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26話 暴走のサイ

あらためましてペレス一行はダンジョン地下3Fにいった。

ここでペレスたちのステータスを紹介する。


1.ペレス・トロイカ(主人公)

攻撃3 防御4

【スキル】②ターン終了時まで味方1人を防御+1


2.バリタ・ワーピクルス(青髪普乳美少女)

攻撃3 防御2

【スキル】②1体に1ダメージ


3.グリタ・ゾン(金髪巨乳美少女)

攻撃4 防御3

【スキル】①ターン終了時までペネトレイト


4.ドリタ・ラシュトラ(赤髪爆乳美少女)

攻撃2 防御5

【スキル】③敵2体を麻痺させる


「速度どこいった?」とグリタが言った。

「クソ要素になるから消した」とペレスが言った。


ターン毎に魔力生成装置が生む魔力は③のまま、貯められるのも③のままで。

これですこしはバランスが取れたはずだ。


「ということであらためてダンジョン攻略にいくぞ!」


+  +  +  +  +


3体の攻撃2防御2のドワーフを倒してペレスは一服した。

なかなか疲れた。


雑魚はバリタが除去、大物はドリタが麻痺。

グリタとペレスが前線アタッカーの分担でなんやかんやここまでは上手くいった。


だがそろそろ厳しくなってきた。

特にパーティーで攻撃最強なのがグリタの4なのがきつい。

バリタの火力を上乗せしても限界があった。


「ワームとか攻撃6防御6だもんなあ・・・しかも2体セットで出てくるし」

「魔力制限きつすぎない?ターン⑤ぐらい欲しい。あと貯めは⑩で」


ペレスがぼやくとドリタも相槌を打った。たしかにそのとおりだった。

ダンジョンを降りていくと魔力生成量と貯蓄上限が上がるようにすればバランスのいいゲームになりそうだ。


とりあえず全員攻撃+1、防御+1にして魔力生成ターン⑥、貯蓄上限⑩にした。


「これでしばらく楽に勝てそうだな」とペレスが言った。

「待ってくださいペレス様!すごい敵があらわれました!」とバリタが言った。


それはサイの大群だった。ぱっと見で10体ぐらいいる。

計測すると1体につき攻撃7防御4のやばいやつだった。

しかもスキルにペネトレイトがついている。


「これどうすんだおい」

「とりま4体麻痺させて・・・も焼け石に水じゃん」


そのときぺかーっとグリタの額から光が出た。

サイの一体にそれが当たるとサイはいきなり反転した。


「あ、あいうちだと!?」

「これは、あいうち!?」

「あいうちだなんて!?」

「あいうちですって!?」


おまけに暴走の結果ペネトレイトの対象が散って隣のサイ2体にダメージが飛んだ。

すかさずバリタの追いダメで2体を焼いた。


「おし!あと6体!」

「ペレス様!これをお使いください!」


渡された巻物を上にかかげた。ぺかーっと渦がでた。

サイたちが真横にごてんとたおれた。


「今です!」

「うっしゃ!」


グリタが一発でふっとばす。他3人もそれに続いた。

サイたちは起き上がろうとするがぺかーっとでたうずのせいでなんか横になったままだぞ。


あっというまに暴走するサイを10体狩った。

サイの牙を抜いた。これは高く売れそうだった。

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