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12話「告白」


「英……ちょっといい?」

「え?んー」


川崎と文化部!!について語り合いをしていた

それを見ての呼び出し

ぶっちゃけこう言うの嫌いだな

割り込んで入ってくるとか


話してた川崎にも悪いし

そう思って川崎を横目で見る


目が合った川崎は

「さっさと行ってこい」

と言う風にニッコリ笑った


いや、オーラが物凄く怖い

冗談抜きでさ



「んーまぁいいよ」


―――――…

ただいま裏庭

蚊がブンブン飛んでますはいウザイ

呼び出した子。お願いだからさっさと用件言って


川崎待たしてるから悪いし暑いし蚊がウザイ

顔赤らめてモジモジしなくていいから用件さっさと言って

用事終わらして帰りたいの。お分かり?



「あのね…」


やっと口を開いた

口を開くまでの所要時間およそ5分。貴重な休み時間がぁ!!

いや、女子は別に嫌いじゃないんだけどね。ほら、川崎に悪い(ry


「私…英の事が好きなの」


……は?

ちょっと待って?

ん?

好きです?え?告白?


え?川崎との話割いて、散々待たせて

え?好きですだけ?


ないわー

空気読めよ


「ごめん無理」


大分オブラートに包んだ振り方

…だと思う。



「好きな人が居るから?ねぇ?」


あ、うぜぇ。こう言うのないわ。対応めんどくさいし自分がフラれたのが好きな人(又は彼女)が居るからーってか?嘗めるなよ


「俺は川崎と文化部!!の話盛り上がれるだけで十分です。貴方は必要ありません」


ボー然としてる彼女を放って教室に帰る



「また…結局あの子なの!?」


――――――…


「おかえり」と言う風にニッコリ笑う川崎

あぁ、全然こっちのが可愛いし全然いいわ。

なんて思いながら席につく


「どしたの?」

「ん?」

「疲れたよな顔してる」


んな細かい所にまで目行くんだ。凄いな。どこぞの俺を好きだって言ってた女より全然俺の事見て、理解してくれてる。


「んー告白されたー」

「うわスゲー」


んな事ないって。告られていいことなんかないよ(手ブンブン


その後も川崎と文化部!!の話で盛り上がる。

受験生なのにやりたい放題やってるな。俺ら(主に俺)。


そういや川崎は何処受けるんだろうか

そういや川崎は全国10位内の実力は持ってるみたいだ。

そんな感じのテスト受けて、その結果を見させて貰えば全国5位

いやはやあの方の脳内バグです。


こんな馬鹿な俺なんかが川崎とつるんで(喋ってて)いいのか?




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