻ってきたリトナさんとムウさんは、勇ましい迷彩柄の対スラッグスーツを身に纏っていた……本当なら、オレも同じように戦闘準備をしていたハズなのに……


 ライセンスを失ってしまったことが、再び今になって激しい悔しさとなって沸き上がる。


「泰奈も行きます! 《塩陣》で〈ノヅチ〉を浄化してみせます! 」


 〈G・スラッグ〉が現れたとなれば、いてもたってもいられなくなったのか、泰奈さんが〈G・スラッグ〉退治に同行しようと名乗りを上げる。そもそもは、この役目は塩陣使いが本家本元である。泰奈さんの参戦は必然的とも言えるのかもしれない……でも……


「月塩泰奈、お前はダメだ。ここにいろ」


 リトナさんはキッパリとそれを拒否した。


「なぜですか!? 泰奈だって戦えますよ! 」


「そうですよリトナさん! オレも見たんです。《塩陣》っていう不思議な力で〈G・スラッグ〉を一瞬で倒しちゃったんですよ! 」


 この中で唯一、《塩陣》の凄さを目の当たりにしているオレも泰奈さんをフォローした。


「たとえそうだとしても、私はお前を狩りに同伴させるワケにはいかない」


 リトナさんはどうしても泰奈さんを連れて行かないつもりだ……こんな時に意地を張っているように見えて、さすがにオレも少し苛立ってしまった。


「分かりました……あなた方がどう言おうと、泰奈は好きにやらせてもらいますよ! 」


 そう言って店の裏口から外に出ようとした泰奈さんだったが、ムウさんが手を引いてそれを阻止した。


「止めないでくださいよ! 」


「泰奈ちゃん。誤解しないでくれ……姉者はつまらない意地を張ってキミを止めているワケじゃない……」


「どういうことですか? 」


 ムウさんは再びリトナさんへアイコンタクトを送る。リトナさんは何も喋ることなく、店の奥へと離れて愛用の銃剣に《グリップ》を差し込んで戦闘準備を整え始めてしまった。それを見たムウさんは苦笑いをして泰奈さんとオレだけに聞こえるように、小声で話を続ける。


「泰奈ちゃん、この辺りは人が多くて数多くのオフィスや店舗が立ち並んでいて、その中には【祖土邑カンパニー】系列の店も数多く存在する……つまりだ。キミがここで〈G・スラッグ〉と戦い、多くの人々の目に晒されてしまうとどうなるか……考えてごらん? 」


 ムウさんにその言葉を突きつけられた時、泰奈さんは何かに気が付いたようだった。「あ……! 」と言葉に詰まってしまった。


「祖土邑の人間に泰奈ちゃんの姿を見つけられてしまったら……キミのお姉さんと同じく、誘拐されてしまう恐れがある……だからキミはここでおとなしくしているべきなんだ」


 オレもそこまで言われてようやく気が付いた。確かにそうだ……《塩陣》を使える泰奈さんがいるとわかれば、《レア・ソルト》の製造をもっと増やすために、その身柄を押さえるハズだ。そうなるとつまり、【祖土邑カンパニー】による〈G・スラッグ〉の繁殖も、今よりずっと多くなってしまうということ……


 長い目で考えれば、それは住民にとってさらなる苦しみを生むことになる。


 クソッ! 


 オレは恥ずかしい……そこまでの考えも至らずとも、ハンターにも関わらず守るべき市民を軽々しく戦闘に加えようとしていたのだから……それも、まだ10代そこそこの小さな女の子を……


 オレがライセンスを剥奪された理由の本質と、波花姉弟が《A級ハンター》である所以をようやく真の意味で理解できた気がする……


 ……でも待てよ……ムウさん達がそういう考えに至ったということは……


「ムウさん? それじゃあ、泰奈さんの話を信じてくれているんですか? 」


「ああ。[今は]信じよう。なぜならキミ達は今、オレと姉者が守るべき[市民]だからだ。どんなことがあっても信用し、傷つけさせない……悲しませない! それが俺達ハンターに貸せられた使命! 」


 ムウさんは、大型ライフルに《グリップ》を取り付け、さらに弾丸の入ったマガジンをガチャリと装填。店の奥で待機していたリトナさんと合流。出動の準備を万端に整えた。


「ムウ、準備はいいか? 」


「姉者こそ」


「そんじゃ行くか! 」


「おう! 」


 波花姉弟は勇ましく戦地へと赴き、裏口の扉から飛び出していった。


 オレはそんな二人の背中を黙って見送った。


「そっか……」


「ど……どうしたッスか? 」


 傍らにいる泰奈さんの方へと目を移すと、そこにはさっきまでの強気な態度とは正反対の、か弱く自信なさげに顔を伏せている。


「泰奈がお姉ちゃんみたく誘拐されたらどうなるかなんて……そんなコト今日まで一度も考えたことなかったよ……」


「泰奈さん……」


「恥ずかしいな……泰奈、お姉ちゃんの為だとか、〈ノヅチ〉に苦しむ人たちの為だとか言っといて……ガムシャラに頑張ってきてたけど……結局今の今まで冷静さを失ってた……危うくとんでもない過ちを犯すところだった……」


 オレはいたたまれなくなった。《塩陣》という不思議な能力を持ち合わせ、〈G・スラッグ〉を一瞬で倒してしまうほどの実力者とはいえ……泰奈さんは根本的には、まだまだ若く平凡な少女なのだ……【祖土邑カンパニー】という大企業を相手にするには、その小さな両肩ではあまりにも重荷だ……


「おう、若いの……」


 オレ達のやり取りを横で見守っていた店長が、そっと励ますような口調で話しかけてきた。


「なんだかリトナに厳しいコト言われてたみてえだけど、まぁ許してやってくれねえか。アイツにとって〈G・スラッグ〉に傷つけられる人間を見ることは何よりも辛いんだからな……何せアイツら姉弟は……」


 店長は一瞬言いよどむも、遠くの方から聞こえる《スラッグ警報》の音を聞いて、意を決したように言葉をつないだ。



「アイツらは3年前、父親を〈G・スラッグ〉に殺されちまってるからな……」





 ■ ■ ■ ■ ■ 





 【鯨亭】から出撃し、ギルドから配信された情報を元に〈G・スラッグ〉を探す波花姉弟。すでに街中には《スラッグ警報》が鳴り響き、逃げ纏う群衆が波のように道路を埋め尽くしていた。


「ムウ。ギルドの連絡からじゃ、5m級が2体って言ってたな? 」


「ああ、骨が折れるぜ。昼の10m級といい、今日はとんだスラッグ日和だ」


「まぁそういうな。コレで昼間にしくじっちまったのをチャラにしようか! 」


 逃げ纏う人々の流れに逆らいながら走る二人。〈G・スラッグ〉発生地点に近づけば近づくほど、徐々に人気は開け、砂煙が立ちこめて視界が悪くなっていく。おそらく、どこかのビルが破壊されたことによって生じたものだろう。


 リトナとムウは道路に乗り捨てられたトラックの陰に一端身を潜め、敵の出方をうかがう。


「くそっ! 戦況がよくわからねえな……」


 煙の向こうからは、他の《ハンター》達の攻撃によるものだと思われる銃声や喧噪が聞こえてくる。夜で視界が悪いという点も相まって、まるで見えない敵を相手にするような緊張感が漂った。


「ムウ、ひとまずここで待ち伏せよう。敵を迎え撃つぞ! 」


「おう! 」


 姉弟は乗り捨てられたトラックのコンテナの上に陣取り、ムウは煙の方向へライフルを構え、リトナは弟を援護する形で周囲を見渡す。


 銃声や何かが衝突した破壊音がだんだんと大きく、はっきりと聞こえてくる気配から、〈G・スラッグ〉が徐々にこちら側に近づいてきていることを、二人は察していた。


「標的は近い……じっくり待てよ……」


 立ち込む砂煙に、うっすらと巨大な影が沸き上がってきた。間違いなく〈G・スラッグ〉だ。


「ウッ!! 」


 突如うめき声とともに、煙の中から一人の男が飛び出して地面にゴロゴロと転がって出てきた。装備や服装からして《ハンター》の一人だろう。その髪型は綺麗に手入れされたツーブロックだった。


「大丈夫か!? 」


 リトナが声を掛けると、ツーブロック男は無言で腹を押さえながら苦悶の表情を作るも、手のひらを姉弟に向けて『大丈夫』とサインを送った。


「無事っぽいな。アイツはツーブロック三兄弟の……誰だっけ……? 2号か? 」


 ツーブロック三兄弟は《ハンター》達の間で、それぞれ1号・2号・3号とあだ名をつけられている。しかし、それを正確に把握している者は少ない。


「アイツは3号だ。頬骨が微妙に膨らんでる」


 いい加減誰が誰なのか覚えてくれ! と大声で訂正したかったツーブロック三兄弟の一号だったが、〈G・スラッグ〉の触覚鞭によって腹部を強打された痛みで声を出すことができなかった。


「来るぞ! 」


「おいでなすったな……」


 砂煙から、とうとうその姿を露わにした5m級〈G・スラッグ〉は、触覚鞭をデタラメに振り回しながら威圧感を持ってこちらに向かってきている。


『ウグブルァァァァァァッ!! 』


 狂気走った雄叫びを発する大ナメクジ。その横では、物陰に隠れながら、自動小銃の塩弾で牽制する、ツーブロック三兄弟の残りの二人を含む十数名の《ハンター》の姿があった。


「おもちゃを取り上げられた子供みたいな暴れ方だな」

「まさに手の付けようがない……」


 ただでさえ近寄り難い、暴れん坊〈G・スラッグ〉だったが、さらにその危険度は加速する。今度は歩道に植えられていた街路樹を畑の大根を収穫するように、触覚で軽々引き抜き、振り回し始めた! 


「うおおおおッ! 」

「まさにヌンチャク……! 」


 その攻撃は凄まじく、ビル壁や自動車を次々と破壊しつくし、《ハンター》たちは牽制すらできずに、ただただ地面に伏せて攻撃をやり過ごすことしかできなかった。


「アレじゃ、接近戦は難しいな……」


 しかし、波花姉弟にとってはそのヌンチャク殺法すら想定内の攻撃だった。全く動じることなく迎撃する構えをとった。


「姉者。ここは全部任せてくれ! 」


「分かった。援護する」


 ムウはトラックのコンテナ上に登り、しゃがみ撃ちの構えを取って狙いを定める。


『ブルグアアアアッ!! 』


 ムウは〈G・スラッグ〉の振り回している触角から生じる風圧にもに一切動じることなく、冷静に標準を合わせ、引き金を引いた! 


『バスッ! 』


 乾いた射撃音が一発。大型ライフルから50口径の弾丸がまっすぐ放たれ、〈G・スラッグ〉の大口のちょうど真上……眉間と呼べる箇所に、数センチの狂いなく命中し、大きなトンネルを作り上げる。


『グルギュアアアアッ! 』


 そのダメージにもだえる〈G・スラッグ〉だったが、その射撃主の位置を触角の先に付けられた視覚器官より察知し、攻撃の矛先を波花姉弟へと向けた! 


 その間、ムウは素早い手つきで次弾を装填していた。その弾にはさきほどとは違い、《レア・ソルト》が込められている特別仕様の物だ。



 ムウが使うライフル、SDMソルバレットSR99は、マガジンが無く一発ずつ装填するボルトアクション方式。連発は出来ないが命中精度に特化した仕様の物だ。


 なぜ彼が連発不可能なその銃を使っているかには理由がある。


 〈G・スラッグ〉の体は、普通のライフル弾で穴を空けることは出来てもスグに体を再生させる上にダメージを負った箇所を硬質化させるので、完全に倒すことは不可能である。


 〈G・スラッグ〉を完全駆除するには、《レア・ソルト》の仕込まれた弾丸を体内に撃ち込まなければならない。しかし、《レア・ソルト弾》には構造上〈G・スラッグ〉の体表を貫くことが出来ず、それを効果的に撃ち込むには高等な技術がいる。


 その方法は、一度普通のライフル弾で体に穴を空け、体が再生しない内に、再度その穴に向けて《レア・ソルト弾》を射出ししなければならないのだ。その猶予は5秒あるかないか……


 それを可能にするには、マガジン内に予め普通のライフル弾と《レア・ソルト弾》を交互に装填して連発したり、それぞれ違う弾丸を装填したライフルを二丁用意する方式や、複数のガンナーによる協力プレイによって成し遂げる方法がある。しかし、どれも手間が掛かる上に確実性に欠ける。


 それ故、〈G・スラッグ〉退治のトドメには、銃剣を体に刺し込み、直接レア・ソルトを注入するやり方の方が主流である。


 しかし、《A級ハンター》である波花ムウは違う。


 そのたぐいまれな狙撃技術と装填スピードによって、二種類の弾を瞬時に使い分けて発砲する離れ業を可能にし、一人で。かつ最小限の労力で〈G・スラッグ〉を射撃によって駆除する方法を会得した。


 それが、波花ムウが一発装填方式のライフルを使っている理由なのだ。



『バスッ!! 』


 そして、何の迷いもなく放たれた《レア・ソルト弾》は、〈G・スラッグ〉に空けられた巨大な銃跡に向かって吸い込まれるように命中した! 


『グアグラギャァアアア……! 』


 効果はてきめん。5m級の〈G・スラッグ〉の体はみるみるうちにに溶け崩れていく。


『グルギュアアアアアアッ! 』


 しかし、〈G・スラッグ〉も一筋縄ではいかない。死に際の余力を振り絞り、触角をしならせてムウにヤケクソの一撃を与えようとしたのだ。


「ハァッ! 」


 だがその攻撃はむなしく空振りに終わった。


 ムウの頭に命中する直前、後ろに構えていた波花リトナが素早く反応していた。銃剣の斬撃により触角鞭は小麦の麺のようにプッツリと切断されたのだ。


「助かったぜ姉者」


「なぁに、その為のチームだろう? 」


 二人は拳を突き合わせて〈G・スラッグ〉駆除を成功させた達成感を分かち合う。


 ムウの狙撃も、リトナの援護があってこそだ。二人は1+1=100にも200にも跳ね上がるほどの公式を持ち合わせた実力者同士。その腕前は同業者が見とれてしまうほどだ。


「すげェ……これがA級の実力か……」

「段違いだな……」

「まさにトップクラス……」


 〈G・スラッグ〉の体は完全に消滅し、跡には《核》がポツリと残されている。それを確認したリトナは、ツーブロック三兄弟の一人に声を掛けた。


「おいそこにいるツーブロックの…………えと……アンタ! 」


「あ……ああ! 何だ? 」


「[もう一体]の〈G・スラッグ〉はどこにいるんだ!? 」


 そう、ギルドからの情報では、現れた〈G・スラッグ〉は[5m級が二体]だった……しかし、リトナ達がいくら見渡しても、その姿は見えないし、気配すら感じられなかった。


「……すまん! それは、俺たちもわからねぇんだ! 駆けつけたら、一体しかいなかった! 」


「何だって? でもギルドのレーダーには二体の〈G・スラッグ〉反応があったと……」


「おい姉者! まさか!! 」


 波花ムウは、何かに気が付いたようだ。今まで冷静だった面持ちを崩して、少し取り乱しながらリトナの肩を掴む。

 その弟の様子に、リトナも察した。


 レーダーには反応があって、地上ではその姿が見えない理由に心当たりがあった……そしてその予想は、波花姉弟にとって、苦い思い出をフラッシュバックさせる引き金にもなっている! 


「……アイツか……! アイツなのか!? 」


 リトナが咄嗟に頭上を見上げると、その答えが容赦なく[降ってきた]! 


『ドグアアアアアアアアアアアアッシ!! 』


 銅鑼が百枚同時にならされたかと思うほどの轟音! 続けて巨大物が落下した際の圧縮された空気による風圧と、道路にクレーターが出来るほどの衝撃に襲われ、波花姉弟を含む《ハンター》達は、軽々と吹き飛ばされてしまった。


「く…………くそ……痛えな……でも、でも嬉しいぜ……なァ? ……ムウ! 」


「ああ……姉者……まさかこんな日に出会えるとはな」


「[ここであったが百年目]ようやくこの台詞を言う時が来たぜ…………間違ってないよな? 」


「ああ……合ってる」


 体を激しく地面に叩きつけられながらもその落下物の正体を視界に入れた姉弟は、痛みを一切感じさせないほどに体を奮い上がらせながら立ち上がって戦闘態勢を取った! 


 波花姉弟が見つめる先には、さきほどと同じく、5m級の〈G・スラッグ〉……しかし、ある一点が今までの敵とは大きく違うフォルムを生み出し、全く違う生き物の様相を醸し出しいた。


『ググ……グルォルォググ……』





 その大ナメクジには……[巨大な翼]を携えていたのだ。





 その両翼を目一杯広げるとその体長を遙かに上回り、10mにも及ぶほどに巨大で、異様な迫力を生み出している。


「顔面に屁を食らって泡を吹いていた今日が……運命の日になっちまうとは思わなかったぜ! 」


「俺たちの過去に、ケリを付けようぜ! 姉者! 」


「親父の仇……ここで晴らさせてやる!! 」

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