#64
3月になりました。各店舗で選ばれたカードゲーマー達が通信対戦で地区代表戦を行った。これにより3ヵ国16名が選出されて3月後半の世界大会へと駒を進める。
3カ国の招待VIPも1カ国30名で選出してもらい当日中型飛空挺で各地で回収してロイヤルホエール一番艦で宇宙ステーションまで移動する。
カードゲームの選手は各地から小型飛空挺で同伴者1名を連れてロイヤルホエール2番艦で宇宙ステーションに向かう。このロイヤルホエール2番艦はカーゴスペースが多く取られたカーゴシップだが50名ほどの人員を移動できるスペースを持つ。
主な招待客は王国からは宰相と第4王子と騎士団長と警護の騎士と侍従の30名。【8領連合国】からは各領からその子息や代理の者と警護と侍従の30名。【フラントン王国】からは宰相・王太子・アマーリア王女と騎士団長・警護の騎士と侍従の30名。
この3カ国合計90名がロイヤルホエールにて宇宙ステーションに向かった。
【フラントン王国】の一行は1週間前から【トウト】に滞在して【ノルトキオ】内の視察をしていた。
宇宙ステーション到着後は部屋割りを済ませると夜には各国の招待客を紹介しながらレセプションパーティーを開き盛大に世界大会の開会を宣言。
翌日から宇宙ステーション内の見学を行い。各施設を体験してもらい宇宙について知ってもらう。
やはり宇宙ステーションから観た【アーロス】は美しく展望フロアでは招待客を始めとした全員が溜息を吐き見惚れた。
人間がどれほどちっぽけな存在か分かって頂けただろうか?争い事はなくしていきたいものだ。
次の日は世界大会本番。抽選を行い対戦相手を確定していきトーナメントを進めて行く。
決勝に残ったのは【アルイド】の代表と王都の代表の対戦となった3戦行い2勝先勝した方が優勝となる。この模様は【アーロス】の姿とともに世界に放映された。
白熱した対戦を制したのは【アルイド】代表のモルク。最後のデッキトップが強く紙一重で優勝した。おめでとう。
優勝トロフィーと賞金が渡された。この他に複勝として非売品の優勝プロモカード3枚が与えられた。準優勝者にもプロモカード2枚。参加したプレイヤーにもプロモカード1枚が配られた。
これで大会は終了。夜にパーティーを開き閉会を宣言。
何とか無事終わらせることができた。翌日には選手は各地に送られて帰った。次回には【フラントン王国】からも参加者があると盛り上がるよね。4年に1度世界大会を開く予定だ。
宇宙ステーションに残っているのは各国の招待VIP。この後は帝国や聖教国に各大陸の教会について話合いが行われる。
話合いの結果は帝国・聖教国に対しては王国・【8領連合国】・【ノルトキオ】が連携してことに当たると改めて確認した。帝国と聖教国が攻めて来るルートは4箇所考えられる。帝国領に接する【8領連合国】の2箇所。残る2箇所は王国が帝国と聖教国に接するルートとなる。
問題は帝国と聖教国がそれぞれ攻めて来るのか2国で1箇所を攻めるのかが今の段階ではわからない為、どのように配置するのが良いか考えることができない事だ。一応、王国は聖教国から攻めてくるルートを中心に守りを固めて、【8領連合国】では2箇所に分散して守りを固めて【ノルトキオ】は侵攻が分かり次第に空から駆けつけることとなった。
各地各大陸の教会についてはやはりステータスのことや古代文明の技術や古代文明より前の文明の情報を秘匿していると結論づけた。
【フラントン王国】では今年の8月にステータスについて発表する予定だ。それに連動してタイト商会の手助けにより魔導化も進める。
【ノルトキオ】は各国へと飛空挺での航路と航空便を多くすることを確約。技術供与も約束した。更に魔導工学者や魔導技師の留学を受け入れる。
まずは魔導モーターによる魔導飛行機の技術を供与する。各地に飛行場を整備して航空網の構築を目指す。地上に帰ったら各国にサンプルの魔導飛行機を引き渡すこととなった。ベースは先日作成した複葉機だ。今回は2人乗りの物を渡す予定だ。
今回は成功と言えるだろう。あとは帝国と聖教国次第かな。
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