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15話 斧使いホルンとの攻防

「どう思いますか?ペレス隊長」

「おそらく僕らの作戦を考えて森から奇襲してくる。あるいはチームで戦闘するつもりだ」


「そんな・・・ペレス隊長の完壁な作戦の裏をかくなんて・・・!?」

「敵も強者ということさ。問題ない。こんなことちゃんと想定してる」


「さすがペレス隊長!!裏の裏をかくことまで想定してたなんて!!」

「まじかっこいいっす!最強っす!」


興奮する仲間たちに僕は内心浮かれながら指示を出した。

敵は大したことない。僕の裏をかこうなんてぶっ殺してやる。


「周囲を警戒しろ。固まっていたらまずいからもっと広がれ」

「よし!ペレス隊長の指示にしたがえ!!!」


森の中にピメールの部隊が広がっていく。

そのとき金髪巨乳美少女のブリタが言った。


「敵が正面から奇襲してきました!」

「かかったな、全員倒してしまえ!」


森の中に広がっていった味方があわてて戻ってきた。

だがその前に敵の部隊がこっちにせまってきた。


「あれは敵の副部隊長ホルンの部隊です!!」

「斧使いのホルンのやつか!くそっ、ぶっ殺してやる!」


青髪普乳美少女のガリタが言った。ペレスがそう言った。

敵は斧をふりかざして突撃してきた。


「くそっ、奇襲とか卑怯なまねしやがって・・・一時撤退だ!」

「撤退しろ!おまえらがバラバラ散ったせいだぞ馬鹿!」


+  +  +  +  +


ピメールと戦っているザボート町ギルドの副部隊長のホルン。

撤退していくペレスたちを見て号令をかけた。


「てめえらこのままいくぞ!全員ぶったおしてやれ!!」

「おおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」


斧使いの上級スキル「ブチンコ」を使った。移動速度が上がった。

強化スキルと防御スキルと援護スキルも使った。


「ぐへへ、ここで奴らを倒せば俺が次の部隊長だぜ・・・!」

「そしたら俺が副部隊長っすか!?」


副部隊長補佐のクドーが言った。正面突破を進言したのがこいつだった。

ホルンは満足そうにして言った。


「いいだろう。お前が次の副部隊長だ!」

「っしゃー!このままあいつらぶっ殺してやりましょうぜ!!」


ホルンの部隊は敵へまっしぐらに突撃していった。

時々しびれ薬の塗られた撒きびしを踏んだが気にしなかった。


全力で走ったらピメール部隊に追いついた。

ホルンは斧をかかげてスキルを使った。斧が大きくなった。


「ホルン副部隊長!味方がしびれて動けなくなってきました!」

「な、なんだと!?ぐっ、お、おれもしびれて動けない!!」


まさかさっき何度か踏んづけた液体が塗られた撒きびしにしびれ薬が塗られていたんじゃないか。

ホルンは気づいたが遅かった。


こちらが動けなくなったことに気づいたピメール部隊が反撃してきた。

青髪の普乳美少女と金髪の巨乳美少女と赤髪の爆乳美少女が先頭に立ってつっこんできた。


だがそれに切られる前にホルンは頭上に掲げたスキルででかくなった斧を持てなくなって落とした。

どすん!ホルンは自分の斧で真っ二つになった。オーノー!!

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