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エルフ・インフレーション ~終わりなきレベルアップの果てに~  作者: 細川 晃@新連載『滅びゆく世界を救うたった一つの方法』
第二章

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ビッグバン8


「――やはり、ウルクナルの魔法は、全魔法の到達点、一つの極致に至っているとの認識で間違いなさそうです。サラの、ウルクナルの魔法に対する考察は正しかったみたいですね、おめでとうございます」


 マシューは、ウルクナルの膨大な魔力を用いた一連の防御術や攻撃術を、全魔法の到達点。一つの極致と評した。その評価をサラも受け入れているのだ。


 彼の未知なる魔法に対し、サラとマシューはこの二年半の間、執拗な解析を続け、最近になってようやく解明に成功。二人の天才は、彼の魔法を、原初魔法と呼称している。


 原初魔法。それは既存の四系統魔法の根幹、始まり、原始的魔法という意味合いから名付けられている。

 実のところ原初魔法は、誰にでも使えるありふれた魔法なのである。


 トリキュロス大平地に暮らす全ての生物は多かれ少なかれ、必ず体内に魔力を宿しており、宿していなければそれは、宇宙人か無機物だと断言しても過言ではない。そして、全ての生物は、常に魔力を生産し続け、魔力を体内の貯蔵庫に溜めこんでいるのだ。ただ、貯蔵庫にもキャパシティーが設けられていて、貯蔵できない魔力は無意識のうちに発散されている。


 その発散されている魔力こそが、原初魔法の正体なのだ。原初魔法は、常日頃、人間とエルフの両種族が発動させ続けている、もっともポピュラーな魔法と言えるだろう。


 では、何故、二人はそんなできそこないの魔法を到達点、極致と尊大に評するのか。

 通常の原初魔法に、魔法的効力は皆無と言っていい。ただそれは、日常的な魔力発散、ゼロに等しい魔力消費がなされている場合のみの話だ。


 この原初魔法は、魔力消費が十を超えた辺りから、大魔法の片鱗を表し始める。

 消費量十、自覚し確固たる意志を持って魔力に命令を伝達できる技量があれば、軽い物体を手で触れずに動かすことが可能。


 消費量百、魔力を押し固め、攻撃にも防御にも用いることが可能になる。当然、高度な魔力操作技能を求められる。

 消費量千、攻撃はいかなる害悪も撃ち滅ぼし、防御はいかなる刃も挫く。


 また原初魔法には、魔法行使者の肉体に直接作用し、運動能力を一時的に向上させる働きがある。いわゆる火事場の馬鹿力もこの魔法に該当するらしい。ウルクナルが真に優れている点は、魔法知識が一切無いにも関わらず、魔力を人為的に引き出し、馬鹿力を任意のタイミングで発動させられるところにある。


 それは最早、確立された一個の系統魔法であり、サラとマシューはこれを第五の系統魔法にして、根幹的な魔法と位置付け、原初魔法と呼称しているのだ。

 ――原初魔法とは、魔力を純粋なエネルギーに変換したり、魔力そのものを操作したりする魔法なのである。


「立証するには、もう少しデータを収集する必要がありそうだけどね。まあどっちにしろ、満足な論文が作成できたところで、カビの生えた魔法学界の排他主義者共が認めることはないでしょうし」

「その方が、サラにとって都合がいいのでは?」


「その通り。こんな素晴らしい可能性に満ちた魔法を、俗物な人間共の玩具にはしたくありませんから。でもそれは、マシューも同じでしょう?」

「そうですね、……ゴードの親方や、料亭シルバーフォレストの店主を除いて、僕は今の人間が好きではありませんから」

 二人の天才の怪しげな会話はこれで途切れた。轟音が、会話を許さないからだ。


「落ちていく」

 大空洞の天蓋に亀裂が走る。


 偉大なる惑星の重力によって、ビッグアントクイーンも投げ上げられたエネルギーでは高度を維持できず、例外なく地面に引き寄せられて行った。


 その落下予想地点、中央部には、一人のエルフが佇んでいる。Bランク冒険者、ウルクナルだ。この期に及んで彼は目を閉じ、肩を落として完全に脱力していた。頭上から、今まさにクイーンが落ちて来ようとしているこの局面においてである。


 首を逸らし、クイーンに向けて右腕を伸ばし、照準器とした。狙うは、排卵器から胴体までの直線。

「ゴードには、また謝らないとな」


 ウルクナルは肩幅分足を開き、丹念で緻密、それでいて豪快に、体内に貯蔵されている全ての魔力を左腕に収束させる。何故、右腕ではないのか。それは、これから放つ攻撃にウルクナルの体が耐えられず、重傷を負う可能性が濃厚だからである。


 それに、この一撃に複雑な肉体動作など存在しない、左腕でも事足りる。

 魔力は体内でこそ無色透明だが、命令が詠唱なり魔法式なりでインプットされると肉眼でも視認できるほど色濃く発光する。人類はその輝きを魔力光と呼ぶ。


 魔力光は青系統の輝きであり、半透明、水色、青と一度に消費される魔力量の増加に応じて色を濃くし、最終的には、インクのような黒色に近い青になるとされる。


 ウルクナルの左腕に渦巻く魔力光の色は、薄暗がりの青、藍色、群青色に近い。体内に残っていた全ての魔力を、最後の一滴に至るまで絞り尽くし、集約させているのだ。


 その魔力、なんと六千。タワーデーモンに叩き込んだ総量の三倍。サラが開発した魔導師級魔法、ファイアーインパクトの消費量が三千五百であることを鑑みれば、六千という数字がいかに馬鹿げているか、想像に容易い。


 魔法薬によって、彼の力を大幅に増幅させて放つ一撃。


「カルロ、追い付いたよ」

 天へと突き上げられたウルクナルの左拳から、極太の青く輝く光の奔流が駆け上がる。

 光線は昇竜となって、立ちはだかる全てを喰い荒し、只管に地底から見果てぬ空を志す。


 光の槍に触れた途端、クイーンの排卵器は千切れて四散し、胴体までもが爆散。唯一原形を保っているのは、もげて地面に落ちた足と、ポロリと落ちた頭部のみ。その他は、粉微塵になった後、鉄すら霧と化す温度の熱線によって燃やし尽くされ、灰燼に帰した。


 天蓋は溶け、大空洞の真上、その上部構造体を次々と貫き、ことごとく融解させていく。エルフリードが放置した卵も沸き立ち。ビッグアントの食糧であり共存の関係にあるキノコも炭化させた。

 遂に、彼渾身の原初魔法は、地底四百メートルから全てを貫き、地上へ。


 果てには、対流圏をも貫き、成層圏へと至った。

 その空を貫く光の柱は、空気が澄んでいた為に、多くの人々が目撃することになる。

 今、史上二人目、エルフのAランク冒険者が誕生した。


「はー、太陽だ」

 外界と直通の大穴が開いたことで、地中深くに位置するこの大空洞にも日光が降り注ぐ。八日ぶりに太陽の恵みを甘受するウルクナル。左腕に走る激痛に眉をひそめるも、睡魔には抗えなかった。

 遠くから聞えてくる仲間達の声を子守唄に、安らかな気持ちで瞼を閉じる。




 九日目の朝が訪れた。

 エルフリードは依然として、地底から出てはいなかった。出られなかったという方が適切かもしれない。ビッグアントクイーンが地底で暴れたことで、壁面が脆くなっていた一部の洞窟が崩れ、その他にも随所に崩落の危険があったのである。


 そして何より、ウルクナルが目を覚まさなかったのだ。

 彼愛用のグローブが、魔力の反動を受けズタボロになっていた。そんな状況で一向に目覚めないウルクナルに、バルクとマシューは肝を潰したが、それでも安静にさえしていれば、彼の命に別状はないらしい。サラの診断に、胸を撫で下ろす二人だった。


 この日も大空洞の砦から動けそうになかったので、バルクは証明部位であるビッグアントクイーンの頭部を転がし、マシューはケーキイーターの骸を解剖しつつ、九日目を終えた。


 十日目。この日は、始まって早々二つの不運に見舞われた。

 一つ目は、ウルクナルがまだ目を覚まさない。サラ曰く、ドラゴンブラッド摂取の副作用と、怪我、疲労が要因だそうだ。


 二つ目は、遂に食糧が底を尽いてしまった。地底故、野草の類が生えておらず。日照時間も極めて短い。あるのは、土くれと魔物の死体と暗闇のみだった。ビッグアントの肉は恐ろしく臭く、煮ても焼いても食えたものではないのである。


 目的であるクイーン討伐を達成したものの、冒険者達には街への帰還という困難で新しい問題と向き合わなければならなかった。


 ともかく冒険者達は、洞窟からの脱出を試みる。幸いにしてウルクナルが、頭上に地上へと通じる一本道を開いてくれた。これを利用しない手立てはない


「風系統魔法、その手があったか。……ところでサラ、お前の魔力で足りるのか?」

「足りない」

「どうすんだよ!」

「うるさいなー怒鳴らないでよ。足りなければ、補えばいいだけの話じゃない」

 サラは、足元にある大容量の生体蓄魔池を見た。ウルクナルのことである。


「でも確か、今は体が弱っているから、魔力を少量でも吸い出すと危険って、お前言っていたよな? 本当に平気なのかよ」

「実際、かなり危ない」

「じゃあッ――」


「仕方ないでしょッ、それしか方法がないのッ、何もせずにここに居ても、待ち受けているのは餓死だけッ、……本当に仕方ないの」


「……わかった。怒鳴って悪かったよ。俺、腹が空き過ぎて、おかしくなってんだ」

「……うん」

 落ち着きを取り戻したエルフリードは、粛々と脱出の準備を進めた。


 脱出方法は極めて単純である。

 ウルクナルが設けた地上への一本道を中級風系統魔法のウィングブーツで駆け上がるのである。消費量はエルフリードの面々とビッグアントの頭を合計して八百。


 以前、ウルクナルと仲間に裏切られた哀れな冒険者をデーモンの塔へと飛ばしたのは、上級風系統魔法のウィングキャリアー。人数と距離によって激しく上下するが、あの時は千八百の魔力を消費していた。あの上級魔法使いは大口を叩いていたが、土壇場で魔力が足りないことに気付き、携帯していた魔法薬を消費して何とか有言実行を果たしたのである。


 なお、あのCランク冒険者二名は、現在行方不明中であった。商会の施設を、既に一年以上利用していないらしい。


「とっても言い難いんだけど、バルク、あのね――」

「わかってる。装備は全て置いていく」

 薄々感づいていたのだろう。彼は頷くと、すんなり愛用品の全てを投棄した。盾にハンマー、そして鎧一式である。


「僕も装備を置いて行きます。弾の出ない銃なんて重石でしかありませんしね」

 マシューも続き、この十日間を共に歩んできたリボルバー、二年前から愛用しているライフル銃をバルクの装備の隣にそっと置く。


「ごめんなさい、私の魔力が少ないばかりに」

「気にするなそんなこと、後日取りに戻ってくればいいだけじゃねえか」

「そうですよ。それにクヨクヨしている時間がもったいないです。早く外の新鮮な空気を吸いに行きましょう!」


 意識の無いウルクナルはバルクが、クイーンの頭はマシューが抱え、二人は杖を構えたサラに身を寄せる。彼女は、ウルクナルからも魔力を拝借し、詠唱。


「風よ、駆け抜けたまえ」

 詠唱が完了するのと同時に、魔力八百が消費されると、風が頬を撫で、砂塵が吹き荒れた。


「確り掴まって!」

 サラの忠告通り、二人は彼女に遠慮なく抱きつく。

 風は、瞬く間に暴風へ変化し、冒険者達を中心に竜巻が発生した。猛烈な回転が加えられ、足が地を離れる。


「本当に大丈夫なんだろうなッ」

「……目、目に砂が。う、気持ち悪い」


「あんた達、クサッ」

 男二人は、乗り心地最悪の魔法に文句を言いながら、レディはその野蛮な臭いに鼻を曲げながら、一陣の風となってビッグアントの大洞窟から脱出する。


 燦々と太陽が輝くダダール南部の荒野に投げ出される冒険者達。涼しかった洞窟内から一転、照りつける太陽と、青い空、一面の赤茶けた大地が遠くまで果てしなく続く。


「そう言えば、外の景色はこんなだったな」

「なに寝ぼけたこと言ってるんですか、バルク。さっさと歩きましょう。夜になったら、また他の巣のビッグアントに遭遇してしまいます!」


 現在地は、ダダールから南に徒歩で三日。この荒野も、洞窟と同じく碌な食糧が調達できない。食糧のないデスマーチを余儀なくされるエルフリードであった。


 太陽光によって、エルフに備わった葉緑体が栄養素を生産してはいるが、非常用の意味合いが強く、身体能力は著しく低下する。単純作業ならまだしも、一瞬たりとも気が抜けない戦闘を闘い抜くのは厳しい。


 一行は、ビッグアントの荒野を熟知しているマシュー先導の元、ダダールを目指す。

 巣を出て二時間歩いた頃。


「――誰だッ」

 バルクが突然、声を張り上げる。サラとマシューはギョッとして足を止めた。研究者である二人と違い、バルクは生粋の戦闘屋。辺りの空気に混ざる薄い殺気を敏感にキャッチする。隠そうとしているが、隠しきれない殺意が荒野に漂っているのだ。


「何、どうしたの」と、サラはバルクに不安そうな声を掛ける。

 殺意に鈍感な彼女ではあるが、只ならぬバルクの表情に、顔を強張らせ杖を抜く。マシューも慌てて二人の側に駆け寄った。


「……バルク、魔物ですか?」

「いや、違う。もっとタチが悪い。数は三か四。強い殺意を懐いているみたいだ。こりゃ、俺達を殺しに来たのかな?」

「……そんなまさか」


 すると、亡霊と言っても差し支えない黒い外套を纏った集団が、ぬるりとエルフリードの前に出現した。正体がばれるのを防ぐ為か、全員が簡素な剣か杖を握り、フードを目深に被って、簡素な面で顔を隠している。数は四、その誰もが尋常ならざる実力者であることは、火を見るよりも明らかであった。


 剣の持ち方、身構え、足運び。どれをとっても一流のそれ、隙が無い。どう足掻こうとも、生き残るのは厳しそうだ。


「お出ましか、熱くないのかね、あいつら」

「――ッ、凄い魔力。全員が上級から魔導師クラスの魔力を持ってる」

「そいつはスゲーな。となると、SSランクかSSSランクか」


 遠征帰りの弱った冒険者を、ドラゴンすら単独で殺せそうな実力者が、四人がかりで襲撃。何もかもが異常、有り得ないことだ。


 低ランク冒険者ではあるまいし、高ランク冒険者が、ビッグアントクイーンの証明部位を、罪を犯してまで奪い取るはずがない。これは確実に、確固たる意志と絶大な権力を併せ持つ何者かが、エルフリードを狩る為に彼らを差し向けたのだろう。


 エルフリードを消そうとする黒幕は誰なのか。その黒幕はエルフリードを消すことでどんな恩恵を得るのか。それは、宝石貨の山と釣り合うだけの価値があるものなのだろうか。


「どうして、私達を……」

「エルフは嫌われているからな、いくらでも思い当たる。嫉妬に狂った高ランク冒険者か、有力商人か、上級貴族か、はたまた王族か」

「……どれも嫌ですね」


「まったくだ」

 ある考えが脳裏に浮かび、わずかな時間で確信へと変化する。


「バルク……まさかとは思うんですけど、この黒集団は以前にも――」

「奇遇だなマシュー、俺も同じことを考えていた。ビッグアント討伐後、俺達がエルフであること、ダダール。何もかもが二年半前と符合する。間違いなく、ウルクナルの師匠であるカルロは、こいつらに殺されたんだろうぜ」


「となると、……商会がキナ臭いですね」

「どうしてだ?」


「バルク、カルロが亡くなった日を思い出してください。商会が発表したカルロの死因です。そもそも、カルロの死因は本当にビッグアントクイーン戦での負傷だったのか。襲撃を受けたのなら、荒野で殺されたはずです。何故彼は、ダダールの医療施設で息を引き取ったのでしょうか。何故商会は、カルロが高ランク冒険者によって殺された事実を隠蔽しているのでしょうか」


 サラは戸惑いながらマシューに問うた。

「ちょっと待って。それって、カルロが襲撃を受けたという仮定の元での話よね? 黒幕は、有力商人か有力貴族って線もある。確固たる証拠も無しに、商会が黒幕だと決めつけるのは早計じゃない?」


「確かにそうですね。ですが、二年半前と現在、状況が不自然なくらい似通っています。それを偶然の一致で片付けるのはあまりにもお粗末。商会が黒幕でなくとも、何らかの形で、襲撃に関与していることに変わりありません」


「…………」

 サラは信じられないと驚愕を露わにしたが、同時に疑念を払拭できずにいた。


「……さて、どうしたもんか。俺に盾とハンマーがあれば、相手になってやらんこともないんだが。ウルクナルを背負ってるからな」

「ええ、僕にも銃が有れば、人間なんか一撃なのですが、生憎と弾もなく銃もなく、両手は重い証明部位で塞がっていますからね」


「あ、あんた達って本当にバカね。わ、私だって、魔力さえあれば、魔導師級魔法で一撃よ!」

 三人はウルクナルを庇うように背中を寄せ合う。


「残念です。スーパーレベリングの研究が面白くなってきたところだったのに」

「その研究にいくら注ぎ込んだんだ?」


「えーっと、大量の魔結晶を使いましたから、総額で言えば、宝石貨八百枚でしょうか」

「王都の一等地に立派な屋敷が建てられるな」

「そうですねー」


「あーあ。せめて、上級魔法使いには成りたかったなー」

 三名が緊張感なく雑談に興じている間も、刺客はにじりよってきた。


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