Are you ready!?
自分が二十一歳の誕生日を迎えるので、記念に書き下ろし。
気持ちは風化出来ても
思い出は美化されていくばかり
貴方を愛することを止めた私に
貴方に電話する権利なんて ない
それは分かっているつもり
それは分かっていたつもり
それでも
「今まで」と「これから」が起こす矛盾
上手く行かないジレンマ
例え長く続く暗闇でも
いつも貴方がいてくれるなら
どんな長い時間でも
光が差すの 待てると思う
そう言った時期があった
けど、私は永遠を待つには寿命が短過ぎる
「人間の感情って複雑怪奇。
だからこそ、人間は脆くて強い。」
本当に?
そう言うなら、貴方を忘れさせて
ほんの少しで良い、
離れさせてよ
ちょっとでも、自分が好きな自分になれるように
理想の自分に近づけるように
そして、貴方が
ちゃんと思い出に変わりますように
もっと「変わりたい」って思うなら
自発的に「変われる」ようにならないとだね
周りが「変わる」のを待つんじゃなく
果たして、その準備は
もう出来ている?
貴方も一つ年をとって、一つ大人の階段を登っていく。