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第三話 「休日」

はぁ。この前のプールの授業中におぼれてしまい、あの憎いなりとに助けられてしまうという大失態を犯してしまったわ。

まぁ今度こそなりとを絶対に倒してやるわ!

今日はせっかくの休日ですもの。今日はどこかへお出掛けにいくわ。

と私はベッドから降りた。

部屋から出て、ダイニングに行った。

私の住んでいる家は最高級タワマンよ。タワマンの最上階は全て私の家。我が六本家は歴史ある世界有数であり、元は古代の時代に皇族から別れた一族とされており、総資産は5000兆円は超えている一族よ。


すると、メイドたちが


「おはようございます。あおい様」


と言ってきた。お母様やお父様はいつも忙しくて家にいない。私は


「わかった。洗面所に行ってくる」


と言い洗面所に立った。

こんな超可愛い完璧なスーパー美少女なんて世界広しといえども、この私しかいないはずよ。

と鏡を見て思った。


顔を洗ってうがいをし、ダイニングに戻ると、机には最高級の朝ごはんが広がっていた。

ご飯は六本家所有六本ファームから六本家のために作られた。最高級の米を使用し、魚、卵、野菜なども全て、六本家のためだけに作られている。


私が朝ごはんを食べ終えると


「あおい様。今日は何をなさいますか?」


「私は今日は渋谷に行って服を見てこようと思っているわ」


「そうですか。では、すぐにリムジンをご用意させていただきます」


自分の部屋へ戻ると私は服選びに行った。オーダーメードの100万円のパジャマを着ている私でも、流石にパジャマでは出歩かないわ。

けれど、大富豪の娘である私は別にブランド物を好んで着るわけじゃないの。超可愛い完璧なスーパー美少女である私はどんなにボロい服を着ても美しくなっちゃうのが私よ。

私が最近来ているのは大手衣料品販売会社であるユ○クロの服よ。

ここの服値段は数千円だけど、サイズも着心地も完璧で、何よりオーダーメードと比べて、買ってすぐに着れるのがいいわね。


私はすぐに服を選んで着てから、家を出た。

エレベーターで一階に降り、外に出るとリムジンが待っていた。

(はぁ。私リムジン嫌いなのよね)

私はリムジンを無視してそのまま渋谷に向かって歩き出した。リムジンに乗っていたメイドは


「お嬢様?待ってください」


と呼び止められたが、そのまま無視して行った。


渋谷はいい街ね。おしゃれなものから変わったものまでなんでもあるもの。と私が渋谷のロ○トに行くと、そこにはなんと、小学生くらいの小さな女の子と手を繋いでいるなりとの姿があった。

(えっ?なんであいつがここに?)

と焦って柱に身を隠すと


(もしかしてあいつロリコン!?あいつの姿を写真に撮ってみんなにばら撒いてやるわ)

と私がスマホを構えて撮ろうとすると、なりとと手を繋いでる女の子が


「あっお兄ちゃん!盗撮魔!」


と言い私を指さしてきた。

(えっ?やばい...)

と焦ると


「あっ!あおいさん。何か探しにきたの?」


「ねえ。こいつ盗撮魔だよ早く警察に突き出そうよ!」


「おい。そんなこと言うな。あおいさんは俺の同級生なんだから」


と言い女の子をなだめてくれた。


「ところでこちらの女の子は?」


と私が聞くと


「俺の妹だよ」


と言われてしまった。

(ならロリコンにはできないじゃない!)

すると、妹さんが


「よろしくね♪」


とさっきとは違う態度で私に接してきた。すると、


「よかったら?あおいさんも一緒に見ない?」


となりと言われ私は

(えっ...)

と顔を赤く染めてしまった。

(なんでこんなやつと...でも...なんか嬉しい...)

私は

「そうですね。一緒に見ましょう」

と返答した。


私たちは渋谷でいろんなところを見回った。

(はぁ。なんでこんな奴なんかと...)

お昼頃になると


「お兄ちゃん。お腹減った〜」


と妹さんが言うと、


「わかった。なら帰ろっか。俺帰るわ。あおいさん」


と言い帰ろうとしたので私はつい、


「なら、私の行きつけのレストランがここの近くにあるのでそこで食べましょう」


と言ってしまった。


「えっ?でも、俺たち金ないんだよね...」


と言われたので、


「私が出すので行きましょう」


と言ってしまった。


「えっ?悪いよ」


と断られると、妹さんが、


「えー嫌だ嫌だ。」


と泣き出してしまった。


「わかったよ...」


と言われ私たちはレストランに向かった。


私たちがレストランに着くとなりとが、


「高そうだし、奢ってもらうなんていいよ...」


と言われたが、


「妹さんのためだから」


と言い中に入った。

私が中に入るとレストランの店長が、


「六本様!ご来店ありがとうございます。ぜひ奥の個室へお座りください。」


と言い出迎えてくれた。

ここは最高級の五つ星のレストランで、明治からの歴史がある。


私たちが奥の個室に座ると


「わーい!」


と妹さんがはしゃいでいた。妹さんは


「私はこれがいいー」


とメニュー表をみて最高級松阪牛のステーキを選んだすると、


「5、5万円!?」


となりとが、メニュー表を見て腰を抜かしていた。


「本当に払えるんだよね?」


と私に聞いてきたので、私は


「もちろん。行きつけだもの」


とお父様の純金製カードを出して言った。


「あおいさんが大金持ちだと聞いていたけどここまでとは...」


と驚いていると、


「なら私はシチューをいただこうかしら?。なりとくんはどうするの?」


と聞くと


「な、なら俺も同じのを...」


と言い私は注文した。


料理が届くとなりとや妹さんはとても美味しそうに料理を食べていた。


妹さんが食べ終わりトイレに行くと


「ごめんね。あおいさん。実はうち、貧乏でさ、こんな店初めてきたよ。妹があんなに喜んでる姿初めて見たよ。ありがとう。」


となりとに言われた。


妹さんが帰ってくると支払いをし、店を出た。

支払いをする際になりとが、


「10、15万円!?」


と驚いていて面白かった。


「私もう帰るね。」


と言うと


「本当にありがとう!」


と笑顔で言われ、私は顔が熱くなり言葉が出なくなった。


「あっあおいさん?」


と声をかけられると私は


「うん!」


と大きな声で言ってしまった。

私は恥ずかしさのあまり早足でその場を去った。


家につき自室に戻りベッドに寝転がると

(なんなのこの気持ち...もしかして私なりとのが好きなの?)


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質問です 六本は市原に逆レイプで総排泄腔パイズリ69しますか? てか逆レして欲しいです お願いします^_^
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