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テンプレ王女は精神的に弱いようです

「ようこそおいでくださいました勇者様」


 目覚めるとそこには髪を青い髪を両サイドでくくった綺麗な女の子がいた。整った顔はまるで作り物化の様に整った顔は現世ではなかなかお目にかかれない。まさに異世界の王女様って感じだ。だが、


「「テンプレキタ~~~~」」


 毎回のことながら俺たちの口癖だ。このパターン多いんだよ。綺麗な王女様とかそういうパターンが。


「えっと、勇者様テンプレとは・・・・」


 王女が顔を困惑させながら俺等に聞いてくる。俺達には共通で言語理解ついているため聞いてる言葉も話している言葉も理解できるんだけど。こういうテンプレなど概念のない言葉はさすがに意味は通じないし。まぁ、知っても意味はない事なんだけどな。


「あぁ、気にしないで。続けて続けて」


 俺は先を促す。王女は少し不満そうな顔をしながら。ゴホンと咳払いをして。


「では、失礼します。私人族代表国。アーデル王国第一王女のマルティア・ネア・アーデルと言います。突然このような場所に召喚されて驚いているでしょうが。我が国の危機を救ってもらうために・・・」


「ア~~~ウ~~~ゲホッ」


 突如俺の隣から奇声が発生される。あぁ、そろそろいうと思ったぞ。すかさず喉仏に手刀を叩き込み。そのままチョークスリーパーで首を絞める。


「せ、先輩。ギブ、ギブギブ。HPがガリガリと削れて」


 俺の手をタップして救いを求めてくるが手は緩めない。大丈夫手加減しているからHP1は必ず残る。手は抜かないのに手加減とは何かって?そういうスキルだ。効果の一つに発動中は必ず殺さない。俺の数少ないスキルがこれだ。泣けてくるぞ。


「あの~、勇者様。これはいじめですか?私泣きますよ。年甲斐もなく泣きますよ」


 うん、いじり甲斐がありそうな王女様だ。しかし、俺はSではないので泣かせるつもりは毛頭ないよ。まぁ、こいつは放っておくと馬鹿なことしでかさないからな。  


「あぁ、気にしないで続けて続けて」


 もう、邪魔はできないように締め続けてるから。


「グゲキケコガガガガッガ」


 あぁ、苦しむあまり変な声が出てきたなぁ。


「もういやぁぁぁぁぁぁぁ」


 マルティア王女の悲鳴が城に響き渡る。いや、為政者の立場なんだからもう少し打たれ強くないとやっていけないと思うぞ。


出し惜しみはしない主義なんです。そして驚いてください。登校にふみきっておきながらストックの少なさに

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