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エッセイ3

いったい私がなにをしたというんだ

作者: 七宝

 突然だが、私は痔だ。


 いや、痔の概念の権化とかではなく、痔で苦しんでいる患者の1人だ。


 肛門周囲膿瘍という痔で、私の臀部はこのようになっている↓


  挿絵(By みてみん)

    [5回くらい登場してる気がする図]


 脇道に膿が溜まるのだ。これが溜まりまくって激痛になったり、破裂して楽になったりするのだが、この時は塞がっている状態だった。


 この日、私は1人で家にいた。


 そして、屁がしたくなった。


 諸君はこの状況で屁がしたくなったらどのようにするだろうか。

 よほど壁が薄いとかでもない限り、我慢するだとか、スカシっ屁をするだとか、隠蔽寄りのことをすることはないだろう(とか3連発)。


 せっかくなので、全力で音を鳴らしてやろうと思った。

 左右の尻肉を完全に密着させ、腹に全力を込める。これで爆音が鳴るはずだ。


 ⋯⋯鳴るはずだった。


『ヅュッ』


 そんな音がして、臀部に衝撃が走った。

 肉にドリルを突っ込まれたような激痛に悶えながら、恐る恐る肛門に手をやる。


 ぬるり。


 血と膿が混ざりあったようなねっとりした生暖かい感触が指先に伝わり、私はなぜか「ごめんなさい」と呟いていた。


 勘のいい諸君のことなのでもうお気づきかと思うが、こういうことである。屁が、こうだ↓


  挿絵(By みてみん)


 私はそんなに悪い人間なのだろうか。

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― 新着の感想 ―
また七宝さんのおしりが大変なことに…! 私がピアノを弾いている間に、爆発していたなんて…! 病院に行った方がいいですね…。 こんなに繰り返すのは…ジ主すぎるので…!!
追記 病ダレに寺、痔はつまり墓までもっていく病という事ですね。
 アナ恐ろしや。  早めにお医者さんに行ってくださいね、やまいだれに寺で「痔」、ほっとくと死ぬまで治りませんから。  
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