表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

夜の街にて

 見てくださった方、ありがとうございます。これでは短い小説をこれからも書き続けて行こうと思いますので、出来ればブックマークや感想などをお願いします。モチベーションになりますので。

 全く活気がなく、どんよりとした真夜中の一本道を運命に導かれるがまま一人の青年が歩いていた。一歩一歩進むごとに、コツ、コツ、とした足音が一本道全体を包み込む。その青年はひたすら一本道を迷いなく進んでいく。


 その時、青年の頭の中に突然年が同じくらいの女性が浮かぶ。その女性は、明るく、活気に満ちた女性だった。負けず嫌いで勝負事には赤色の靴を履く、というよくゲン担ぎをしていたような女性だった。

 一度、その女性と靴屋で出会うことがあった。その時女性は、いつも履いている、という黒色の靴を買っていた。そのあとなんとかデートにこぎつけたのはいい思い出だ。


 それから、デートの回数を増やし、今では月一の頻度でデートができている。

 そのような楽しい記憶を思い出しながら青年はコツコツと歩く。


 なぜ歩いているのかは青年にもよくわからなかった。が、何か良いことが起こりそうな予感があった。

 そして、一本道は終わりを告げ、T字路へと姿を変える頃、一本道からT字の左へと歩く黒い靴の女性がいた。


 あの人だ。そう確信した青年はタッタッ、と足を速める。後ろ側から希望の光が差し込んできそうだった。

 自分の未来は明るい。もう少しで手に届く。そう思いながら青年はT字を左に曲がる。

「待って。」

青年の後ろから放たれた声は彼の耳には届かなかった。



 青年が完全に左に曲がったあと、一本道では運命に導かれた赤色の靴と地面がグシャリ、と強く擦れあった光景だけが懐中電灯の光で静かに光っていた。

 おそらく、「?」となっている方がおりますので解説したいと思います。


 まずは登場人物ですが、知らない女、青年、青年の好きな女となっております。


 そして、青年は知らない女を好きな女だと勘違いして、アプローチしに行ってしまいます。


 しかし、好きな女は青年の後ろにいて、振り向いてもらえなかった、ということです。


 ちなみに蛇足かもですが、男は「まだ片思い」だと思っているから、黒い靴を履いている女を好きな人だと勘違いしてしまいました。


 しかし、女の方は勝負事の時によく使う赤い靴を履いていました。これは、男に気がついて欲しかった、ということです。


 この些細な入れ違いを書いてみました。

また、新しい話を更新しようと思っていますので、ブックマークや感想などお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんか目が覚めたら幼女と密室で二人きりになった話
連載中です!
異様な世界に貴方も引き込まれるかも......?
気に入ってくれた方はブックマーク評価感想をいただけると嬉しいです
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ