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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

もう

作者: 人間詩人

もう誰にも

相手に

されなくなった

本当に孤独地球人に

なってしまった

やけになっても

何も変わらないし

まさか

命を

絶つ訳にもいかず

孤独地球人は

あきらめながら

絶望の空間へと

突入する

たぶん

そこには

何も

ないのだろうな

食べるものも

なんだ

それじゃあ

餓死と言うことになり

結局は

命を

絶つと言うことに

なるじゃないか

そんなの嫌だと

大声を

上げながらも

ふと気がつけば

現実問題に

陥っていた

さてと

あしたからの

食べ物は

いったい

どうするんだ

ここが

アメリカなら

教会の無料の

食べ物に

ありつけるが

ここは

アメリカではない

よく考えると

この国は

本当に

冷酷な国だ

寺院なんぞ

食べ物の無料なんて

絶対に

有り得ない

なぜ

こんなに違うのか

同じ地球人でも

別の地球人なのかと

感じてしまう

それに

財布の中は

何もない

いわゆる

一文無しなんだ

人間から

嫌われ

お金からも

嫌われ

もう少しだけは

生きていたいと

思っているのに

それを

許さないと言うのか

なんだか

無性に

悲しくなり

ひとつぶの涙が

地球の上に落ちていく

もう人間など

信じない

自分のことばかりで

助けを

求める手段もなく

やっぱり孤独死するのか

地球からみたら

チリや

ホコリのレベルの

わたしが

消えるくらいは

びくともしないだろう

本当に

人間ってのは

そんなに冷酷で

あって良いのかと

思うが

結局は

ひとりよがりに

すぎない

ここで出てくるのは

なんて人間は

無情なんだろうと

ポロリと

口が

動いた

さかのぼれば

小さな頃から

孤独だったのかもしれない

人間との

付き合い方など

まったく分からず

ひとりで

ぽつんと

いたほうが

うれしかった

いろいろと思うが

神が

いるのなら

助けてくださいと

お願いするだろう

しかし

神など

存在しなく

架空を

現実のように

見せかけているだけだ

本当に

神がいるなら

助けてくれるはずだ

しかし

人間を

救わない

そんなものは

ウソつき物語だ

だんだんと

腹が

減ってきた

もうすぐ

地球とも

お別れに

なるのか

ならば

お別れ会を

開こう

ひとりで

そして

ひっそりと

地球の地面に

帰る

それでも仕方あるまい

自分の行いが

悪いのだから

こう言う

運命に

なるのだと

自分に

納得させる

そして

さらば

地球よ

さらば

地球人よと

つぶやいて

去りたい

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