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チャンス

 それにしても、である。


 このガチャ、今までやってきた普通のガチャと比べると異常に高額だ。

 特に[期間限定]コラボ企画。

 絶対的人気ロボットアニメに超絶究極魔法ってなんじゃそりゃ?

 そして、10連ガチャが三百万円?

 俺の持っていた全財産のほとんどであった。


 しかし、この手の課金ゲームを散々やって、彼女も結婚もせずに時間を費やした俺の勘が言っている。

 これが千載一遇のチャンスであると。


「ちなみにこのガチャは、何回まで引けるとか限度はあるのか?」


「ただの一回限りです」


 女神(悪魔)から、これを聞いて俺は覚悟を決めるしかなかった。


 ゴクリ……(唾を飲み込む音)


「よしっ、分かった!

 俺の選ぶのは、この一番異常に高いガチャ。

 [期間限定]コラボの超絶究極魔法の10連。

 三百万円じゃ――――――いっ!!!」


 俺はそう叫ぶと、そのボタンを勢いよく押しちゃった。




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