完全武装
林 一太郎のモヒカンは風になびきサラサラと輝く
柊の黒髪のポニーテールも風になびく艶やかに
一太郎はなぜ訪ねたのかと思案する・・・
朝早くから二人は対峙している
いちたは風が少し冷たいなぁと
また家の裏手の周りの目が無い所かぁとか
これはひぃねえにしめられるのかなと
「いちた感想」
いちたは思う何時ものひぃねえだと
命令口調に鋭い視線
「今独活さん居ないのか!」
「い・ち・た!早く感想!」
いちたは柊を観察する
フムと驚く
珍しい軽めに化粧している!
あのひぃねえが!
センスの良いネックレスだと!
あのひぃねえが!
まあでも此処最近は独活さんによく見られたいから
化粧やアクセサリに歩き方やしぐさ等々気をつけてましたね・・
ひぃねえもガンバる事
少々しめられるかと思って思考が昔いに引き摺られたか
さて服装か・・・
結論から言えば凄いね
ねられてる・・・
黒のペプラムワンピースでスタイルの良さを強調し
肩口からのレースと白い絹のような肌清楚な印象を与え
清楚で上品な美しさ
「ひぃねえなに完璧すぎるよ」
柊は満足そうに微笑む
「瑠璃お母様と協議重ねたかいありそうだわ」
柊は手ごたえを感じ完全武装で独活のいる戦場に向かう・・・
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