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第一章 プロローグその2
「ほえ~。ここが羽佐ね!やっとついたわ!」
巨大な門の前を跳ねる少女。それを見た長身の男が声をかける。
「お嬢ちゃん、”ソレ”絶対無免許だよね??15歳からしか免許取れないんだよ?」
「な・・・!?しつれいね!!私は17歳よっ!!」
「17・・・?嘘はだめだよ?(嘲笑)」
「嘘じゃないわよ!!はいこれ。帯刀免許証。」
ドヤ顔で掲げるそれには確かに17歳と書かれている。
「これは失礼。小さくて勘違いしちゃったよ。小さくて。(凝視)」
「お兄さん?私のどこを見て言っているの??そして、なんで二回言うの??首、飛ばされたいの??」
背負った白鞘の太刀の柄に手をかける黒髪ショートの少女は、ミハル・カタギリ。彼女がこの話のヒロイン.....
「これはミディアムカットよ!!」
この話のヒロいn
「ミディアム!!」
.....黒髪ミディアムカットの彼女がこの話のヒロインである。また、お察しのとおり、絶壁である。