EP.1
「バスケ部の練習場所はここか」
僕、天野忍は神技中学校に入学した
「おーい!忍ー!」
この声は、あいつだな
「おーい、聞こえてないのか?俺だよ!トモだよ!」
こいつは友沢蓮僕の小学バスケのチームのキャプテン、友達思いでいいやつ。
しかもイケメンでバスケもすごくうまい、女子からの評判もいいし羨ましすぎるやつこいつならレギュラー取れるかもな
「あ、ごめん、トモちょっと考え事してたんだ」
「忍らしくないなぁ、もっとシャキッとしろって!お前以上にバスケが好きなやつはいねぇ、練習量だって俺の倍以上してるじゃないか!自信持てよ!」
本当にトモはいいやつだ
「そうだな!ありがとう!それじゃあ行くか!」
ドアを開けると2人の先生らしき人が立っていた
「神技中学校バスケットボール部へようこそ!君たちは入部希望者かな?」
すごく優しそうな笑顔の先生だ
「はい!入部届けを渡しに来ました!」
「そうか、ありがとう!君たちは明後日入部テストを受けてもらうよ!簡単なテストだから気にしないでいてくれ!」
「はい!よかったら今ここで自主練してもいいですか?」
僕はそう聞いたんだ
「お!いい心意気だ!それじゃあ1時間だけここのハーフコートを使って練習してもいいよ!」
やはり先生はすごく優しい
「ありがとうございます!」
「この子達はどれくらいのプレーができるのかな?少し早いテストにしよう!」