表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

教えて、お婆様2

 小気や練魔領域の感覚を獲得してから、数日が経った。

 最近はお婆様の指導の下、大気(マナ)の感覚を得るための特訓を行っている。

 特訓と言っても、瞑想のような事をしているだけなのだが。

 小気(オド)の感覚はあっさり獲得できたのに対し、大気は苦戦中である。

 お婆様曰く、小気が分かるようになれば、大気も簡単との事なのだが。

 なのだが……。


「お婆様……全っ然わかりません」

「小気の獲得があっさり出来て、何で大気がわからんのじゃ?」

「いや、何でと言われましても……」


 お婆様曰く、大気は空気中に満ちており、感じるだけなら小気の無い者でもわかるそうな。

 だが、分からないものは分からないのである。

 小気にしても、何となくやってみたら出来てしまったというだけなのだ。

 何かヒントなり切欠が欲しい所だ。


「お婆様はどうやって、大気を感じているんですか?」

「ふむ、普段は大気を明確に感じておる訳では無くての。 感覚的になんとなく感じるという具合じゃ」


 このなんとなくと言うのが一番困るのだが。

 もう少し感じるコツの様なものは無いのだろうか?


「じゃあ、普段じゃ無い時と言うのは、どういう時なんですか?」

「それは、魔法を使う時じゃな。 魔法を使う際に、大気の一部を取り込んで小気と混ぜるじゃろ。 その際は体外の大気と繋がっている様な感じがしての、もっと強く大気を感じる事が出来るぞい」

「その大気を取り込むというのは、どうやるんですか?」

小気(オド)の時にも言うたが、ババは小気を風の様に感じとる。 その風で吸い込むような感じかの?」


 疑問系なのが気になるが、イメージ的には何となく掴めた。

 ダメで元々、イメージが薄れる前に試してみる。


 座った状態のまま、意識を体の中に向け集中する。

 小気の感覚を思い出す。

 光る丸い玉を自分の体の中に想像し、それが回転を行い、光が体の中を流れる様子をイメージする。

 すぐにイメージに沿うように、体の中を流れる小気を感じる。

 ここまでは、順調である。

 ここから、先ほどイメージしたように、光で渦を作り体外の空気を吸い込む様を想像する。


 しばらく続けてみるが、一向にこれと言った変化は起こらない。

 失敗かと思ったが、小気と大気を混ぜるのは練魔領域で行うと習ったのを思い出し、吸い込む先に練魔領域が来るようにイメージする。

 すると無色透明な物が、柔らかい抵抗と共に、体の内側に流れ込んできた感じがした。

 その瞬間、周りの景色は変わらないのに、濃い霧の中に立っている様な感覚に陥る。

 湿っぽい訳では無いのだが、空間に濃淡の様なものを感じる。


「空気中に、見えない霧のような物を感じるんですが、これが大気なのでしょうか?」

「おぉ~、おぉ~! 流石じゃの、多分間違いないじゃろう。 今感じておるのが世界に満ちておる大気じゃ」

「これが……」


 今の状態が、大気を練魔領域へ取り込み体外の大気と繋がった状態なのだろう。

 確かに、お婆様の言う通り強く感じることが出来る。

 多少の濃淡はあるものの、大気は周りに満ちている。

 部屋の中全体に意識を広げると、お婆様の周辺だけ若干薄くなっている感じがする。

 自分の周りは周囲と変わらないのだが、大気がお婆様を避けてる?


「大気がお婆様の周りだけ薄い気がするんですが?」

「そ、そうかの? 儂は何もしとらんが、偶々ではないかの?」


 何故か慌てており、口笛でも吹きそうな素振りである。 


「とりあえず、これで魔法を使うことが出来るのでしょうか?」

「そうじゃの、後は詠唱を行って魔法をしっかりイメージ出来れば、使用できるじゃろ。 試しにやってみるかえ?」

「はい! お願いします」

「ホホホ。 では、見本を見せるから良く見ておくのじゃぞ」


 お婆様の周辺の大気が僅かに流れ、魔法の詠唱が行われる。

 詠唱が終了すると共に、お婆様の手の中に光が出現し、部屋の中を薄く照らし始めた。


「これが、発光の魔法じゃ」


 光は直径が数センチの球体をしており、薄暗い電球ぐらいの明るさだ。


「これはただ光るだけの魔法じゃ。 無属性の魔法に分類されておって、相性を気にする必要が無く、扱いやすいため魔法を練習する際に良く使われておる。 まずはこれで練習じゃ」

「わかりました。 詠唱はこれで良いのでしょうか?」


 先ほどお婆様が詠唱していた呪文が書かれた物を見る。

 かなり長い。

 そして、俺の知っている魔法の呪文というよりは、魔法の形状や用途が書かれている文章のような感じである。

 魔法の呪文と言えば、もっと中2病的な物を想像していた俺としては、ちょっと肩透かしを食らった気分である。


「とりあえず、呪文はそれを使えば良いじゃろ。 必ずしもそれを使わねばならんと言う訳では無いが、その辺の説明はまた長くなるからの、追々教えようぞ」


 と言うわけで、呪文に関しては今は置いておく事にし、とりあえず魔法を使ってみる事にする。

 先ほどの感覚を思い出すように、小気と大気を混ぜ合わせる。

 そして、先ほど見た光の玉をイメージしながら、呪文を詠唱していく。

 詠唱が終わると、体から何かが抜け落ちる喪失感のようなものを感じると共に、先ほど見た物より幾分弱い光を放つ光の玉が現れた。


「で、出来ました! お婆様! 見て! 見てください!」

「ホッホッホ。 うむ、見事見事! 教え始めてまさかこんな短期間で、魔法を使えるようになるとはの~。 これは天才と言うものじゃな」


 褒められるのも勿論嬉しいが、それ以上に自分が魔法を使ったという事実が、無性に嬉しい!

 この場にお婆様が居なければ、踊りだしていたに違いない。

 そんな喜びと共に、自分が生み出した光を見つめていると、不意に体の力が抜け倒れこんでしまった。


「い、いかんっ! 大丈夫かいルーイ!?」


 血相を変えて、老婆とは思えないスピードでお婆様が走り寄って来る。

 そんな姿を見て、お婆様はえー等と思いながら意識は暗闇の中に沈んでいった。





 目を覚ますと、お婆様の家の土間に横になっていた。

 窓の外に目をやると、太陽がかなり傾いている。

 どうやら、数時間ぐらい気を失っていたようだ。

 上半身を起こすと、椅子に腰掛けていたお婆様がこちらに気が付いた。


「目が覚めたかい? 気分はどうじゃ?」

「何とも無いです。 ちょっと体の力が抜けてるような感じがするだけです」

「そうかい。 それなら大丈夫そうじゃの」

「僕は何で、気を失ったんでしょうか? 特に体調は悪くなかったんですが……」

「何、簡単なことじゃよ。 所謂、小気切れじゃ。 お主はまだまだ子供じゃからの小気の量も少ないじゃろうし、初めての魔法じゃ無駄に多くの力を使ってしまったんじゃろう。 魔法は使いすぎると今のように気を失ったりするでな、自分の限界を熟知するのも良い魔法使いの条件じゃよ」


 もう何とも無いとはいえ、発光の魔法を少し使っただけで、気を失うとは情けない。

 不甲斐無し、不甲斐無し!

 お婆様曰く、まだ無駄が多いという事なんだろうけど、無駄を減らせばもっと魔法を使えるようになるのだろうか。

 魔法が使えて嬉しかったものの、冷や水を浴びせられた気分である。


「そんなに落ち込まんでも大丈夫じゃよ。 初めは皆そんなもんじゃて。 というより、お主はその歳で魔法が使えておるのじゃ。 普通の者が数年掛かるところを、お主は数日で軽々と飛び越えとるのじゃぞ。 胸を張るがええ」

「それはそうなのですが……」


 何事も上手くいくとそれだけ欲が出てしまう。

 魔法があっさり使えるようになっただけでも、この世界の人達からすると驚く事なのだろうが、小気が少なくては大した魔法は使えない。

 やはり現実は厳しい。


「お主はまだ幼い。 体の成長と共に小気も増えるという話もあるし、魔法の無駄を減らせばもっと効率よく魔法を使う事も出来るじゃろう」

「そう……ですね。 魔法は使えてる訳ですから、こつこつ頑張ってみます! という訳で、早速魔法の無駄を減らす方法を教えてください!」

「ホッホッホ、そうじゃそうじゃ。 子供は元気が一番じゃ。 じゃが、今日はもう直ぐ陽が暮れる。 続きは後日じゃの」


 外を見ると、傾いていた太陽が更に傾き夕暮れになっていた。

 流石にもう帰らないと、日が沈むまでに帰れなくなってしまう。

 急いでお婆様にお礼を言い、帰路に着いた。





■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■





 初めて魔法を使ったその日以降、来る日も来る日も魔法の練習に明け暮れた。

 明け暮れたといっても、午前中は畑へ行くため、練習は午後からだけなのだが。

 とりあえず筋肉と同じ考えで、限界まで魔法を使ってみて、小気や練魔領域を増加を狙ってみる。

 魔法を使うとすぐに小気が無くなる為、少し魔法を使っては気絶しての繰り返しである。

 流石に唐突に気絶なんかすると、両親が心配するので昼寝や夜寝る前等に練習を行うようにしている。

 これだけ気絶していると、健康に影響が無いだろうかと若干心配になるが、今の所問題も無く、年齢も3歳となり体も少し大きくなった。

 体が大きくなった性か、もしくは練習の成果なのか、最初に比べるとかなり小気が増えている気がする。

 この方法で良いと言う確証も無いが、とりあえずこれを続けてみようと思う。


 魔法の無駄を減らす訓練も、もちろん同時に行っている。

 お婆様曰く、魔法を使うに当たって、無駄を減らすにはイメージが大切らしい。

 どの様に魔法を発動させて、どんな魔法をどうやって発生させるか、色、形、音等出来るだけ具体的にイメージする事で、魔法の効率が大きく違ってくる。

 現に、発光の魔法は初めて使った時に比べて、かなり長い時間使えるようになっていた。

 これは、魔力(小気や大気、もしくは両方を混ぜたものを俗に魔力と呼ぶらしい)を魔法に変換する際に、大きく関わっているらしい。

 らしいと言うのも、まだ完全に分かっていないとの事だ。

 とにかく、魔法を使用する際にはよりリアルにイメージをする事が、無駄を減らすコツなのだそうだ。


 そして、もう一つの大事なコツが呪文の詠唱である。

 呪文の詠唱というのは、魔法使いに言わせると『世界に魔法の説明を行う』という事らしい。

 これは魔法の詠唱において、使用する魔法の形状や質等を説明する事により、魔法の効率上がるためである。

 そのため、この世界の一般的な呪文は、元の世界の漫画やゲームで見かける呪文と比べて、あまり格好良い物ではない。

 戦場で、高らかに魔法の説明をし始める等はどうなのだろうか?

 もしかしたら、この世界の人的には格好良かったりするのだろうか?

 そう思い、お婆様に聞いてみたのだが、普通の者は人に聞こえない様に小声で詠唱するそうだ。



 デスヨネー。



 そして、この呪文なのだが、どれもこれも非常に長い。

 魔法を出来る限り詳細に『説明』した方が効率が上がるためだ。

 というわけで、少ない魔力で大きな結果を得ようとすると、限りなく呪文は長くなる。

 もちろん、呪文を短くする事は可能なのだが、それは所謂魔法の説明を省くという事であり、ほとんどの場合が効率を落とす事となる。

 上手く説明の言葉を変えたりする事で、効率を落とさずに呪文を縮めたりすることも出来るらしく、魔法使いの多くがそこに心血を注いでいる。

 そう言った事から、魔法使いの中でも、何々流と言った感じで、流派や派閥などが色々あるらしい。

 剣術等にもそういうのがあるし、各流派によって特色のような物があるのだろう。


 俺は呪文を詠唱する際、自分が現在住んでいる国『コートアナ王国』やその周辺国でも多く使われている『リディアナ語』を使っている。

 だが、それ以外の言語を使っている国や地域でも、もちろん魔法は存在する。

 ならば、一つの音に沢山の意味を持たした言語を勝手に作れば、詠唱を短く出来るんじゃね?と、考えて早速試してみたところ、魔法が効果を表す前にぶっ倒れる結果となった。

 お婆様に聞いてみると、俺と同じようなことを考える奴は結構居るらしく、色々研究されたが上手く行ったという話は聞いた事が無いらしい。

 それこそ、一人と言うのが駄目なのかも知れないという意見から、100人の魔法使いが集まり詠唱を短くするための言語を作ろうとした事もあったそうだが、結果はダメだったらしい。

 かと思えば、少数部族の言語は大丈夫だったりと、法則は不明との事だ。





 こうして、ここ最近お婆様に教わった講義の内容を、頭の中でまとめて見たわけだが……。

 当初、俺が妄想していた魔法ライフは、かなりの修正を余儀なくされている。

 何と言っても、一番気になるのが。



 ──魔法って、戦闘中に使える物なのか……?


 

 と言うことである。

 始めて魔法を使った辺りから、薄々と感じてはいたのだが、やはり長すぎる呪文の詠唱時間は問題である。

 詠唱時間が確保できる状況なら問題は無いだろうが、命のやり取りをしながら冷静に詠唱出来るとは思えない。

 お婆様が教えてくれる魔法の使用例がどれも戦闘での使用ではなく、日常生活での使用についてばかりだったと言うのも納得である。

 多分魔法を使うと言えば、戦闘等よりも生活での場面が多いのであろう。

 夢の無い話である。



「前途多難だな……」

「さっきから、何をぶつぶつ言っておるんじゃ?」


 どうやら、頭の中で考えていたつもりが、いつの間にかに漏れていたようだ。

 村の同年代からは、今も絶賛ハブられており、見事にボッチである。

 ボッチをしていると独り言が増えるものなのです。


「すいません。今まで教わった事を反芻していたんですよ」

「何か気が付いた事でも有ったかい?」

「えぇ、僕の夢は前途多難だということが良く分かりました」

「ほほぅ、ルーイの夢とは何じゃ?」

「もちろん強くなって、ヒーローになる事ですよ! 魔王だろうが国だろうが、真正面から跳ね除けるぐらいのね」

「ホッホッホ、ルーイも男の子じゃのぅ! うむうむ、ルーイならそんな凄い勇者になれるかもしれんのぉ!」


 うん、全く信じてないよコレ。

 いや、確かにお婆様から見れば幼い子供が、ヒーローになりたいって言ってる微笑ましい場面なのだ。

 実際は30超えているおっさんが言ってる痛々しい場面なのだが。

 そういえば、昔小学生の頃に将来の夢は公務員って書いてたのを思い出した。

 そして、高校のときの夢は世界征服だったかな。

 歳を取る毎に馬鹿になって行っている気がするのは何故だろうか……。


「とりあえず、信じてくれなくてもいいですよ。 でも絶対なって見せます!」

「その意気じゃその意気。 若い内は夢が大きい方がええ」


 本当は若くないですけどね!

 と、心の中で返して魔法の練習に入る。

 今の会話を黒歴史にする訳にはいかない。


 何時もの様に、体の中の小気の操作からゆっくりと順番にこなしていく。

 今日も発光の魔法を使って、イメージと呪文詠唱の練習である。

 このイメージを明確に持ちながら、長い呪文を詠唱するというのは中々に難しい。

 イメージに集中しすぎると、呪文が中々出て来なくなるし、呪文に集中しすぎるとイメージが霧散するのである。

 なんとかして分割思考が出来ないだろうか?

 そんな事を考えていると、ふとある事に気が付く。


 呪文を日本語で詠唱するとどうなるのだろうか?


 こちらの世界に来てから、日本語を喋る事が無いので失念していた。

 異世界の言葉が使えるかどうかは分からないが、物は試しである。

 そうとなれば、いつも使っている呪文を、順次日本語に変換して唱えていく。

 流石に30年近く触れてきた言葉であり、語彙が多く表現の幅に定評のある言語なだけあって、すんなりと置き換えていくことが出来る。

 全ての言葉が日本語に置き換わり、詠唱が終わる。


 光の玉が現れたその瞬間、大音響と共に光が爆発し視界がホワイトアウトした。


 



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■




 気が付くと、椅子から転げ落ち地面に転がっていた。

 窓から外を見ると、太陽が少しだけ傾いており、数時間気絶していたようだ。

 

「なんだったんだ、さっきのは?」


 気絶する前のことを思い出してみるが、呪文の詠唱やイメージはいつも通り問題なく出来ていたはずである。

 しかし、結果はこの有様である。

 まるでスタングレネードを喰らった気分だ。

 いや、本物のスタングレネード喰らった事は無いんだけどね。

 たぶんこんな感じなんだろう。


 こんな事になった原因はほぼ間違いなく、詠唱に使った日本語だろう。

 しかし、どうしてこんな事になるのかが分からない。

 これは喜んで良いのか、悪いのか……。


「そういえば、お婆様も一緒の部屋にいたよな……」


 部屋を見回すが、お婆様の姿が見えない。

 先に気が付いて、部屋を出たのかとも思ったが、先に気が付いたなら地面に寝転がっている俺を、そのままにはしないはずである……たぶん。

 そう思い探していると、机の反対側からローブの端が見えていた。

 急いで反対側に回り込むと、お婆様がうつ伏せに倒れていた。


 やはり、お婆様もさっきの光にやられたようだ。

 さっきの魔法は失敗かと思ったが、これはこれで使えるんじゃないだろうか?

 そんな不埒なことを考えつつ、お婆様を起こそうとひっくり返す。



 そこには、見慣れた皺くちゃのお婆様ではなく、何故か透き通るような金髪の髪の美しい少女の顔があった。





「!?!?お婆様が、若返った!?!?」 







お読み頂きありがとうございます。

今回の話は後半の展開が最後の最後まで決められず、かなり悩みました。

もしもっと良い展開が思いついたら、修正するかもしれません。

その際は活動報告にて、報告させて頂きます。


今後の為にも、もし宜しければご感想ご指摘等お願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ