メニンゲン家族
日本の裏側の南国に、メニンゲン家族が住んでいる
家長の名前はバスコ・ダ・メニンゲン
頭のはげた小さなおじさん
妻の名前はワラシャワ・ダ・メニンゲン
昔は美人と讃えられた迫力おばさん
長女の名前はアターシャ・ダ・メニンゲン
ママに似ればよかったのにパパに似た
長男の名前はサイコーノ・ダ・メニンゲン
科学技術庁で働くエリート
長女の娘はチッサーナ・ダ・メニンゲン
おばあちゃん似の美人さん
小さな弟はコレカラーノ・ダ・メニンゲン
揺りかごで眠る新生児
メニンゲン家族はエリート一家
バスコは町を一つ作り上げた英雄
ワラシャワは世界一の美女とかつて呼ばれた
アターシャは器量は良くないが死霊と話せる
サイコーノの趣味は走幅跳びでギネス記録保持者
チッサーナは5歳で3ヶ国語を話す
コレカラーノだけがこれからのひと
名前がただメニンゲン家族だからというだけで
笑ったり決めつけたりしてはいけない
オレンジの海を見ながらあくびをして
アサイーを毎日食べながら、彼らはまだまだ進歩して行くのだ