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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

諸説

 グレゴリウス暦というものを知らないならそれは知らない世界のものと思っていい。中途半端な預言者はグレゴリウス暦四五年十二月十一日午後十時二十三分、ロウディという名前の男性が誕生し、幼少期、ラウという名前の女性に恋をするのだという。のちにラウと同じ程度好きな女性を知ることになるロウディ……名前はオゼウ・ロックチャイルド。キャシャブランキャシチといわれるロウディの住む街で一番の富豪、ロックチャイルド家の生娘。多くのものから最高の美女と思われている。

 大分後、十八歳となったロウディは下半身を伸長する幻のキノコとされる、〝ヨタティン〟と呼ばれる物を探す旅に出る。ヨタティンは高価で、効果も伝説級で探し求める者は少なくない。ヨタティン探しの旅の途中、ロウディは、妖艶すぎなルシル・アドルノ=ヴィーゼングルントと離島のオアシスで出会い、交際を始め、リタ・リーという最高にかわいいメイドともメイド喫茶のキサナドゥで出会い友人となる。ロウディは二十歳前後から二十七歳になるまで複数の女とかなり遊び……ふけた。二十七歳となったロウディは世界が十歳代の時と変わりすぎていると痛感しすぎる。ロウディの心身も疲弊し変わりすぎていると痛感。二十七歳がここまで早くくるとはロウディには予想できなかった。余生、ロウディは持病により顔から下半身の骨が砕け散るのをあのうなるような体の音は、これの兆候かと感じ幻影と幻聴の世界で生き、ロウディ自身と世界にほろびを感じ、さらなる綻びを感じるのだという。オゼウ・ロックチャイルドとの結婚を求め。


 グレゴリウス暦二六年十二月十六日午後六時三十一分、オゼウ・ロックチャイルドが誕生。グレゴリウス暦二六年は他国の姫、サンドラの生まれた年でもある。


 オゼウ・ロックチャイルドが生まれ、七年が過ぎた。

 オゼウ・ロックチャイルドの父親、マーロンは、オゼウ・ロックチャイルドが自分の石像を建てたいと主張しても認めようとはしなかった。

 オゼウ・ロックチャイルドはグレムリンのペットと自分の石像を建ててくれそうな店を訪ねた。グレムリンのペット、名前はリム。瞳も含め藤色。

 少し実家から離れているが一応地元のニューリンオーズにある店を狙って一件目訪ねた店はマーロン・ロックチャイルド氏がオゼウ・ロックチャイルドちゃんの石像を建てるのに反対しているのなら、オゼウ・ロックチャイルドちゃんの石像を建てることはロックチャイルド家の意志に反する行為であるのでできないと主張しているのでオゼウ・ロックチャイルドはリンカン氏ゆかりの地でもあるリンカン・パークに向かい二件目を目指した。

 二件目の店では、オーナーに、もっと巨乳(オーナーからすると百センチメートルJカップ以上を希望とのこと)になってから来てほしいといわれたので、ザ・メン横丁の横にある無名級の店を狙った。他に石像を作れる店は地元にはないというのもあって三件目はその店となった。

 三件目を訪ねても店員らしきものはその場にはいない。実際、廃業寸前の雰囲気がある。

 後ろからお客さんが来たと思ったら、接客態度をしだした長髪男性。この男性がダヴィデ・ドナテッロ・ムステインという名前の男性で、店名にもディー・ディー・エムと名前の頭文字を使っている。

 オゼウ・ロックチャイルドはダヴィデ・ドナテッロ・ムステインよりも短髪でシルエットで見ると坊主に見えるような丸い髪型。毛は藤色であるがリムの藤色より薄いので見分けはつく。九対一で分かれた前髪で、眉毛より上にある。

 メモでオゼウ・ロックチャイルドの石像を依頼したらよろこんで引き受けたダヴィデ・ドナテッロ・ムステイン。グレゴリウス暦一六年九月十三日頃に生まれ、現在は身長百七十七センチメートルで見た感じ痩せている。

 オゼウ・ロックチャイルドは身長百二十六センチメートル。

 七日後、オゼウ・ロックチャイルドが仁王立ちした石像がザ・メン横丁に完成された状態で建てられた。完成された状態で建てられた当日マーロン・ロックチャイルドから怒られはしなかったが、金銭を渡され、別居することを強要されたオゼウ・ロックチャイルド。マーロン・ロックチャイルドからサンドラ姫のもとで宿泊するのは迷惑とされ否定された。結果、普段からキレ顔に見えなくもない顔を顰め、ダヴィデ・ドナテッロ・ムステインの店に宿泊するため再訪。

 ダヴィデ・ドナテッロ・ムステインはへリントン大統領の九歳の息子、ウサインを新聞で見て、オゼウ・ロックチャイルドをウサインのものにさせたくない、と、思った。

 夜明け。

 家具屋と魔薬局に用事ができたため、まず家具屋へオゼウ・ロックチャイルドとダヴィデ・ドナテッロ・ムステインは向かった。

SFだと一般的に嘘とされてしまう範囲が出るので、SFはえらばず実際にありえる事であるを前提にしたものです。

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