左遷を栄転と勘違いしている遅刻魔
先日、ウチの職場から関連部署へ異動になった同年代の職員と話す機会がありました。
話の中で、彼が『気になったんだけど』と切り出してきたことがあります。
「俺、左遷されたとかじゃないよね?」
建前:「若い男性が居ない部署が欲しがったから異動になっただけだよ」
本音:「左遷です。完璧に左遷されてます」
そうなんです。彼は左遷されたんですね。
理由はいくつかあります。
まず『上から目線がすごい』ということ。
確かに彼は正社員なんですがウチの部署では新人の部類です。
ですがともかく上から目線で昔から居るパートのおばちゃん達の意見なんかもろくに聞かずバッサリ切り捨てちゃうんですよね。
元々、人の話をじっくり聞いて何を言いたいのか理解する能力は乏しいといった感じですね。
おかげでおばちゃん達の愚痴とかが私に飛んでくるわけです。
まあ、それでも『正社員らしく仕事してるんだったら』と思うじゃないですか。
周囲からの言葉や仕事ぶりを見ていて思ったのが『指示を出してるだけ』なんですね。
面会の対応とか医師の往診とか自分が対応すると言っている割にはその頃には別の何かをしていてすでに仕事を振っている他の人がやっている。そんな事が多々ありました。
何度か注意したことがりますがあまり理解していない様子でした。
さて、大きな二つ目は『セクハラ発言』ですね。
女性が圧倒的に多い職場でこれはある意味致命的です。
まあ、例えばですが『旦那さんとは今も○○〇してるんですか?』みたいなことをね。
後、流石にやべぇだろと思ったのは女性職員と夜勤中にした雑談。
かいつまんで言うと先輩から聞いた話で、夜道を歩いていたらワンボックスカーで山奥へ連れ去られて云々という知り合いがいるとかそういうやつです。
いや、ダメでしょ。女性にとってどれだけ怖い事かわからんのかなぁ。注意したら流石にそれは反省していました。
3つ目。サービス残業がクソ多い。
基本的に残業は所属長の許可が必要ですし、サービス残業は認められていません。
いや、『でも介護なんてサビ残だらけでしょ?』と思われるかもしれませんがウチの部署において夜勤明けの平均退社時間は『9時15分』です。
タイムカードを押した時間ではなくガチで職場から離れて帰っていった時間です。
申し送りの後に記録が少し残っていてそれ書いて着替えを終えて出て行って、それくらいです。
基本的に残った仕事は日勤者に引き継ぎます。
そんな中、実際に見ていた時や周囲の証言から導き出された彼の平均退社時間は『11時30分』。
はっきり言って『邪魔』です。何故そんなに遅くなるのか聞いてみると『記録が書けていない』『色々雑用をしていたら遅くなった』らしいです。雑用すな!
日勤者と雑談してることも多くそれを指摘すると『コミュニケーションです』という始末。
寝ぼけ眼で電話を受けて内容を忘れるとかも何回かありました。
はい、何か大分ヤバくなってきてますよね。
そして極めつけなんですが『遅刻魔』なんです。
記録を見ると大体週1、酷い時は週2くらいで遅刻しています。いずれも『寝過ごした』というもの。
正直、遅刻ばっかりする人って信用ないんですよね。
遅刻の事を指導したこともあるのですが『独身のあなたとは違って色々あるんです。忙しいんです』らしいです。
いやまぁ、確かに私は独身ですよ?気ままなひとり暮らしで日付変わるくらいまで執筆したりゲームしたりしてますよ。
ただねぇ、遅刻は出勤日をうっかり勘違いしていた1回しかないんですよ。
職場から『生きてますか?コロナかかって倒れてないですか?』って電話かかってきて大慌てでした。
ちなみに調子がいい時、私は5時半に起床してシャワーを浴びてから弁当作り。洗濯物を干して掃除機をかけて、ゴミ出しをして。7時には手動で連載小説を更新して。
はい、結構色々やってます。
まあ、そんなこんなで色々指導したが改善する気配なく、同僚達からの評判もあまりよくない。
結果、左遷される形になったのですがそこには以前の上司が居たので『俺、栄転だ。いずれ主任として帰って来ますよ』と喜んで出て行きました。
いや、その上司自体がいじめ行為で左遷された人なんですけどね。
結局彼は左遷された理由に気づいているのか否か。
ただ、話を聞くと相変わらず遅刻は多いらしくてあんまり変わってないのかなぁと思います。
ちなみに『起きられない』事に関してナルコレプシーとか病気のせいでは無いかとも助言しましたが『断じて違います』と自信満々に言われました。