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問題の解決方法。ただし正答は既に記入されているものとする。

 「何を……お茶会には何を着て行けば良いのでしょうか?」

 ドレスコードは知っているだろうに。

 「そもそも、着る服を用意する手立てが……買う、何処で?作る、どうやって?どう、どう、どうすれば……?」

 オドメイドが誰の作ったドレスを身に纏って二度の茶会に出たか、その評判がどうだったかお忘れの様だ。

 「お化粧は、どうすれば良いのでしょうか?」

 一介のメイドを御令嬢に仕立て、自分も地味な御令嬢、ドジメイドやお節介執事、果ては屈強なコックにまで化けた実績をことごとく記憶喪失しているご様子だ。

 「立ち振る舞い、立ち振る舞いが……どうしましょう、今から覚えた付け焼刃で太刀打ちなんて……先生が、教本が……欲しいです。」

 マナーの先生こっちです……この方もマナーの先生だよ。

 この前の通常の茶会にクソガキとオドメイドを送り出し、決闘茶会にオドメイドを御令嬢として送り出した。

 人に教えておきながら付け焼刃を果たして名乗って良いものか?

 私は十分乱世で切り結べる名刀だと思うがね。

 「今からどうにかしてお断りする方法は……」

 おいおいおいおいおいちょっと待て待て待つんだ。

 「今までのそれはちょっと面白いジョークだと思っていたのだが、本気かね(・・・・)?」

 頭を抱えるポーズで尋ねる。

 「何処に面白い冗句(ジョーク)要素がありましたか?」

 何処にも嘘要素が無かった。

 1+1の和が2であると答える様に。

 水の融点と沸点をそれぞれ0℃と100℃であると答える様に。

 それが真実で真理の様に。真面目にそう言っていた。

 「今の発言は徹頭徹尾、最初から最後まで全てが実に面白いジョークで彩られた純度100%の面白いジョークだったが?」

 「何を仰っているのですか?」

 信じられない顔をしていた。

 「こちらの台詞だが?」

 「どういうことですか?」

 「全て自分でやれば良いだろう。」

 「それが出来れば苦労しません。」

 それが出来ることを知っているから苦労しないだろうと思って言っているのだよ。

 そしてそれが出来るのに出来ないと思い込んでいるから苦労しているのだよ、意思疎通に。

 「どうしましょう?」

 「本当にどうしましょう。」

 頭を抱えていた。両者別の理由で。

 さて、どうしたものか?いや、本人がやってしまえば問題なく、つつがなく、万事解決なのだがね。

 それだけに困ったものだよ……

 そんな時、膠着状態を破る者がいた。


 シェリー君の部屋の扉を、小さくノックする音が聞こえた。

 「はい、ただいま。」

 そこには意外な人物が立っていた。さぁ、誰だと思う?




 リーク情報です。

 この主人公が疑似ハーレム状態になる展開は既に考えています。

 ただ、おそらく3部で書く予定なので暫しお待ちを。書きたい、早く書きたいですよ。

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