原作愛と名付け
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
原作愛って何?
という解答が出たので、その小説です。
現代には『愛』という言葉がそれなりに溢れている。取り分け私が目にすること多いのは、原作愛と呼ばれるものだ。
――これは原作愛がある。
――これは原作愛がない。
そこでふと思ったのだ。貴方方が仰る愛とは何なのか。ただ作品に対する質の高さを指しているのでは無いか。其れは果たして原作愛と定義して良いものなのか。と。
一応、私も物書きである故、それ相応に登場人物、作品構成に至っては、それなりの愛情を込めている。けれども其れは、貴方方が指すものとは同じものなのか、判別が付かなかった。
今日も今日とて新しい作品を書いて、ネット上あげる。けれども短編はではほぼ無名である事が多い。名前を考えるのは非常に手間が掛かるから、考えている間がないのである。
名。其れはその登場人物の全てを表すとも過言では無いと思っている。その一文字だけで、相手がどんな人生を送り、どんな性格になり、どのような行動を起こすか、それらが何重にも掛けられて生み出される。だから、生みの親である私が中途半端な名付けをして良い訳がない。
適当な名前をつけるような真似をするぐらいなら、『彼』や『彼女』などの三人称を用いた方がまだマシなぐらいだと思っている。
そこまで考えて、ふと思ったことがある。名付けを行うのは非常に手間が掛かる。相手からしたら余りにも面倒で、煩わしいことであろう。けれども私にとって、それが幾ら面倒であっても、向き合わなくてはならないことなのだ。
――この作品は原作愛がない。このキャラのこと何も分かってない。
ふとそんな言葉が浮かんだ。
あぁ、原作愛とは、名付けと同じものなのだと。それがどれだけ煩わしく、面倒で、手間が掛かろうとも、それが例え相手に気付かれなくても、その子をその子足らしめる為に行わなくてはならないこと。それこそが、原作愛なのだと。
「名前なんて適当で良いじゃん」
「其れはいけない。私はこの子達の親なのだから。より自然で、より的確で、その子の人生全てを表すものでなくては」
其れは、例え周りが気付かなくても、考えてやらねばならないこと。
でもねぇ、まだ名前決まってないんですよぉ。
恋愛の長編。
また詫びよう。
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
私の昔からの疑問。
原作愛って何? 其れは質の事を差してるのではないの? 其れは原作愛と違うものなの?
んでもってそのアンサーがこの小説です。
愛とかああだこうだ巷で言われていますけれど、大元辿れば、
どれだけ面倒で、煩わしくて、手間が掛かっても、其れを覆す程、貴方を思って何かしてあげたい。
という事なのかと。
だから私は人間に対する愛って殆どないんだなと思います。
人と関わる事で生まれる良い事と面倒事、それを天秤に掛けて、少しでも面倒だと感じると全て投げ捨てたくなるので。
人間大好きな人って、自分が嫌われる様な事も言いますし、相手の行動にも手を出しますけど、絶対に見捨てないんですよ。
それって偏に愛だよなぁと、とあるキャラを浮かべながら思います。
エモいなぁ。またゲームしよう。