用語集
~ヒトが虐げられない世界~
ヒトには優れた技術がある。
その技術をオルレアンに提供。
結果住人から恐怖をされる。
しばらくは平穏に暮らせたのだが。
突如としてナイトメアによってヒトを殺す動きが始まる。
事故などの偶然にみせかけ、緩やかに数を減らしていたので
周囲が気づくまでに年月を要した。
あることをきっかけにシキが街を脱し、平和の象徴、桜吹雪を乗っ取る。
その時から、彼が掲げた行動指針が「ヒトが虐げられない世界を作る」なのである。
~オルレアン~
ヒトとナイトメアが営む、最大級の街。
煌びやかなイメージとは真逆の、隔離し虐げる
暗い世界が色濃く反映されている。
シキとユイはここで生まれる。
しかしそのころから街は彼らを駆除するような動きを見せる。
最終的には大きな暴動が起こり、逃げ出した末散り散りになる。
今はもうオルレアンにヒトは住んでいない。
~ナイトメア・ブレーキ~
ナイトメア・アクセルが、暴力的なまでのカリスマ性を持つアゲハを慕った結果
彼女のシンマネに触れ、身体の因子が変異した存在。つまり彼女のしもべ。
それ以上にシキについていく決意を持ったほんの数名が
ナイトメア・ブレーキのまま桜吹雪のメンバーにとなるイレギュラーもある。
なぜ彼らがヒトを狙うのか、アゲハの命令なのかすら不明。
~ナイトメア~
遥か古来から世界に散らばる、鉄のような物質で構成された意志のない何か。
どこから生まれるのか、どうやって生まれるのかは誰も知らない。
原因不明の突然変異が起こるとそこに魂が宿り、ナイトメア・アクセルとなる。
意志のあるものを全て敵とみなすのか、
近い者がいたらゆっくりと近づいて近接攻撃を行う。
動きが鈍いが、力はヒトのそれとは比較にならない為、
訓練を受けた者以外はまず近寄らない。
~ヒト~
遥か昔からごくごく少数でひっそりと世界を転々としつつ生きてきた一族。
ナイトメアとは違い、非力で、時間と共に老い、勝手に死んでいく。
しかしながら彼らが各地にもたらした物作り技術は、大幅に世界を変えていく。
オルレアンもその一つで特に物質を利用して手元に残る武器を作る鍛冶技術は
この街をより発展させた。
~桜吹雪~
ヒトを守る為の組織として、シキがまとめ上げた。
始まりは桜吹雪という施設で、1対1の力比べの為の娯楽スペースがあり
シキがそこで名うての腕利きを全て倒した所から彼の力に尊敬し、
ついてくるようになった所から、開始された。
メンバーは日に日に増えており、現在非戦闘員を含めると700人。
戦闘員500人非戦闘員200人で構成されており、非戦闘員は
料理、物品管理、狩り等、戦闘以外のほぼすべてをカバーしている。
~イサリビ~
シーセルが会得している、己の身体をシンマネに変換することで
戦闘に必要なあらゆるスペックを限界以上に引き出す、封印された禁止技。
元いた村の倉庫から巻物を持ち出し、たまたま書かれていたのが
この能力の概要と習得方法である。
本来は、自身の身体を構成する高密度のシンマネが開放され続ける為
必ず死ぬ能力だが、似たような力を持っている桜吹雪の仲間数人と
度重なる議論、研究を行った結果、スペックの上昇も抑えられてしまったが
死ぬ可能性を極力排除した、いわば桜吹雪流のイサリビを手に入れた。