世界
・年輪とは
次元、空間が全く異なる世界が、中心であるひとつの世界からまるで年輪のように重なっているため、そう呼ばれる。
・軸の世界
中心の世界、それは所謂現実、自分たちのいる世界のことを指す。
元々は、全ての生物、全ての存在が共存していて、ひとつの世界だったが、破滅の危機に陥った際に竜神王が世界を分けた。
その際に起点として、分け隔てたすべての世界が歪まぬようにとしたもの。
元の世界ともいい、力をもたないものたちが住まう世界である。
その世界を守護するのが歴代の竜神王。
・年輪に属する世界
元々は中心の世界にいた者達だが、世界を分ける際にそれぞれの世界に飛ばされる。
世界の性質が元の世界に近いほど中心の世界に近いのであって、決して順番にできていったわけではない。
・年輪に属する世界の者たち
いわゆる、「力を持つもの」達が属す。
その中でも、同じ系統の力を司るものごとに世界が分かれている。
・ディセント、セスティア(軸の世界)
数多くある世界の中で、唯一表裏としてひとつの線の中に2つの世界が存在する。
お互いに干渉しあっているため、どちらかの世界が滅ぶと、もうひとつの世界も滅んでしまう。
・世界を渡る者達
様々な世界が混在する一種の大木の様な世界の中で、お互いの世界は干渉しえない。
そして、その世界を認知することもできない。
が、年輪の守護者etc例外は存在する。
・ディセント
セスティアの裏の世界と呼ばれる世界。
力を持つ者が住まい、2つの世界について認知しているものもいる。
機械があまり発展していない代わりに、魔法文明が発展している世界で、機械的なものを扱っているのは主にドラグニートのみ。
移動手段としてはドラグニートを中心とし蒸気機関が発達しており、蒸気機関車、蒸気船、気球などが主。
帆船も存在し、フェルンなどでは主流とされている。
人の移動は主に徒歩、動物に乗る、魔法によるテレポート。
テレポートは空間魔法の中でも難しい部類で、国のトップや精鋭、魔導士が使うくらい。
言語は統一されていて、軸の世界と同じ言語が使われている。
通貨はゴールド、シルバー、ブロンズ。
この三つは世界共通通貨として使われているが、国によって為替のレートや物価が変わるため、指標としては意味をなさない。
・ディセントの大陸、存在する種族
ディセントには神々に生み出された人間(厳密にはセスティアの人間とは違う)、妖精、精霊、竜神、亜人、神、仏と、7種族が混在していて、大体が国ごとに固まっている。
魔物は生き物ではなく、人間や生物の負の思念がその許容量を超えた時に現れる存在で、当たり前のごとく存在し、人を襲うものや、共存するものなど多種多様。