第十話 「悲劇」
朝になった。
私はホテルのモーニングコールで目を覚ました。横にはまだ寝てるなりと君の穏やかな顔があった。ああ…と起き上がって昨日のことを思い返すと恥ずかしさとともに妙な幸福感があった。
(私やっちゃったんだ…)
と昨夜のことを思い出していると隣でなりと君が起き上がった。
なりと君と目が合うと私は顔を赤くして目をそらした。
「付き合ったってことで、いいんだよね…///」
「うん…///」
となりと君も恥ずかしそうにそう言ってきた。
私は安心してベッドから立ち上がると服を着ていないことに気が付いた。
「あっ…///」
と声を出して布団にくるまると、なりと君が
「あっ、ごめん」
と言って私のカバンから服を持ってきてくれた。
「あっありがとう…///」
「全然いいよ、あおい」
と私を名前で呼んでくれた。
私たちが着替えて、寝室の外に出るとリビングにはみんながすでに集まっており、私たちが来るとみんなの目線がこちらに向いてきた。
私が恥ずかしさで何と言おうかわからずにいると
「あおい!おはよ」
とももかはいつものように接してくれた。
(やっぱりももかはいつでも変わらないな)
そこからの4日間はあっという間だった。
私たちは帰るために飛行場にやってきた。
「旅行たのしかったねぇ~」
とももか達と話して私たちは飛行機に乗った。
気流の問題からルートを変更していくと言っていたが問題はないだろう。
飛行機の中で行きと同じく私たちはゲームや映画を見て楽しい時間を過ごしていた。すると、アナウンスで
「緊急事態発生。ミサイル接近中、ミサイル接近中」
と流れた。
私たちは
「えっ!?」
と騒然となっていると私は急いで窓から地上を見るとそこは紛争地域だった。
私たちが焦っていると背後から大きな爆発音がした。
すると飛行機は傾いて墜落し始めた。
「キャー!!!!」
みんなが大声を出して泣いていると
なりと君が私のほうにやってきて私の手を握ってくれた。
「あおい。俺が守ってやる」
という声が聞こえた瞬間に飛行機は地面と激突し大爆発を起こした。
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