#57
翌朝、王太子・宰相・第三王女・第一騎士団団長・護衛騎士6名・侍従2名の合計12名がキングホエールに乗船。王都近辺を遊覧飛行。それを展望フロアから眺めてその圧倒的な技術差を知らしめた。
その後、5日間ほど滞在。その間、ナビ主導の元に現在取得している技術の延長線上の技術をある程度手解きした。いざ【ノルトキオ】へと帰ることとなると【フラントン王国】側から【ノルトキオ】へと行ってみたいと言い出した。まぁ良いよと王太子・第三王女・第一騎士団団長・護衛騎士10名・侍従6名・国家錬金術師4名が【ノルトキオ】へといくこととなった。
朝8時に出発して夜23時には【ノルトキオ】上空に到着。その夜はキングホエールで一泊。翌朝から【ノルトキオ】での見学が始まる。
翌朝から1週間掛けて【ノルトキオ】内を見学。一般市民が普通に魔導車を使い運用していることに驚き。各家庭に魔導具が取り付けられて生活しているのにも驚いた。農業などにも専用の魔導具が使われ魔導ドロイドが農作業する光景をみて更に驚いた。
【アルターラ王国】にも連絡して王都を訪れて国交を持ち、今後も機会を作り協力し合っていくこととなった。
視察団が帰る日になると第三王女が残ると駄々を捏ねたが王太子に諭されて大人しくキングホエールに乗り帰って行った。
それから1週間が経ったある日、
「レオン様!」と何故か手を振りながらアマーリア王女が駆け寄ってくる。
どうして?と悩んでいるとどうやらナビが勝手にアマーリア王女と侍女2名・錬金術師4名の留学を認めたらしく今ここにいる。
はぁ、とため息をつくと、
「レオン様、当分の間お世話になります」と頭を下げ上目遣いで言ってくる。
「ああ、宜しく」と返すとパァっと笑顔になり引っ付いてくる。するっと引き剥がしてじゃあと離れる。ああメンドクサ。
その後は精力的に魔導工学を錬金術師共々学んでいるらしい。
まぁ俺は島で1人マッタリ。あとはナビにお任せ。
4月に入ると不穏な噂が流れてきた。
どうやら聖教国が勇者召喚を行うらしいと。
?・・勇者召喚?何それ?ラノベとかではあったけどこの世界では魔王とかいないし何故?古代文明にもなかったよな・・・んん?もしかして魔法文字文明時代の物?
神敵である王国・【8領連合国】・【ノルトキオ】を滅するためにってか。お前らが神敵だろうがよ。
色々と情報を集めると聖教国は失墜した権威を取り戻す為に勇者召喚を行い神威は我らに有りとしたいらしい。迷惑なことだ。
王国からも聖教国が6月頃に勇者召喚の儀を行うと情報が来た。聖教国は積極的に勇者召喚を喧伝しているようだ。必死だね。
帝国内でも急激に軍備を整え始めたらしい。う〜んホントメンドクサイ。
「旦那様、伯爵様からこの度の食料調達の褒美がございました」
「おおそうか。上手く行ったか」
「はい、次は【8領連合国】・王国・【ノルトキオ】へと聖教国と共に攻め入るようです。そのためにまた食料調達を頼むということでした」
「それはならんな」
「旦那様なぜでしょう?」
「【ノルトキオ】へと手を出すならこちらは手を引く。アルメオ、商会は【8領連合国】へ本拠を移す」
「旦那様、それでは我々が危ないのでは?」
「大丈夫だ。赤い死神が守ってくれるだろうよ」
「???」
ふとそういえばとスライムテイムしたなと思い出す。どうしたっけと異次元ガレージを覗くと30ほどのスライムがいた。
??
どれが権三?
「権三」と声をかけるもどれも反応しない。
どうやら分裂するに従ってパスが薄くなり途切れたっぽい。ご、権三?権蔵?どっちだったっけ?。まっ良いか。
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