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日常
僕は恋をした。それは世界がなつみかん色に染まったように見えた恋だった
横浜市保土ヶ谷区に住む辰巳駿弥は高校1年生。今日もいつもと変わらない時間に起き、朝食をとって家を出た。行きは下りの電車で帰りは上りの電車を使ってるおかげで車内はそんなに混んでいない。学校の最寄である戸塚駅に着くとバス停に並んで7時40分のバスに乗って学校に向かう。そんな毎日を過ごしていた。それがいつからだろう。彼の世界に色が付き始めたのは。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー※あらすじに書かれていた月皇 愁は間違えました。本当にすみません。そこは月皇 愁ではなく、辰巳 駿弥でお願いします。本文を読まれた方、本当にごめんなさい。