25話 コルツベット
ペレス一行はダンジョンに入っていった。
ここでペレスたちのステータスを紹介する。
1.ペレス・トロイカ(主人公)
攻撃3 防御4 中速
【スキル】①ターン終了時まで低速になり防御+1
2.バリタ・ワーピクルス(青髪普乳美少女)
攻撃2 防御2 高速
【スキル】②1体に1ダメージ
3.グリタ・ゾン(金髪巨乳美少女)
攻撃5 防御2 中速
【スキル】①ターン終了時までペネトレイト
4.ドリタ・ラシュトラ(赤髪爆乳美少女)
攻撃1 防御5 低速
【スキル】②レアンダロ・コルツベット
ダンジョンの地下1階にエレベーターで降りた。地熱で熱かった。
ペレスは手にしたランタン型魔力生成装置を見せた。
「これは1ターンに魔力③を生み出す」
「魔力③も!すごい!」
爆乳のドリタが言った。魔力③はすごい。
ペレスは続けた。
「あと魔力を使わなければ最大③まで貯められる」
「魔力を貯められるなんて!すごい!」
「つまり最大1ターンで⑥を使うことができる」
「魔力を⑥も!それはとてもすごいことです」
普乳のバリタと巨乳のグリタもびっくりしてた。
何しろ魔力⑥もあれば大体のことができる。
そこにゴブリンが2体やってきた。
攻撃1防御1の中速でスキルはなかった。
「ペレス様!これはどう戦ったらいいですか!」
「殴ればいいと思うよ」
高速のバリタが殴った。一方的に殴った。ゴブリンは死んだ。
中速のグリタが殴った。クロスカウンターが飛んできた。
防御が2しかないのでゴブリンを倒しつつグリタは倒れた。
「腕の骨が折れた・・・」
「人間には腕の骨がある。あとターン終了したら治る」
ターンが終了してグリタの怪我が治った。ターンって何だ。
ここで全員が気づいてしまった。
「これってもしかして」
「なんもかんも」
「バリタ任せでいいんじゃね?」
高速だと先制できる。おまけに②で1ダメージが飛ばせる。
何も考えず設定するからこういうことになるのだ。
「おい!気づいたらダンジョン地下2階だぞ!」
「バリタ先生にお任せコースで大丈夫だって」
そう言っていると敵が出た。
オーガが3体だった。筋肉がとてもムキムキしていた。
攻撃4防3中速だった。
スキルは「②ターン終了時まで自分以外の味方1人を攻撃+1」だった。
「なあ」
「なに?」
「ここの話作ってるの実は19日木曜の夕方で一週間分まとめて書いとってな」
「はあ」
「仕事から帰ってきたばかりですごい眠いわけ」
「──ほう」
「ちゃんとした攻略書く気力ないわけ」
「──ほう」
「だからな」
ドリタは魔力②でレアンダロ・コルツベットを使った。
敵全体に4点ダメージが入った。オーガは死んだ。
「なん・・・だと・・・!?」
「とりあえずこれであと3フロアぐらいは普通にクリアできる」
投げっぱなしでペレスたちは地下3Fへと向かった。眠い。