ツッコミ不在の人間たちにツッコミたい②
2.不条理
私、輪廻転生統括大神から見て『創作作品への転生』は絶対にありません。
まず、前提となる『創作作品の世界』が存在しないからです。
『魂の籠もった作品には魂が宿る』という考えはあくまで人間たちの勝手な願望であって、それを具現化する法則はどの世界にも存在しないからです。
それに、仮に創作作品の世界が存在するとして、何故その作品の登場人物に転生出来ると思えるのでしょうか。
創作作品の世界が存在するというのなら当然その世界にはありとあらゆる魂が既に存在していて、当然その物語の登場人物たちにも最初から魂が存在しているのですからそこに転生なんて出来ません。
『魂があっても意思が無い』などと考えているのであれば、その登場人物と物語を否定しているのですから最初から存在し得ない事になります。
そもそも『登場人物への転生』というのは既に存在している者への転生ですから、自分の親に転生するのと同じぐらいにあり得ません。
これは『物語の登場人物になりたい』という人間たちの勝手な欲望だと気付くべきでしょう。
では創作作品への思い入れの強さが創作作品の世界を創り出すという考え方はどうなのかといいますと。
その理屈通りに考えるのなら、思い入れが強い《大勢の人間たち》によって1つの作品だけでも同一の世界が沢山存在してしまう事になります。
もし、思い込みで世界が創り出せるというのなら、思い込みであらゆる事が出来てしまいますから、大勢の傲慢な人間たちによって直ぐに世界破綻してしまいます。
これも摂理を無視した人間たちの勝手な願望です。
では、異世界は存在しないのか?というと確かに異世界は存在しています。
ファンタジー作品によくある剣と魔法の世界は沢山ありますし、同一の神が管理する世界同士への転生ならよくあることです。
それでも、記憶を保持したままの転生は起こり得ません。
何故なら、輪廻転生を経る事で魂の『個性』が失われて全く別の魂になるからです。
しかし、ここでこんな事を言っても自分たちの都合しか考えない人間たちには理解出来ないでしょうし、少し輪廻転生の流れを説明しておきましょう。




