その5 その他
5月27日の午前は奈良を観光しておりました。
で、午前9時ごろ近鉄の奈良駅から東大寺に向かって歩いていると右手に何やら行列が。
近寄ってみると奈良国立博物館で「超国宝展」を開催中とのこと、せっかくなので見に行きました。
最大の目玉は七支刀で、ありがたく拝んでまいりました。
それ以外にも日本史の教科書に載っていたあの仏像この仏像が目白押しです。
で、得た感想ですが……(奈良時代の)仏像は思っていたよりふくよかでした。引き換え「上人像」は軒並みガリガリに痩せている。想像と実物の違いでしょうか。
空也上人像、口から出てきた仏像はお顔の右へと並ぶんですね。
昔は上人の前方に放出されていたような記憶があります。
修学旅行で行った時にも思ったのですが、奈良っていい街だなあと。
どこがと言われると困るのですが、何となく。
大仏さんはやっぱり大きかったけれど、むしろ大仏殿の大きさに驚いてみたりしつつ。
万博ネタをあと二つほど。
その1
会場内の混雑度ですが、我らあづまゑびす……いえ、関東民的にこれを表現するならば。
ピーク時で「平日お昼過ぎの新宿駅・東京駅/鎌倉/TDR/土曜午後の川越」ぐらいの体感かと。けっこう混雑しています。
いっぽうで、万博への行き帰りに使う大阪メトロ中央線は、ピーク時でも「平日お昼過ぎのJR中央線(中野→新宿)」よりは余裕がある感じでした。
その2
会場内で道を尋ねると、スタッフの皆さん快く応じてくださるのですが、驚くほどに物腰が丁寧で恐縮してしまいました。
「〇〇ならば、ここをまっすぐ行っていただいて、××パビリオンがお見えになったら右に曲がっていただきますと、分かるかと思います」みたいな感じです。
しかしこれがなぜか、陽が暮れるにつれフレンドリーになってゆく。
「それならここまっすぐ行ってもろて、そこ右に曲がらはれば見えますよって」
ネイティブではないので誤訳が多々あるかとは思いますが、なんというかこんな感じ。
どちらが良いとか悪いとかではなく、それぞれ味わいあって良いと思うのですが、ともかくフレンドリー。
昼と夜とで何が違うのかと考えながら歩むうち、これおそらく環境要因によるものかと。
会場内を飛び交う大阪弁の密度が増すにつれ切り替えが進んでいくような……?
地元では通年チケットで夜間に楽しんでいる方が多いのかもしれません。
いろいろ発見の多い二日間でありましたと、そういうことでおしまいにしたいと思います。