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その3 イギリス/ポーランド/コモンズA/大起水産(5月28日午前)



英国(UK)パビリオン


 そもそもはトンガを見に行くための万博だったのですが、まずは混みそうなところからというわけで、イギリスパビリオンに向かいました。

 10時入りで待ち時間は10分強。カギは時間帯なのかなあと。

 

 テーマは「Come Build The Future (ともに未来をつくろう)」

 積み木の妖精(?)がナビゲーター。

 繰り返し強調されていたのはアイディアと創造性の大切さ、そして何かを作る(ビルドしていく)ことの意義です。


 映像の全編を通じて感動的でとっても良いこと言ってるんですけど、そこにとどめないのが英国流。ちょいちょいおっさんを苦笑いさせにくる。

「アイディアは奇想天外であってこそなんだ」

(そうだねパンジャンドラムだね)

「アイディアは組み合わせなんだ」・「イギリスは4つの国でできているよ(再三の強調)」

(そうだね分離はよくないね)


 いえ、笑うのが間違っているので、私が感じた心の声を真顔で言い放ってこその英国紳士なのでしょう。

 そもそもおっさん一人では場違い感アリアリ……とまでは申しませんが、もうひとつのテーマを忘れてもいけませんし。


「未来のための種を蒔く (See Things Differently)」

 若い人・子供さんに向けて力強いメッセージを送りたいという心意気をひしひしと感じました。

 マイクラを意識したであろうアニメにミニゲームと飽きさせない工夫もされていましたので、小さなお子さま連れの方にはおススメかと思います!

 

 お土産屋さんもお手頃価格からの品揃えでした……いえね、価格もさることながら。後(その4)にも述べるところですが、食べ物なら抵抗無いんですよ。

 英国式の喫茶店も行けば行けたんですけれど、まあいいかと。ホテルの喫茶店とかとたぶん同じじゃないかなって(そっちに行くとは言ってない)

 


ポーランド共和国パビリオン


 イタリア、イギリスと来たので……というわけでもなく、背中合わせに建っていたのでポーランドのパビリオンにお邪魔しました。


 並び始めたのが11時15分、この日の大阪は快晴で最高気温が28℃にのぼる中、パビリオンのスタッフさんが貸し出してくれた日傘の下で待機時間は20分。

 私の中でポーランドのイメージと言えば「つよつよ騎兵(厳しい立地)」、「意志が強くて粘り腰」、「情報産業」とかそういうイカツイ感じだったもので、お心配りには失礼ながら意外の感に打たれました。


 会場前のアクリル柱に今後のイベント予定(ポーランドパビリオンのwebサイトにも載っているかと思います)が記されています。

 7月21日 ポーランド「海の日」

 8月28日から ショパンウィーク

 10月1日 建国記念日

 そう言えばショパンはポーランドだったなあと。イカツイばかりという認識は改めるべきかも。

 そうして人物という観点から思い返せばキュリー夫人(近頃ではキュリー夫妻?)にヨハネパウロ2世……やっぱり偉大なイカツイひと多めかも。

 なお最も近いのが6月30日からの、「低地シレジア」ウィーク……内容が気になってしかたない。どなたかレポートお願いします。

 

 テーマは「未来を拓く遺産」。

 伝統的な文化と最先端医療・芸術、その連続性を意識した展示となっています。

 ハーブ・薬草、現代アート、そして詩。七草粥にまつわるエピソードなども興味深く伺いました。


 5月28日当時、特別展示は海に面した北部・ボモージェ地方について。

 「感性・未来」と「理性・歴史」の両要素を共存させる生きざまを大切にしているそうです。

 出口にて、その両要素を象徴する素敵なプレゼントをいただきました(期間・数量限定かもしれません)。


 触覚嗅覚聴覚またハーブと、全体的に感性重視の優しく涼やかな展示スタイルとなっています。 

 小さなお子さんよりはおとな向け、特に女性に――とまで言ってはキツイお叱りを受けるかもしれませんけれど――好感度の高いパビリオンかと思います!


 

コモンズAパビリオン


 そしてやってきましたコモンズA、これ見るために来たのです。

 子供のころ最初に出会った外国人がトンガの人だったと、それだけの理由ですけれど。

 埼玉県北のクソガキにはありがちよ? 汗まみれになろうや(最高気温39℃)


 トンガの人はいなかったのが少し残念でしたけれど、ほんの少しでもトンガ王国のことを知れたからいいかなって。

 これは以前からの知識になるのですが、皆さんキリスト教(メソジスト派)です。

 大切にしている価値観は「敬意」「謙虚」「忠誠」「愛」。

 展示の目玉はレリーフ(浮彫)でしたが、「木の皮」素材のレリーフは初めて見ました。どうやって作るんだろう。


 コモンズAパビリオンで気になったのは、エスワティニ王国。

 あ、スワジランドかと(他に何を知っているわけでもありませんが)。

 名前を変えた契機などを伺いました。大事なことなので覚えておきます。



昼食 大起水産

 

 お昼時を迎えたけれど、パビリオン併設の食事処はどこも行列しているし、外出るかコンビニで済ませるかと木製リングに近づいたところ、「食べ物屋さんぽくて人が並んでいないところ」を発見したので立ち寄りました。

 後から調べたところでは、「サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり」というブースだそうで、つくりとしては高速道路のSAやデパ地下フードコート的な趣です。


 気になるお値段ですが、量をしっかり食べようと思ったら¥2,000~かなと。3,000円あれば間違いありません。

 高いっちゃあ高い。特に大阪と言えば食い倒れ、「安くてうまい」ものが溢れていますし。

 でもイベント値段と考えればかなり良心的だと思います。


 ともあれ肉とか味の濃い粉ものって気分じゃないなあと、ぐるっと回ったところに海鮮が。

 大起水産というお店でした。海鮮丼980円。安い。

 外からの持ち込みも認められている状況で、これを高いと言うのはさすがに横暴じゃないかなって。


 お味のほうは……おいしかったです(小並感)

 いえ、何を食っても大概それ以上のことを言えないんです。

 食べ終わった後、1,500円の上盛海鮮丼にしとけば良かったなあ(行列してて取り替えられなかった)と思うぐらいには……おいしかったです(二回目)

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