異常事態発生!
短いですが、皆さんのクリスマスプレゼント(笑)になれば……
巧達が宿屋で寝ていた頃……
「社長、大変です! IFOを遊んでいる人達が起きません!」
「何だと!係長、それは本当か? 原因はわかっているのだろうな!」
「すいません!わかって「係長~! 原因がわかりましたよ!」
「平社員A君! 何だったんだ?」
「平社員Aじゃありません、社長!原因は、開発部長の紀村が独断で設定をいじった事でした!」
「よし、わかった。設定を戻して、紀村を連れてこい!」
「そ、それは無理です。紀村は失踪中、設定をいじれるのは紀村だけです!」
「そんな…仕方あるまい。社長の命令だと言って、全社員を紀村の捜索にあてろ!」
「「はっ!」」
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「むにゃむにゃ?」
巧は寝惚けた頭で、先ほどからずっと叩いてくる何かを見た。
「もう朝です!いい加減起きて下さい!」
フィルはかれこれ1時間これを続けている。
巧は朝起きるのは苦手である上に、体の小さなフィルには起こせる程の力はない。
「仕方ない、おやじさんを呼ぶか~おやじさん~!」
巧はズキズキと痛む頭を押さえながら、機械の様に黙々と食事を口に運んでいた。
「おやじさんの作ったごはんは美味しいですね!」
「そうかそうか!」
フィル達は楽しそうだが……
ピカン
突然空に赤色の光があがった。
「アレは何なんだ?」
巧は痛みを忘れて叫んだ。
「あ、あれは、プレーヤーの救難信号です!早く行かないとですが、まだ……」
バーン
ホテルにドアが閉まる音が響いた。
「また、説明の途中で……初期装備のうえ、ジョブが無職なのに……」
感想等々大歓迎!




