オルタナティブ・アイ
SGFというナノマシンにより、全身麻痺に陥った浄法寺奏の寿命はあと2ヶ月程度だった。死を望んでいた奏だったが、非合法ナノマシンであるオルタナティブ・アイを主治医に無理矢理体内に入れられてしまい、ナノマシンの中に寄生していた人工知能に身体を乗っ取られてしまう。その後奏は電脳世界に堕とされたが、その直後ウイルスバスターに腕をもぎ取られる。死を覚悟した奏だったが、同じく電脳世界に堕とされたSGF被験者に救われる。奏は助けられた恩返しとして、彼らとともに過酷な電脳世界の中で現実世界へ戻る手段を探すこととなった。