評価されないのは評価フォームの設置場所が悪い
エッセイや後書きなどで「評価して欲しい」という文を見かけることがある。当然、筆者としては書いた小説を評価して欲しいと思っているだろうし、端から自己満足で執筆している人は評価など気にしないだろう。
Q1.なら、評価が欲しい筆者に対して小説を評価するにはどうしたらいいのだろうか?
「小説家になろう」に限ってではないが評価フォームというものがある。
簡単に言えば評価する為の画面の事だ。
Q2.では、その評価フォームはどこにあるのか?
マニュアルを見れば分かる事だが、評価フォームの設置場所は短編なら本文、又は後書きがあればその下。連載なら"最終話"の本文、又は後書きがあればその下に設置されている。
ふと、ここで私は疑問に思った。
何故連載小説の評価フォームの設置場所が最終話にしかないのか。
調べてみると、マニュアル通り小説の最終話、つまり最新話にしか評価フォームが設置されていない。
仮に50話ある小説を読むとしよう。一度に全て読む人もいれば、数十話読んで辞める人もいるだろう。もちろん、小説の内容の良し悪しで数話読んで切ってしまう人もいるかもしれない。
ここで重要になるのが最新話まで読まずに読み止めてしまう人だ。そういった人は途中まで読んだ小説を評価するのかと言われたら、おそらく評価しない方が過半数を占めるだろう。実際、私自身も評価するよりも新しい小説を探しに行く方が多い。むしろ評価する事自体に考えが向いていない事も理由の一つかもしれない。
Q3.なぜ評価しなくなるのか?
私自身の感想、考察になってしまうが、「評価する画面を目にしない」せいだと考える。
最終話という特定された場所にしかないために、評価がされないのではないだろうか。
このエッセイを書き始める前にも、今読んでいる小説を評価しようとしてみた。
どういうわけか、評価するにはどうしたらいいのか手間どった。上記に書いてあるようにマニュアルを読んでようやく評価フォームをみる事ができた。私が無知だけだったなのかもしれないが、評価するにはわざわざ最新話まで見る、もしくは最新話の後部まで飛ばないと行けないのが難儀だった。
Q4.それでは、多くの読者が評価するためには?
一番良いのは評価フォームが読者の目に付くところにリンクを置くべきと考える。つまりGUIの変更だ。
個人的には小説の前部にある「ホーム|小説情報|感想|レビュー」などとリンクに飛べる場所に「評価」というリンクを加えてやるべきだろう。
拙い文章であるが、一応、伝えたい事は書き残せたのでここで終わりとする。