ドラグニート
・ドラグニート
ディセントで数少ない、機械を扱っている国。
しかし、コンピュータなどの精密機械ではなく、主に蒸気機関を製造している。
竜神と人、竜人(亜人)の3種族が主に暮らしている、比較的安定している法治国家。
表向き大きな争いや差別などがなく、街中で竜人と人間の夫婦が歩いていることもよくある。
竜人は強い腕力とある程度の魔力を持ち、警察機関や消防、救急など現場で活動していることが多い。
人間は魔力と知性を武器とし、物流や政治機関、医療などを主とする。
竜は強い魔力と知性、戦闘能力を持ち、国のトップに属している。
人口の比率としては、人間が7、竜人が3、
竜は国に8柱しかおらず、大地から得られるマナを司る。
属性は火、水、風、土、氷、雷、光、闇の8種類。
灼竜、濁竜、莫竜、岩竜、雹竜、閃竜、輝竜、暗竜の8体で、竜神王と深いつながりを持っている。
竜神王の家系であるデインを支え、助けるために存在する、竜神の中でも人を守る側の者達。
国全体を八芒星で覆うように神殿が立っている。
神殿を囲うように大きな都市が存在しており、その都市を中心に町が形成されている。
都市から離れ、森や山にも村があり、そこには広大な土地を使った農耕や牧畜を主とし生きる人々が住まい、地域の食料を賄っている。
ゴーレムやホムンクルスの精製を行う機関や職業も存在し、そこには人間と竜人がごった返している。
表向きは平和な国だが、一部の地域や首都の裏路地では、風俗や違法賭博、麻薬カルテルなどもいる。
その中でも、エクイティから密入国してきた植物人間が仕切っているカルテルには、国も難儀している。
また南東の港町では武器を違法製造するコミュニティ(8竜の管轄外の街)が存在し、サウスディアンにマスケット銃を輸出している。
8芒星の真ん中には中心都市があり、8柱の竜の管轄する街間での交流が主に行われている。
街の中心には守護神デインを祀る石像があり、その地下には一般の種族には入る事が出来ないが、守護神デインが眠っている。