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単語について

 翻訳アドオンがあれば単語の意味は分かりますが、いちいち調べていては読み進められません。

 辞書が無くても、ある程度単語の意味が分かる方法があります。


 それが語源から意味を推測する方法です。


 英語の単語は、ざっくりいうと、ゲルマン語系とラテン語系に分けることができます。(もちろん、これ以外の言語の単語も流用されていますが)そして中学高校で習うような基本単語はほぼゲルマン語系、つまりドイツ語系です。実際、ドイツ語の単語を見てみましょう。


 Apfel りんご

 Vater 父

 Kind 子供

 Haar 髪


 どうでしょう。英語とよく似ています。しかし発音してみるとわかりますが、いかにもゲルマンな感じがします。

 もちろん全て同じではありませんが、よく似た単語はたくさんあります。これらはゲルマン語系の単語です。そして、technologyのようなlogyがつく学術系の単語は、ほぼラテン語かギリシャ語からの借用です。正確にいうとロマンス語からの借用もあるのでややこしいのですが、重要ではないので無視して進めます。


 なぜ文法はゲルマン語系なのに、単語はラテン語系なのか?


 それは英語の歴史を調べれば分かります。「英語 ゲルマン語系」でぐぐれば、英語の歴史を解説したサイトがたくさんヒットするでしょう。イギリスは過去にゲルマン系勢力、ラテン系勢力に支配されたことがあるのです。そのときに他言語から受けた影響が単語に残っているのです。


 ドイツ語をかじれば分かりますが、ドイツ語はいかにもゲルマンな雰囲気で統一されています。ラテン語系の単語とは明らかに語感が違います。慣れてくれば、見れば分かるようになります。

 単語がどちらの系列か分かれば、意味が分からなくても、ラテン語系の単語なら、抽象的な話なのだと推測できます。小説なら、ゲルマン語系の単語は具体的な行動や描写に使われ、ラテン語系なら抽象的な説明なのだな、と推測できます。


 さらに語源辞典を使えば、レベルアップできます。語源を利用した本としては、『イラストで記憶に残る語源ビジュアル英単語』(清水建二著、中田達也、ウィリアム・カリー監修、学習研究社)があります。

 この本の監修者のサイトは非常に参考になります。ネイティブにとっても、当然ラテン語系の単語は難解です。ですから英語にも語源辞典があります。オンライン語源辞典としては「Online Etymology Dictionary」があります。一見難しそうですが、使ってみればすぐ慣れます。単語を入力して、okを押すだけです。


 英語におけるラテン語は、日本語の漢字のようなものです。日本語では、単語の由来を厳密に区別しています。中国由来の単語は漢字、欧米由来の単語はカタカナ、日本古来の単語はひらがなです。英語では全て同じアルファベットで表記するため、慣れていない日本人は学習するしかありません。ここはどうしても、ある程度の努力が必要です。それでも丸暗記するよりは、はるかに少ない労力ですみます。




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