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ナースの日常あるある  作者: リノン
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命の大切さ

看護師になって良かったと思うこと。

それは、生死の境に関わることで命の大切さ、誰かの大事な存在を自分の大切な存在とし一緒に守り抜く決意が生まれること。

看護師になって辛いこと。

大切な存在を守れず自分の非力さにぶちのめされること。

どちらも、日常であり非日常。一時たりとも心を緩ますことなく、常に張り詰めた空気の中で色んなものと戦う。

この人は私たちにとってはいち患者。だけど誰かにとっては唯一無二の存在。守らなければ、元いた世界に返さなければ。

私たちにはきっと、無償の愛が存在する。そう思えるのはまた、私たちにもそう思える存在がいるからだと思う。

人を愛する、って言ったら堅いけど

大事な人いるじゃない?親、子ども、兄弟、友達。ペットもかな。

だからこそ、嫌われる。医者はまた違う、私たちだからこそ嫌われてしまう...

それもまた良し。年取ると小さいことは気にならなくなるもんで。

医者に頼まれて家族に電話したりすると、キレられる。医者からもキレられる。

そんなときは腹の底から大きい声出して、笑う。で、明日からまた頑張ろうってね。

だけど、一旦深呼吸して、今イライラしたり親に喧嘩うったり兄弟喧嘩しちゃってる人居たら

この人との大切な時間は当たり前であり奇跡だということを知ってもらいたい。

何気ない日常は明日にはなくなってしまうのかもしれないことを。

昨日まで、さっきまで隣で笑ってくれていたあの人は、今沢山の機械に繋がれ自分の意思で目を開けることすら許されない。そんなことになる運命を背負っているかもしれないことを。


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