秘密の秘密の楽しい会話
道場内には木刀のぶつかり合う音が鳴り響く
ガッガッと柊の三段突きを独活は防ぎきれ無い
「独活さん受け流しはすごいよね~♪」
柊は笑いは凄みを増す
それに合わせ攻撃は苛烈に早く
独活も笑う
ぶつかり合う二人
心が重なり合い想いが雄弁に語り合う
あはは柊さん凄いすご過ぎるや
独活さん今日も一日有難うなど
会話の内容は割りと取り留めも無い
二人の戦い方は一見似ている
柊が独活のに戦い方を教えたのだから当然かも知れない
独活は二種のワードを常時発動させつつ臨機応変に
二種のワード一つは
ワード 受け流し 予測の範囲内ならばダメージを無効化する
もう一つは
ワード 惑え焔 対象の全能力が上がり続け又敵対者は認識阻害を受ける
柊は体術・剣術主体のワード使いだ
柊は重い一撃入れ消えるを繰り返す
独活はただ笑い受け入れる其の様はただ怖い
やはり独活はおかしい狂ってるぅぅ
二人は笑いあいながら
「攻めきれずに負けかぁ~♪」
柊はニコニコと笑いながら
「独活さんお嫁さんにしてくださいね♪」
独活は笑みを零しながら頷き
「柊さんお嫁さんに来てください」
と幸せそうで何より
それにしても思うがこの二人子供が出来て育ち
老後になってもこのやり取りしてそうだ
そして何時までも新婚とかありえるか・・・
「問題ないとおもうけど」
「システムの独り言に突っ込み・・・・
ありがとよ」
「照れないでよ」
「え!デレていいのか!」
「流石ね!でも私相手にデレたいならデートしてからよ」
「システムがデートか!」
「気合よ!気合!」
「熱く滾るぜぇぇ」
「期待してるからね!」
「うおぉぉぉぉ」
深夜二人はパジャマ姿で寄り添う
独活に寄りかかり柊は甘えている
「柊さん今日も一日ありがとう」
「いやぁ~♪今日も独活さんありがとね~♪」
独活成分を取り込むように柊は身を委ねる
続いて柊はスゥ~ハァ~と独活の匂いを嗅ぐ
まったりと時が流れる・・・・・
お読み頂き有難う御座います