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魔狩り始めました

このVRMMOは狩りゲーと言われるものである

広大なマップに存在する魔物…

それらを倒したり、観察したり、研究したり…


《名前を入力してください》

性別=男 名前=影

《それでは良い旅を〜》


目を開けると

遊牧民のテントのようなものがあり

魔物に襲われているようだ


《共有の倉庫に行き武器を選ぼう!》


クエストのようなものだろうか?

早速周囲を見てみる

剣のマークや鎧のマーク…

いや倉庫のマークってどれだよ…

宝箱が開いてるようなマーク…これか?


支給品

・回復薬×5 ・携帯食×2


違う…貰っていくけどさ…

結局、マークなんか出ていなかった…

不親切だよな〜


ボヤいても仕方ないので武器を選ぶ

大剣・鉄の大剣「A50」 剣盾・鉄の剣盾 「A40」

双剣・鉄の双剣「A25」 弓・木の弓「A45」

パチンコ・鉄のパチンコ「A10」


大剣 大きな剣

一撃のダメージは大きいが隙も多い

盾にすることもできなくはないがあまり推奨しない


剣盾 剣と盾

ダメージもそこそこ通り盾もあるのでバランスがいい

しかし、大型の魔物にたいしては技術が必要


双剣 剣×2

ダメージは少ないが隙も少ない

また両手に持った剣で防御することも不可能ではない


弓 読んで字の如く

一撃のダメージは大剣に次いで大きい

単体にたいして強いが囲まれるとどうしようもない

また、支給品として1度に支給される矢は100本である


パチンコ 主に石を飛ばす

一撃のダメージは圧倒的に低い

しかし、アイテムなども飛ばすことができる


双剣、弓、パチンコを選んだ場合

例※双剣を選ぶと弓、パチンコのどちらかを装備できる


ムムム…弓と双剣にするか…

支給品に増えていた矢を回収


《テントを片付けて逃げる時間を作ろう!》


チュートリアルがまあまあ鬼畜ジャナイデスカネ…

でも、どうにかしないと話進まないんだろうな〜

ひとまず魔物と戦闘している場所に近づく…


ふむ、奥にいるカマキリをデカくしたような魔物が

魔物を襲っているようだ

ビビッた魔物がこちらに逃げてきているのだろう

つまりテントがめちゃくちゃにされてもいいのなら

放置して逃げても魔物達は追ってこないかもしれないと…

で、チュートリアル的にはテントをめちゃくちゃに

されるなと…無茶をおっしゃる…


仕方がないのでカマキリの魔物が居る方に

大きく迂回しながら向かう

このテントのある場所は近くの森から少し離れた草原

そして、カマキリは森から出てきている

つまり森から奇襲作戦だ!


そんなわけでカマキリのうしろに居ます

森の中で魔物に襲われることもありません

カマキリから全員逃げたんだろう


作戦としましてはカマキリのヘイトを稼ぐそれだけです

では!一射目!思いのほか上手く行った!

カマキリはこちらを向いて攻撃の出処を探っているようだ

少し森の中に戻りましてもう一射!

胴を狙った攻撃は僅かに落ち横っ腹に刺さった!

流石のカマキリもこれには激おこ

すぐさまこちらに飛びながら突っ込んで来る

その間にできるだけ距離をとるために走った

距離をとるのが間に合ったのか追撃は無しと…

これでダメージは貰わなかったが追撃しないと

カマキリはすぐに魔物達を襲いに戻ることだろう


考えた末に少し戻って木の上に登ることにした

そこからカマキリを探す、幸いにもすぐ見つかった

すぐに弓を構えて 撃つ! 背中に当たったようだ

カランカランという音がし撃った矢が転がった

思ったよりもカマキリは硬いようだ…

しかしそれでいいカマキリが飛びながら突っ込んでくる

木があってもおかまいなしだ、次は正確に狙って翅を撃つ

運良く翅の真ん中を撃ち抜けたようだ

急激に失速し少し離れたところで止まる

その瞬間木から飛び降りた俺は双剣を振りかぶる

カマキリの翅がボロボロになった方の背中に突き刺す

当然大暴れするカマキリ

必死に掴まり振り落とされないようにする


振り落とされないように耐える事8分

なんとか倒しきったようだ


《現地人達は逃げ切ったようだ》


魔物の素材剥ぎ取りは近づいてボタン1つで楽チンだ

それにしてもこれからどうす…

《チュートリアル終了・冒険者の街《風》に

 送られます》るか?


気がつくと街についていた

どうやら現地人達と逃げてきた設定のようだ

プレイヤーが沢山いる


《持っているギルドカードを使い

 ギルドハウスに入ってみよう!》


ギルドハウスはギルドの2階にあるようで

同じ部屋にプレイヤーが入っていく

中に入ってみるとプレイヤーはおらず

家具は一通り揃っているようだ

ゲームの都合で部屋は同じで中だけ個人個人と…

まあ、いっか!ベッドで眠ってセーブする


ここから先は完全に自由

魔物を狩って装備を強化するもよし

魔物観察をするもよし、まさに自由だ

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