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第30話:同情するなら金をくれ

サブタイトルと内容は関係ありません。

「ふぁー」

と達也は大きなあくびをした


今いるのは教室で、達也は先程まで寝ていたのである


達也の席の前に人が立っていたので、達也は誰だと思って寝ぼけ眼で顔を見上げた

その人はあおいであり、何故か文化祭の時に製作したメイド服を着ていた


「おはようございます

ご主人様」

あおいはどこぞの喫茶店のメイドが言いそうな言葉を口に出した


達也は寝ぼけているのか、ぼーっとした顔であおいを見る

そして、何を思ったか、達也はまた寝ようとした


その瞬間後ろから思いっきり叩かれた


「痛っ

何すんだよ」


後ろを見ると、そこには亜紀がいた


「何すんだよじゃないですよ

あおいがメイド姿なのに、何で寝ようとするんですか」


「夢か寝ぼけてるのかなって思って

目の前にメイドがいたら、誰だってそう思うだろ」


そもそも目の前にメイドがいる事自体おかしいのである


「目の前にメイドがいたら、萌えーと言うのが普通です」


「そんなもん、普通じゃねーよ

そう言うのは、気持ち悪い奴らが言ってるだけだ」


「テレビに出てくるオタクは気持ち悪いですが、そうじゃないオタクも一杯います」


萌えと言うオタクではないが、電車オタクなら二人見た事がある

一人は言っては悪いが、明らかにオタクと言う感じの男、もう一人はおしゃれなかっこいい男である

よって、萌えと言うオタクにも(かっこいい人は少ないかもしれないが)普通以上の人は多いのかもしれない


「さ、さっきから、ず、ずっと見られてるんですけど」

あおいは顔を真っ赤にし、恥ずかしそうに聞いた


「その格好じゃね」

そう達也は言った


教室にメイド服姿の女の子がいたら、男女関係なく好奇の目で見るか、目をそらすかのどちらかだろう


「は、恥ずかしいので、着替えて来ます」

そう言ってあおいは教室を去った

恐らくトイレにでも行ったのだろう


「男って言うのは何でこうも幼馴染が好きなんでしょうね」

亜紀は達也の前の席に座って言った


「いつもほんっとに唐突に意味の分からない事言うよな

で、どう言う経路でそう言う結論になったか、馬鹿な俺にも分かるように説明してくれる?」


「やっぱり裸エプロンと同じぐらい男の夢なんですかね」


「裸エプロンって男の夢なのか

初めて聞いたけど

ってか俺の質問は無視ですか」


「男なら誰だって一度ぐらいは思いますよ

まあ、達也さんは変だから思わないかもしれませんけど」


「誰に聞いたのそれ?

だから、質問に答えやがれ、この野郎」


「漫画やゲームで幼馴染と裸のエプロンは男の夢って言ってました

私は野郎ではありません」


「漫画かよ

お前の情報源ってほぼ漫画とかくだらないゲームだよな

何でそこには食いつくんだよ」


「漫画やゲームは売れるからそう書いてるんでしょ

だったら男はそう思ってるって事ですよ

食指が動くからです」


「それはお前の読んでるのが特殊だからじゃないのか?

って言うか俺もだけど、最後の文意味繋がってないよ」


「マ○ジンやジ◯ンプは特殊ではありません

そもそも私の読んだりゲームしているのは至って一般的です

私は分かるから大丈夫です

これが愛の力って言うんでしょうね」


「お前のやってるのは特殊じゃないかもしれんが、一般的ではないと思う

それが人間愛だと言うのなら納得だが、決してお前の思っている物ではない」


「幼馴染なんてこの世からいなくなれ」


「(もしド◯ゴンボールを7個集めたら、亜紀にコミュニケーションと言う能力を与えて欲しい)

幼馴染に何か恨みでもあるのか?」


「とあるゲームで攻略できるのが幼なじみだけなんです

他にも女の子たくさんでてくるのに」


「ギャルゲーって相手を選択できるの?」

「選択って言うか、一般的な物には女の子が何人かいて、どんな選択肢を選ぶかによってそれぞれのストーリーに入る事ができるんです

そのストーリーに入れる女の子を攻略できるキャラと言うんです」


「へえー」


「それでさっき言ったとあるゲームに戻ると、攻略できるのが幼なじみだけなんです

後は引き立て役なんですよ

私は幼なじみより真由美ちゃんの方が好きなのに」


「誰だよ、真由美ちゃんって」


「真由美ちゃんは凄い良い子なんですよ

ちょっと口が悪いんですけど、根は良い子なんです

それに引き換えあの幼なじみは確実に性格悪いです

瞳をうるうるさせるなんてあの馬鹿女が」


「だから真由美ちゃんって誰だよ」


「ゲームの中で私が応援しているキャラの名前です

それぐらい話しの流れで分かるでしょ」


「分かるとしても、一応言うのが筋ってもんだろうが

それにお前確実に真由美って言うのに偏り過ぎだろ

幼なじみはそんなに性格悪くねえんじゃねえか」


「だから、お前って言わないで下さいって、何度言えば分かるんですか

馬鹿なんですか

ここの高校に通ってるぐらいですし」


「ここの高校ば頭良くねえけど、馬鹿ではないよ

って言うか、お前も今通ってるじゃん」


「私は家から近かったからここを選んだんです

私の実力なら、もうワンランク上にいけました」


「ワンランクぐらいで馬鹿扱いすんじゃねーよ」


「ワンランク違ったら、大分違いますよ

なんなら、格の違いを見せつけてあげましょうか」


「ぜひ見せてもらいたいね

逆に帰りうちにしてやるよ」


「どうせ男なんて演技している女に騙されるんですよ」


「は?

何か話し変わってない? 」


「あんな天然なのが現実にいる訳ありません

絶対あれは計算です」


「何言ってるのか全然分からないんだけど」


「幼なじみの話しですよ

瞳をうるうるさせて可愛いく謝ったりとか、喋ってる途中に噛んだりとか、あんな女は現実にいません

いるとしたら、馬鹿な男を騙す為に演技している女です」

亜紀の声にあんな女絶対許せないと言う嫌悪の念がはっきりと表れている


計算された純情さや可憐さは、どこか汚いものを含みつつも、大半の男は魅了される

同性である女性は、この汚さを敏感に感じ取る為、男に媚びる女性を嫌う傾向にあるのだ


「まあ、確かにそう言うのは演技だろうけど、そんなにその幼なじみは聞いた限りでは性格悪いって訳じゃないと思うんだけど」


亜紀は馬鹿にした目で達也を見る


「はあー

何で男って言うのは、こんな女が好きなんでしょうね」


「別に好きって言ってる訳じゃないよ

でもさ、別に演技して男に好かれたっていいじゃん

何も悪い事してないんだから」


「だって汚いじゃないですか

そんな事してまで男に好かれたいんですかって話しなんです」


「世の中は綺麗事では回ってかないぜ

まあ、そんな大それた話しじゃなくても、現実の人間関係って言うのはドラマでやっているのなんかより、百倍汚いぜ

亜紀の言う演技を汚いと言うならな」


「何か的外れな気がします

例え達也さんの言う事が正しくても、男の前では180度変わるって言うのは駄目でしょ」


「何で駄目なの?

別に変わったっていいじゃん

人によって態度が変わるって言うのは悪い事みたいに言われるけどさ

だってそうだろ

友達に対しての態度と先生に対しての態度は違うべきだと俺は思うんだけど、それは悪い事じゃなくて良い事だと思うんだよ」


「それは礼儀って言う物ですよね

男の前で態度が変わるのとは違います」


「あれだ、親しき中にも礼儀ありって言うだろ

そんなもんだよ」


「態度変わるって言うのが礼儀なんですか?」

「礼儀と言うか、現代社会を生きていく為には賢い選択だな

本能なのか教育などによって植え付けられているのか分からないが、男の大半はプライドが高くて、女に上に立たれると嫌なんだよ

俺には全く理解できない話しなのだが、男が女を恋人として選ぶ時、自分より頭が悪い大学や高校の出身か給料が低い女性を選ぶらしい

これもプライドのなせる事なのかもな」


「自分より給料が高い女性や頭の良い大学出身の人と付き合ったり結婚したりする人もいますよ

この人達にはプライドがないって言うんですか?」


「そうじゃない

プライドはあるよ

俺の周りの大人に妻の方が給料何倍も良い人がいるが、その人はその金を家の為に使うな、外で使ってくれっていったんだぜ

これは自分のプライドを守る為だろ

夫より頭の良い女性は夫を立てる為に、わざと単語や事件を知らない振りをする人もいるんだよ

まあ、こんな事をするのは恋愛感情としての好きとか色々な事情があるんだろうけど、何でわざわざプライベートでこんな面倒くさい事するのか、全く理解できないがな」


「好きな人だったら、その人に嫌われない為に、我慢したりしますよ

少なくとも、私はそうします」

何を思ったか、とち狂った事を言う亜紀


「(何言っちゃってんだろ、この人は

やりたい放題やってるだろ)」


「何ですか?」

亜紀にじろりと睨まれる達也


「いえ、何にもです」


「たこ焼き食べる?」

炎夏が二人に声をかけてきた

手にはプラスチックの容器に入ったたこ焼きを持っていた


「何で炎夏はたこ焼き食べてるんだ?

学校に売ってないだろ?」


「学校の近くにたこ焼き屋さんあるでしょ

そこで買ってきんだよ」


「学校を出る門とか先生とか見張ってて、外に出れないだろ」


「あんな見張り方じゃ私を捕まえられないよ

グラウンドの方も見張らないとね」


「お前は忍者か」


「そうさ

あたいはくのいちの炎夏って言うんだよ

よろしくな」


「うわっ

今この人凄い恥ずい事言ったよ」


「かなり痛い人ですね」


「何それ?

せっかく乗って上げたのに」

不機嫌になる炎夏


「別に乗ってくれて言った訳じゃねえし」


「それに乗り方が違うと思います」


「ってか、歯に青のり付いてるよ」


「え?

本当?」

炎夏は咄嗟に手で口を押さえる


「ああ

鏡で見てこいよ」


炎夏はこくっと頷いて、たこ焼きを持ったまま、トイレへと向かった


「あ、たこ焼き全部食べてからの方が良かったんじゃないか

どうせまた、青のり付くんだし

ってか、食べ物をトイレに持ってくか?」


「ほんとっに達也さんは乙女心が分かんないですね

一体何回言ったら分かるんですか?」


「多分何回言っても分かんねえよ

俺、乙女じゃないから」

と達也は言った


また、

「(第一乙女なんているのかね

少なくとも、炎夏や亜紀は乙女じゃないな)」

と思った


「ギャルゲーをやって、少しでも乙女心を分かって下さい」


「ギャルゲーやっても乙女心は全く分かんないと思うが

それより、少女漫画読んだ方がよっぽど有益だろ」


ギャルゲーは多くは男が作って、男が消費する娯楽物である

女性では、男の欲望というのが今いち分からない為に、どういう女性キャラクターが男に支持されるのか、今ひとつ理解できないようである

すなわち、ギャルゲーに出てくる女性キャラと言うのは男の欲望の産物であり、女性から見れば、生理的嫌悪を覚える場合がある


しかし、少女漫画はその名の通り、男より少女が読む物であるから、亜紀が言う乙女心が分かる確率は高いだろう


「じゃあ、少女漫画読んで下さい」

亜紀はお願いするのではなく、命令口調で言った


「嫌だね

ギャルゲーも少女漫画も大嫌いだから」

「親友の頼みが聞けないって言うんですか」


「いつからお前と親友になったんだよ

ってかそれ、親友に対する頼み方じゃないよね」


「親友と言うのはいつなったか分からないから親友なんですよ」


「良い事みたいに言ってんじゃねえよ

……はあー、もう何か疲れた」


「ネロ状態ですか?」


「ネロ状態って何だよ

暴君ネロのように狂った状態の事ですか?」

達也はなぜか丁寧語である


暴君ネロと言われて久しいが、最初の頃は善政だったのである

また、尾鰭がついただけであって、そこまで酷くはないと言う説もある


「違いますよ

ネロ状態と言うのは、パト◯ッシュ、僕、もう疲れたよという状態を言います

つまりド◯クエで言うHPが赤色の状態です」


「そりゃやばいね

でも、俺はそんなに危ない状態じゃないから」


「じゃあ、あれですか

もう少しでボス倒せそうなのに、仲間のHPが少なくて、しかもMPや薬草がない状態」


「確かにそれは危険だけど、違う意味だよね」


「じゃあ、次は……」


「いや、もういいから

次って、わざとですか、この野郎」

今の達也には暴君ネロ状態の方が正解かもしれない


「そう言えば、二人とも遅いですね」


「ああ、そうだな

なんか用事でもできてどっか行ったんじゃない?

あおいちゃんは自分の教室に帰ったかもしれないし」


「ちょっと二人を探してきます

面白い事になってるかもしれないので」


亜紀は二人を探しに、教室を出て行った


「はあーー、マジで疲れた」


達也は椅子にだらけたようにもたれ掛かった


「あいつといると、本当に疲れる」

心底そう思ってるような声だ


「お疲れのようだね、ワト◯ン君」

そう炎夏が言った


「はあ〜」

炎夏を見て、達也は盛大にため息をついた


「何、そのめんどくさい奴が来たみたいな顔は

人の顔見てため息つくなんて失礼だよ」


「めんどくさい上に痛い奴が来たと思うと、ため息をつきたくもなるよ」


炎夏は達也の席の前に座った


「ええー、私痛くないよ」


「本当に痛い奴は自分で痛いって言わないから、やっぱり炎夏は痛い奴と言う事だ

ってか、まだ歯に青ノリついてるよ

トイレで取ってきたんじゃないの?」


「取ってきたんだけど、その後に残りのタコ焼き食べたの

もう一回行ってくる」

炎夏はそう言って、青ノリを取りにお花畑へと向かった


「二度手間だな

やっぱ、全部食べてから行けば良かったじゃん」

達也は誰にともなしに文句を言った


達也が疲れたのか、いつもの事か分からないが、ぼーっとしていると、

亜紀、太一、あおいの三人がやってきた


「あれ?

太一、亜紀と一緒にいても大丈夫なの?」


「かなり危険だが、いないともっと危険な事になるんだよ」


「人を猛獣扱いしないで下さい

ほら、あおい、達也さんに聞く事があるんでしょ」


「う、うん」

あおいは亜紀に急かされてそう言った


「あ、あの」


「うん、何?」

めんどくさそうにではなく、優しく聞く達也


「や、山口先輩って、え、えっちなビデオ見てるんですか?」

あおいは顔はゆでだこのように真っ赤で、恥ずかしと言うのが十分伝わる声で聞いた


「え?

ええっと」

達也はまさかそんな事を聞かれると思わなかったので、戸惑う


太一をちらっと見ると、

顔に言わないでくれ、お願いだと書いてある


亜紀の方も見ると、嘘ついたら、どうなるか分かってるでしょうねと言いたげな目である


「うん、見てるよ」

達也は友達より、我が身を優先した


その言葉に対しての反応は三者三様である


「え?

そうなんですか?」

あおいはショックを受けた顔をした


太一は絶望の淵に沈んでいる


亜紀はそれを見て楽しんでいる

まぎれもない悪女である

「でも、大半の男は見てるから、そう変じゃないと思うよ」

達也はフォローかどうか微妙な事を言った


「麻倉先輩は見るんですか?」


「俺は見ないけど」


「じゃあ、変です」

あおいはこの時だけはなぜかきっぱりした口調で言った


「(何で俺基準なんだろう?)」


「それに山口先輩は特殊なのを見てますからね」

追い討ちをかける亜紀


「特殊?」


「分かった

金輪際見ないから

俺が見てるのはあおいちゃんだけだから」

太一は危ないと思ったのか、話しをずらした


「(くさっ)」


「本当ですか?」

あおいは太一の目をじっと見つめる


「本当だよ

俺にはあおいちゃんが必要なんだよ」


「(気持ち悪っ)」


言いたい放題ならぬ思いたい放題である


「約束ですよ」

にっこりと笑うあおい


「じゃあ、私次は移動教室だから行きますね」

あおいはぺこりと頭を下げて、教室を出て行った


ちなみに今は昼休みである


「あれ?

亜紀は行かなくていいの?」


「私は自分の教室ですから」


「じゃあな

俺はまた旅に出るぜ」


「今回は見逃してあげましたけど、次はないと思って下さい」


「ふっ

貴様ごときにわしを倒せるとでも思っておるのか?」


「お前らはどこの漫画から出てきたんだよ」


「さらばじゃ」

太一は教室を颯爽と言いたい所だが、どたどたと出て行った


「(本当俺の周りって変なの多いよな

テンションの高さについていけないし)」


「本当炎夏先輩と言い、山口先輩と言い、達也さんの周りには痛い人が多いですね」


「ええー

さっきまでのってたのは、どこのどなたですか?」


「あれは山口先輩の精神年齢に合わせてたあげたんですよ」


「さようでございますか」

丁寧な言い方ではあるが、明らかに馬鹿にした口調である


「でも、あんなにあおいが嫉妬深いなんて知りませんでした」


「確かにな

あれには俺もびっくりしたよ」


「いつかヤンデレになりそうで怖いです」


「ヤンデレ?

何それ?

ヤンキーがデレデレする事か?」


「違いますよ

ヤンデレとは病むとデレを合わせた言葉です

誤解を恐れずに言えば、ストーカーと似たようなものです」


「犯罪者って事?」


「確かにヤンデレの中には犯罪者も多くいますが、そうでない人も多くまいます

一般的に言う普通とは違うのは確かですが」


「まあ、病んでるんだから、普通ではないだろうね

で、ヤンデレって何を言ったり、行動したりするの?」


「ヤンデレと言うのは実に多種多様なんです

それを説明するには時間がかかります

ですので、帰りに説明します」


「そんなに時間かかるならいいです

興味がある訳じゃないから」


「すぐ帰らないで、ちゃんと待って下さいよ」

そう言って、亜紀は自分の教室へと帰って行った


いつも通りの達也に有無を言わせない展開である


To Be Continued

同情するだけでは何の役にも立ちません。そう言うのは行動が伴ってこそ意味があるんです。何か自分の価値観を主張する所になってますね(苦笑)

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