何をやってもうまくいかない日
私は社会人歴8年目。
今、同じ部署に入った転職してきた年上の指導をしています。
ですがこいつ、私の指導中は絶対にメモを取りません。
空返事をするだけで、右から左に受け流しやがります。
私以外が指導する時はメモをします。マジで腹が立ちます。
こいつに教わってもね笑ぐらいに思っているんでしょう。
完全に舐めてやがります。
_________________________________
続いて、こちらは入社3ヶ月の年下後輩、こいつも完全に私を舐めています。
私『じゃあ、この書類出してきてそれからファイル庫に行って◯ファイルと△ファイルをとってきて〜‥‥
後輩『‥‥‥先にファイルとってきますね。さ、き、に、ファイルとってきますね。
私はこの時間帯のファイル庫の混み具合を知っている。
それに今日は水曜日。他場所の超巨漢汗かき社員が絶対に来ている。この時間に行ってしまうと確実に鉢合わせて、ファイルは取れないわ汗臭いわで、タイムロスになってしまうのだ。
ここまではっきり言わないと言うことを聞いてくれないのか?
というか、この子は来て3ヶ月しか経ってないのにもうできた気でいるのだろうか
反感してくる図太さが末恐ろしい。これ、きっと私以外の上司にはやらないんだろうなあ
こんなのが私には多すぎる。イライラするし、後輩勢からは完全に舐められている。
私は上役の人からの好感度は良い。だって言うことは聞くし、真面目だし、ちゃんと勉強するし。
_________________________________
定時になった。新人たちは『お先しまーすww』と言って、さっさと帰ってしまう。
『なにかできることありますか?』の一言は全くない。これも『なにかできることありますか?って聞いたほうがいいよ』って指導するべきなの?あなた達が私の隣にいた時に、私が私の上司に言ってたところ見てたよね?
_________________________________
節電云々で社員が残っているのに完全に真っ暗にする会社‥‥
そんな中でただ一人、上司が残した仕事をする私。
上司は概ね終わったら帰るしよぉ。『これあんたの仕事なんだから私に押し付けた分も処理してから帰れよな!!』なんて絶対に言えないけど、本当にイライラしすぎて且つフラストレーションが溜まりすぎて着ていた上着を豪速球投げるバリに床に叩きつけた。
物に当たるのは良くない。良くない良くないわかってる。
上着を拾って抱きしめる。
『‥‥あぁ、涙出てきちゃった』
疲れたんだよなあ私。頑張ってるよ私。
『もういいや。今日は帰ろう。これで明日怒られたらその時はその時だ。怒られた時に落ち込もう。』
_________________________________
私:『ただいまー』
私には付き合って2年、同棲して3ヶ月の彼氏がいる。
彼氏『おかえりー』
彼氏はすでに酒缶を3本開けてスーパーで買ったであろうお惣菜を食べている。
彼氏:『好きにこれ食べてよ』
と、残り物を勧めてくる。まあ食べ切ってなかっただけありがたいよね‥
二人でテレビを見ながら食事をしていると彼氏が恋愛リアリティショーをかけた。
私はこの類の番組は大嫌いなのだ。ちなみに以前彼氏にそれを伝えると『自分の好きな物を一緒に見て楽しみたかった』と言ってきた。
だから我慢してテレビを流見して、私はスマホをいじっていた。
それが気に食わなかったのか次は番組を変え、ドラマをかけてきた。しかも不倫で孕ませた系の。
難しい女で申し訳ないが私はこの系統のドラマも大嫌いなのだ。彼氏もまたつくづくイラつかせてくる。
私:『もし私が妊娠したらさー、支えてくれる?
彼氏:『わかんね知らね そんなのその時になってからじゃないとわかんなくね?
私の中の怒りメーターが切れてしまった。
私:『私たち結婚考えて同棲してるんだよ?なのに妊娠したら支えるかわかんない?知らない?その時になってからじゃないとわかんない?なにそれ無責任すぎ』
彼氏:『いやその時にならないとわかんないでしょ!そりゃ支えるとは思うよ?でも実際よくわかんないじゃんそーゆーのは実際なってみないと!!』
私:『じゃあ支えるよ だけでいいじゃん!なんでそんな言い方するのさ!
彼氏:『あのさ、気短すぎ。お前はさ、もうちょっと恋愛リアリティショー見たほうがいいよ?
私:『‥‥‥
サイフとスマホを持って私は玄関を出た。
私:『いいかこれは喧嘩じゃねーからな!!話し合いだったんだからな!!別れるとかじゃねんだからな!!』
と、玄関から大声で念をおした。
彼氏:『わかってる。わかってる。今のは話し合いだった。また別れるとかの話はそうなったらその時ね。
_________________________________
なんでこの男は一言が余計なのだろう。なんで私の欲しい時に欲しい言葉をかけてくれないんだろう。
わかってるよ他人だから、全部自分の思い通りにいかないなんて。わかってるけど毎回期待している私がバカみたいだ。
『今日は上手くいかないなあ』
7月の夜は上着はいらないけど、肌寒さが残る。こんな時迎えにきてくれる彼氏がよかった。
この年で付き合って、もう別れるのも面倒くさい。結婚して子供も欲しい。だから別れるのは年齢的にも厳しい。
絶対この人とは合わないのはわかってる。でも好きなところがあるのも間違いない。ただそれは私だけなんだろうな‥‥
私:『生まれ代わりたい。もっと楽しい人生を生きたい。生まれ代わったら絶対私になりたくない。』
私:『‥‥死にたい』
??:『じゃあいいよね?』
その声が後ろから聞こえて、腰ら辺の左の背中に鋭い痛みを感じた。
倒れ込んだ私。生暖かい液体。刺されたんだ私‥
痛い怖い痛い痛い痛い!
死ぬんだ私! え、私死ぬんだ? 誰にも見られないで死ぬんだ。
最期の時までこうなんだ‥
やっぱり私の人生、しょーもなかった‥
私:『ははは、やっぱ死んで正解だわ!こんなん生きてたほうが苦しいわ!!』
私:『わたしを殺してくれてありがとう‥
??:『なんでそんなこと言うの?
私:『へ?
私:『もう疲れたんだよ‥生きててもいいことないよ‥
??:『自分の方が生きててもいいことなかったよ
私:『そうかなあ‥私もう死ぬんだけど‥
??:『あなたになってみたいなあ
私:『(何を言ってるんだ?)
私は意識が遠のいていった‥‥
_________________________________
プシューーーーーーーーー
気がつくと私は電車に乗り込もうとしていた。
片手には暗記帳、肩には鞄をかけている。
止まった電車の前に映ったのは学生服を着た男子高生だった。




