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回復薬、作成!

低級回復薬

レア度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

名称 アカの液体散布型回復薬

作成者 アカ

素材 コブルの根✕2、カタサマル✕2、パラーンの実✕1、ケテの実✕1、ズゴン✕1、クル花の茎✕2

回復量 HP1〜2(確率による変動:確率50%変動)

期限 30日 30日経過後緩やかに劣化5日後完全に効果を失う

重量 80g 1噴射約4g使用

備考 中級錬金術師が粗悪な普通の量の素材で作成した回復薬。広範囲散布型。トリガーを押下おうかすることで噴出口ふんしゅつこうから内容液が霧状きりじょう射出しゃしゅつされ広範囲に影響えいきょうを及ぼす。回復量は限りなく低いが即効性がある。複数回使用可能。内容液が付着することで効果を及ぼす。軽い切り傷なら一吹きで回復する。作成者のこだわりにより無臭。



完成した。


普通の液体型回復薬では味気ない。前回作ったやつが臭いので無臭を念じたら無臭になった。願い、通じるのか。


村人から頂いたゴブルの根とカタサマルの2つの野菜も使ってみたが問題なく使えそうだ。


そこそこな量と大きさの野菜だが、出来上がったのは80g。量が少ない。


だが、イメージしていた物はできた。前回毒を作った時の回復薬バージョン。


コロンが不安がっていた時にはどうなるかと思ったが今は落ち着いたようだ。錬金術を見て拍手していたのだから、もう大丈夫と思ってもよさそうだ。



「それは? どうやって使うんだ?」



複数作る予定なので一つぐらいは使ってもいいだろう。


俺は回復薬のトリガーを握らせる。



「ここをもって……強く握る」


「こう?」



勢いよく中の液体が噴出した。


俺の方を向いていたので俺が回復する。



「おお! なんか出た!」


「これで俺が回復した。そういう道具だな」


「へぇ〜。不思議な感じだなぁ」



確かに、不思議だ。何がどうなって回復してるのかわからないが、回復しているのだ。魔法的な何かとしか言いようがない。


何か面白かったのか何度かプシャプシャ出している。自分にもかけて回復する感じを味わっているようだ。


それはコロンにあげよう。


そうだ。手でそのまま持って歩くわけにもいかないだろうからアイテムバッグをあげよう。


小さい巾着式のやつがあったはずだ。



「コロン。それが何かの役に立つかもしれないから持っておくといい。これに入れるといいぞ」


「これ、あだしに?」


「ああ、もらってくれ」


「……でもこれ、小さくて何も入らないと思うけど」



茶色の巾着を開いて中を覗いている。確かに手のひらの半分程の大きさしかない。



「それは大変貴重な魔道具だ」


「ま、魔道具!? いらねぇ!」



ぺっと俺に返してきた。



「な、なんで?」


「そんなもん持ってたら誰に狙われるか。あだし弱いから」



それは……そうか。危ないか。


自分の力以上のアイテムを持っていたら誰かに狙われる可能性は高くなる。気づかなかった。


危ない物を持たせるところだった。



「じゃあこれだ」


「あ! これは前に作ったやつだな! ありがとう大事にする」



リュックサック型の木のカゴだ。


鍵は閉まらないがフタも付いていて逆さにしても中身が落ちることはない。


大切そうに回復薬を仕舞っている。ありがたいな。


後は同じような回復薬をいくつか作ってギルドに納品しにいこう。

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